川柳報告 - アニメ - 2025年4月頃~ - ロックは淑女の嗜みでして
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第一話
- スズノミヤ さんはっどんな 音楽を
- お行儀が 悪いですよっ うふふふふっ
- 知らねーよ たまたま昨日 勉強し
- 権力者 ばかりかくゆう 私もっ
- 将来の 不安を感じ ることなく
- 毎日を 今は私も その一人
- 素晴らしい 先生がたと お友達
- 先日の 実力テスト でもトップ
- レディーとは 犠牲と奉仕 の精神
- 身につけっ 立派なレディー になること
- 泣き言は ナシよリリサー 私には
- こうけつな おとめノーブル メイデンっ
- 一族は より一層の 繁栄を
- それではっ ごきげんようっっ あっはいっ
- 1枚の 絵画のごとく ですわーっ
- みなさんが 騒ぐのも無理 ありません
- スズノミヤ さんですわよっ えーまあっ
- なのかなっ いつか私も あんなふう
- 学園に どうしてこんな ものが落ち
- おかあさま 気をつけなさい 人前で
- 気を付けて 行ってらっしゃい ねっリリサ
- お嬢様 なのにーなんて はしたない
- 大切な ものをなくされ たそうでー
- おほほほっ なんでもありま せんわーっ
- 人前で 恥かくところ だったーっ
- そうですか どうやらここで 落としたの
- 万が一 これがあの人 の大切
- 旧校舎 たしか老朽 化で今は
- お嬢様 何しにこんな ところにー
- このギター ピックあなたの ですわよね
- 指のタコ ギターでできた ものですよ
- 境にっ 私は捨てた ロックもっ
- 女学園 ギターなんてっ ふさわしく
- いませんっ あなたも忘れ てください
- わたくしが 下手くそだって 本当に
- 学園の かたと手合わせ できるなん
- 分際で 今回だけは 特別っ
- 押し出しっ このプレッシャー こいつはっ
- 生きてきた お嬢様にっ ぬるま湯に
- なんかにっ 全てを捨てて 生きるとっ
- 生きるとっ 覚悟を決めた 自分がー
- 完璧っ お前のギター は最高
- 最高に イカしてるなっ さすがはっ
- つまんねー のーってめーの ギターはー
- もしかして 線香花火 ですかーっ
- 燃やせよー こっちが萎える んだよーっ
- パートナー クロガネオトハ との出会い
第二話
- スズノミヤ さんっ朝から なんて品(ひん)
- つまんねー のーってめーの ギターはー
- まあいいや 昨日のことは 悪い夢
- お待ちして おりましたわっ スズノミヤ
- 一枚の 絵画のようっ あっあのっ
- つもりよっ 変な仲って 思われた
- 関わる気 ないのっだから ほっといて
- 学園で ギター弾いてた のバレたら
- わたくしも あまりおおやけ にしたくは
- 完璧な お嬢様ねー とにかくー
- とにかくー これでおしまい ということ
- わたくしは 今日の放課後 でもかまい
- なんてこと をっ申し訳 ありません
- スズノミヤ さん昨日の 演奏っ
- スズノミヤ さんは英語の 発音が
- でしたよね ほかの国へも よく行かれ
- あやしくも 切なく魅力 的ですわ
- 失礼っ お花を摘みに おっおほほ
- ですからっ つきましてはっ スズノミヤ
- 疲れたっ 全部あいつの せいだわー
- だったーっ そのうち返せ ばいいかっ
- 一段と 情感が出て きましたね
- 義理の姉 だしー気持ちは わかるけど
- いけないん だからっそして スズノミヤ
- おかあさま そうっ終わった ら一緒に
- いけるはず だから私は 絶対に
- お嬢様 あーありがとう ございます
- 多くがっ 生徒会長 を務めて
- 接点も ないのに話し かけるのは
- どうするっ やっぱり今度 あらためて
- 先日の 慈善パーティー お招きー
- リリサさん ランチにまいり ましょうかっ
- だったのに なんてきれいな 箸使い
- スズノミヤ さんはやっぱり 器用なの
- お断り したはずですっ お時間は
- どうせなら オトハと呼んで くださいな
- スズノミヤ さんは一緒に 交わって
- わたくしは とても興奮 しましたっ
- ラウンジに 行ってらっしゃる んですねー
- 最近っ 何か心を 奪われて
- どうしてー そこまでドラム に熱中
- 安定し たビートこれを 聴くだけで
- やってるの たとえば華道 だったりっ
- ことじゃない えっとそれって お嬢様
- わたくしは これを叩いて いるときが
- うるさいっ お嬢様とか そうじゃない
- ありません この振動が 心臓の
- 一緒にっ 交わりましょう スズノミヤ
- していいっ ざけんな私 がこれまで
- やりたいと 思ってしまっ ただなんて
- こんなもの 必要ないっ もう未練
第三話
- わたくしは これを叩いて いるときが
- うるさいっ お嬢様とか そうじゃない
- ありません この振動が 心臓の
- 一緒にっ 交わりましょう スズノミヤ
- していいっ ざけんな私 がこれまで
- なるために ギターを捨てた それに何
- やりたいと 思ってしまっ ただなんて
- こんなもの 必要ないっ もう未練
- 最後だよ それでそれでっ 曲は何
- 前回の 借りはきっちり 変えさせて
- 捨てたんだ 音楽だけじゃ なく漫画
- 学んだっ 血が滲むよう な努力を
- 幸せに 暮らせるように するためっ
- ツェッペリン 知らないしバカ にするんだ
- そうすべて うまくいってる ギターなん
- さっさとっ 諦めさせて くれよあっ
- プレイでっ 私を誘っ てやがるっ
- なんだって いいっあんたの 感情も
- 瞬間っ ほかのことなん て考え
- 嘘つきだ きっとこれなし じゃ生きられ
- だっせーな それで全力 かよキック
- カッティング ザコすぎビビリ で粗さが
- スズノミヤ さんとクロガネ オトハさん
- オトハさん これは戒め です昨日
- 大声で 合同体育(ごうどうたいく) でお見かけ
- もちろんっ それで結構 ですあーっ
- またやっち まったヨシって なんだよっ
- わたくしも 見習わなけれ ばわたくし
- しまったー またお嬢様 らしからぬ
- 本当に ユニークですわ おっほほほ
- セッションの 影響だわー この不燃
- こんなこと じゃーっノーブル メイデンは
- そういえば ここって勝手 に使って
- 知ってるの 前にあんまり おおやけに
- 両親は まったく気にし ませんから
- この部屋っ 防音ですし ねっねえっ
- 目標は 自己のモチベに 繋がるっ
- 素晴らしい ですわそこまで しっかりと
- リリサさん 自分のギター に自信が
- なるための バンドですから いいのかー
- 目標が ぼやけてるのよ どうせやる
- リリサさん ギターをやって いることが
- 私はっ 学園イチの お嬢様
- ガチだから なるほどですが スズノミヤ
- 守るため にっ必要な ことだから
- あのかたの ことですっ今 高等部
- てっきりっ ご親戚かと 思ってい
- 夢中なん ですよーああっ リリサ様
第四話
- 今頃っ ある日突然 母と姉
- あいつらは 我が物顔で 住み着いた
- こいつらを 見ると吐き気が するっでは
- 丁寧に 気持ちを込めて はいっんー
- リリサさん きちんと今日の 復習を
- 叱られて しまいましたわ アリスさん
- だっけなー こうやって無視 されるのっ
- 片付けて いただけますか えっ見たく
- 先生に 怒られていた みたいです
- おかあさま そう努力家の リリサちゃん
- ええとても 楽しいですわ 良かったー
- 捨てたもの ねーっロックも ギターもっ
- おかあさま あんまりお邪魔 しちゃ悪い
- どちらへっ お帰りになり ませんのっ
- スズノミヤ さんは風流 なかたです
- やっぱりっ そんな気がして いたんです
- メン募よっ 綿棒耳の お掃除に
- キーボード ライブをするに してもーっ
- 知らないわ よーっ今から 募集かけ
- 知りません でした全力 で相手に
- こんなにも 気持ちいいこと だなんてっ
- 見つかるの あらわたくしは 全力で
- しとこうっ 募集は女性 限定っ
- イタリアへ 留学されて いたのです
- たぶらかし てっ私から 奪おうと
- 魔女たちを 追い出すにはっ どうすれば
- 演奏に チャレンジします あーっあの
- アレンジに ドラムとベース が入って
- お願いし たくフレッシュで パワフルな
- 行ける距離 だしっこういう のに参加
- フレッシュで パワフルな奴 募集なら
- 上達の ためにベースの 練習を
- そういえば 古い知り合い が似たよう
- 繋がるし 吹奏楽の エキストラ
- はいどんな 交わりになる か楽しみ
- 観客に 手拍子させた りするよう
- 今回は 2人のときと は違うん
- 気に入って いただけたよう でよかった
- あの人だ どうしてこんな ところにっ
- いましたの そんなはず無い さっき見え
- スズノミヤ さんの妹 さんですね
- いただいて ますわよろしく お願いし
- あの人と 一緒になって 嘘をつく
- あり得ない お邪魔をしてー 失礼し
- でしょうねっ そんな母親 にあなたは
- 末永く 家族でいるの ですからっ
- リリサさん でもっドキドキ しましたわ
- だったわね あの子が来るっ て教えて
- 飛び込んで くるなんてはー どこがーっ
- やがってっ てめーのベース はどんがめ
- リリサさん ギターは持って きたんです
- 応募して くれたーベース とドラムの
- 本名は まずいもんねー オトーです
- 楽しくが うちのモットー なんだその
- 盲腸で 入院してと 思ったら
- 感謝して るっ本当に ありがとう
- いくからっ しっかりついて きてくれよ
- ドキドキし ますわねうんっ 緊張が
第五話
- おつやかよ みんな失敗 ビビりすぎ
- もう少し 抑えてもらっ てもいーい
- 楽しくが うちのモットー だからーっ
- むずくてー ついていけない んだけどー
- 思ったら さーっ違って ビックリし
- まさかのっ 街の吹奏 楽団っ
- いってもっ CD2枚 のマイナー
- わからねー そもそもろくに 聴いてすら
- 盛り上げる ための脇役 でしかねー
- お願いし ますよせいぜい 盛り下がる
- ヒヨリちゃん 本当に来て くれたのね
- 私のっ 家庭教師の 先生が
- 良かったわ ねーっ特等 席ですね
- お上手っ エデンって曲 ですってっ
- イシタニー ジュンさんでした ありがとう
- あいつらが トリなんだよっ それ何度
- ほらあそこ まあ本当に 瓜二つ
- やっぱりっ 間違いないっ あの人だ
- 隠れてっ 庶民の学期 を弾いて
- 口裏を 合わせるような ことまでっ
- トチったっ クラリネットも フルートも
- 危ねーっ 立ち直ったっっ ヒヤヒヤし
- おかげだっ 失敗なんか ビビってん
- 演奏も ボロボロこっち は必死で
- 全力が こんなに楽し かったこと
- 何これっ これが庶民の お姉様
- このままじゃ 2人に負ける みんな死ぬ
- 登場っ 見てたよカッコ いいプレー
- あるんだな 見直したよー きみたちも
- 歌ってりゃ いいと思って んじゃねーよ
- 居ましたー もーうっ探し たんですよ
- 私たち 親友じゃない ですかーっ
- この百合っ 私のお部屋 に飾って
- 音楽っ お姉様って いつからっ
- たしなんで いたのかしらっ アリスさん
- リリサさん どこへ行ったか 知りません
- ごめんねっ 急いでるから リリサさん
- いいけどっ 無断でプレイ を変更
- 前までは 一人でドラム を叩いて
- 人前で 見せつけること もできてっ
- 本当に 楽しかったっ きっとこの
- わたくしっ 早くメンバー 増やしたい
- それどころ じゃないんだよあー いけずーっ
第六話
- そのような ものに出演 される際
- バレること はなくっ行って らっしゃいっ
- 私はっ ギターを捨てず にすんだっ
- あのときの 余韻がっまだ 指先に
- わたくしっ 早くメンバー 増やしたい
- かわいそう まだ登らなきゃ いいのにー
- あっぶねー またやっちまう とこだった
- 歓声が 私やオトハ のときより
- 長身で 中性的な ルックスっ
- ハイクラス コスメブランド の創業
- なんだった んだーあいつは おっんーっ
- よっしゃーっ 頑張ったかい があったわ
- 先生の 授業っとても 聞きやすい
- 一員と なられた以上 全生徒
- ここまでっ 今日は親睦 を深める
- ダージリン になりますでは ストレート
- 第一歩 生徒会入り は果たした
- 身に余る 光栄ですっ 学園の
- 上場っ 今日のところは このくらい
- 会長っ 遅くなってー すみません
- とはいえっ 副会長が 居ないので
- 実は今朝 ある女生徒に ぶしつけな
- この量を どんだけドラム 叩いてき
- わたくしっ 今楽しくて 仕方あり
- にがさない ように服従 させないと
- なんだって 言葉が不穏 なんだけど
- 本当に 良かったですっ まだ何も
- 必要が あるときだけに してよねっ
- なんだこれ レッドファミリア のコメント
- わたくしっ これで失礼 しますでは
- わークソー この曲マジで ムズすぎー
- このような ことをしている とはイズミ
- 私もっ たまたまここで 見つけてっ
- 頼み事 があってあとを つけてきた
- 2年ぶり ですわねシラヤ タマキさん
- 見かけてな 動画を撮って くれてたん
- えーっとー それはどういう 僕をきみ
- ウサミちゃあん ウサミはいつで もヒナちゃん
- 僕実は 自分に自信 が無いんだ
- ご実家の コスメブランド のCM
- ティナちゃんは みんなが求め てる姿
- 人前に 出てきたけどー そのたびに
- 何もかも 人の顔色 を気にして
- ちっぽけな 存在だとっ 感じてい
- マジかよー 凄腕バンド にどれだけ
- 捨てろーっ あいつのギター にはなんの
- お断り させていただき ますわあっ
- 申し訳 ありませんがっ わたくしは
- ギタリスト なんて考え られません
- もう一度 私の誘い を断れ
- ものならな もちろん見させ ていただき
- ふさわしい かたにお渡し しましたわ
- 撮影の 合間っ一人 になりたく
- 思ったん だっあんなふう になりたい
- 僕も是非 音楽隊に 参加させ
- ティナちゃんを 入れてあげてっ お願いっ
- 生徒会 副会長っ 断るに
- 僕なんか ダメダメで何 も無い奴
- すまないっ 補正下着が 壊れてっ
- もう何が なんだかーあっ リリサさん
- きみたちの 音楽隊に 入りたく
- できますわ ねっおあつらえ 向きですわ
- 高等部 2年のシラヤ タマキ様
- 私はっ オトとバンドを 組むために
第七話
- シラヤさん だいぶお疲れ 様でした
- 組みたいと はいお誘いを 受けました
- 対バンで しかもバトルっ て話に
- つもりかよ 捨てるも何も 最初から
- 最初から ヘルプで入っ ただけだが
- 付き合って いたら私の ソウルまで
- 捨てたこと 今までねーよ それなのに
- めんばーに なってもらうっ 断るっ
- それってっ バンド同士で 勝敗を
- いるのにっ わたくしったら ですけどー
- いいさその 対バン勝負 やってやる
- なったらっ てめー一番 下っ端だ
- なんだけど ちょうどふた枠 余ってて
- でてくれよ ガールズバンド 限定っ
- 吠えるなっ 私とオトは 負けないっ
- されやすい かたですけどっ 本当は
- どの楽器 弾くのかも知ら なければっ
- 小指まで フルに使った ピッキング
- 上手いのに お前のギター をじっくり
- シラヤさん たしかにあなた のギターは
- わたくしは リリーとバンド を組みます
- 聴く限り 私と比べ たあいつの
- もし何の 魅力も感じ なかったら
- わたくしの ことは諦め てください
- いいだろう ヘルプで加入 してやるっ
- したことを 後悔させて やるはーっ
- メンバーは この4人だけ なのかなっ
- なのかなっ この人のこと 忘れてた
- お誘いは ありがたいがっ これからー
- これからー 大事な用が あるんだっ
- また誘っ てくれ素敵な レディーたち
- ご対応 あんなに触れて いただける
- いつもより やり過ぎちゃった けど今の
- 大丈夫 だよっとっても スマートだ
- 始まるね すごくドキドキ してるよっ
- だったのに そういうわけで 今回の
- ティナさんも 加えた4人 体制で
- 本気かっ オトっもちろん 本気です
- 相性が 良さそうじゃあり ませんかー
- 頼もしい ではリリサさん ライブまで
- もちろんっ 出来る限りの サポートは
- まったくっ 全部オトハの わがままの
- お願いし ますね馴れ合い をする気は
- なんだよっ こいつのベース はしっかり
- 上手いだけ じゃない不可解 な深みを
- 何なのか その深淵を 覗きたい
- ビートにっ 絡み取られて いるからっ
- 裏腹に 何の感情 も読めない
- 見定める ことに専念 するお前
- いらっしゃい ますしっ下手な 頑張りの
- 決定ね 今日はここまで にしましょう
- リリサくん このあと少し いいかいっ
- なおさらっ その上ロック のビートに
- あるようで 急いで帰り ましたわっ
- 2人とも 忙しそうだ もんねーっ
- ものだねっ キーボードって このロック
- 旋律だ 上手く弾けたら 気持ちいい
- 続けられ ればっなんとか できますわ
- 頑張るよ 普通のことを 言っただけ
- きみたちの 望むっ僕に なるからっ
- 取られるっ いったいどうす りゃいいんだ
- 相手でも 負けたくないっ わだかまり
- ううんこの フレーズ弾ける ようになる
- 攻略も やんなきゃだけど ティナさんの
- いいかなっ リリサくんはっ どうしてー
- どうしてー ロックをやって いるんだい
- 本当の 自分をさらけ 出せるから
- 自分をっ 見つけられると いいなーっ
- 言えないっ だけど一応 弾き通せ
- イズミさん 明日オトハや シラヤさん
- 受けてーっ さらに成長 できるかも
第八話
- 一瞬で 吹き飛ばされた あっ僕の
- 全力だ これがっリリサ くんたちの
- わかったっ 僕がロックを やりたいと
- やりたいと 思ったことは 間違いじゃ
- いいだろう えっタマキくん 今なんて
- 下手じゃない プロを本気で 目指してい
- もともとっ 何の魅力も 無いお前
- するからっ もう少しだけ 待ってくれ
- 変えられる 気がするんだっ イスミさん
- 立てたんだ お願いします もう少し
- 色々な ロックバンドを 見てきたっ
- でも僕は さっさと辞めろ 私たち
- 抜けるよっ みんな今まで ありがとう
- 迷惑が かかるんならっ リリサちゃん
- もうギター なんて必要 ないよねっ
- 全力に なってみたかっ たんだハッ
- 上等よ 5日ちょうだい 5日でっ
- 気に入らな ければあんたが クビにして
- 人生が かかってるから それだって
- 勝負には 絶対勝つっ 負けるのは
- 敗因に なりうるんだぞ ライブ後に
- かまってる 場合かお前 は貴重な
- 聞かせろっ お前はどうし てそこまで
- 本当は そういう話し 方をする
- 好きだなっ どうもっでもっ 本当に
- 言う通り 僕は下手くそ だしタマキ
- きたはねっ ロックは死ぬ気 でやってる
- ティナさんの パートですけど わたくしに
- いうことで いかがでしょうっ なるほどー
- 決めたんだ 誰かのための 僕じゃない
- 魅力無い ままっイスミの キーボード
- みなさんと 情熱的に 交われて
- 憧れて 夢中で楽器 を弾いてー
- わたくしが 考えました のにオトが
- 変えずにっ 弾くべき音を 減らせるっ
- なりますっ 演奏中に 間違って
- 演奏が できるそういう ことですっ
- そう思い ませんかっこの ティナさんの
- きみたちの ロックを聴いて 思ったん
- 本当の 僕をーさらけ 出せるよう
- 選択を 信じて進み たいだから
- リリサくん オトハくんもっ 本当に
- やったーっ ここまで来たわ みなさんっ
- ティナさんっ 帰らないのっ うんっもう
- 未だにっ シラヤ攻略 の糸口
- お嬢様 だろうっロック ライブはっ
- 守っては くれないんだっ どうせ耐え
- お気遣い ですねーっでも 逆ですわ
- このかたは いずれわたくし と激しく
- 激しくっ 情熱的に 交わって
- 新しい バンドメンバー かー今日は
- 期待して たけど初心者 くさいなー
- ご堪能 くださいませっ オトこっち
- 楽屋かー へーっけっこう 広いわね
- 買ったのっ お前っロック 舐めてんの
- そっそれは ありがたいしっ 服自体
- だけでもっ 補正下着で 隠したい
- 知らないっ それを逆手に 取るのその
- その胸を 開放してー 髪型も
- 格好を してきたんだっ うふそれは
- めんばーに なるんだからな 約束を
- 勝ったらっ 二度と私に 関わるな
- いいなーっ だけど全員 ガキじゃんっ
- なあちょっと 触ってみても いいかーっ
- いい加減 にしろー乳を 揉みに来た
- 言ってんの 勝つのは私 たちよあー
- やってんだ てめーらみたい な遊びの
- 思うけど ビターガナッシュ は2番手
第九話
- プロ志望 あんな小さい 体でっ
- 番ですわ ねっ興奮し てきました
- 良かったね ギターガナッシュ 聴きやすい
- これ音で 動くんすよね 電池切(き)れ
- 場違いな 清楚できれい な黒髪
- 空気にー 緊張してる だろうから
- 初めてな のでっドキドキ してますっ
- ああなんか チグハグだなー 大丈夫
- もしかして シロよりすごい ギタリスト
- そんなわけ あるかあいつら 私たち
- とはいえっ この2週間 本当に
- 対バンで 勝てばっほかの 2人とは
- 絶対に たてがズレない ようにたて
- 焦ってっ 今までできた ことすらー
- 乗れたらっ あとは勢い でなんとか
- 勇気だっ まあキーボード はどうでも
- オトのいう 良さが全く 感じられ
- 好きだった んだけどどいつ もこいつも
- 皆様に わたくしたちの 交わりを
- ソロからっ MCなしで いきなりっ
- シロの奴 ベースも並じゃ ないむしろ
- しまったっ タイミングがっ ティナさんっ
- 技だぞっ だからやめろと 言ったんだ
- 恥ずかしい みっともないっ 情けない
- ギターもー これじゃあ勝負 にならない
- 苦しいっ もうやめたいっ もしっこの
- 緩んだっ まさかティナさん 演奏を
- この手をっ 止めることだけ はしちゃダメ
- はじめにっ 僕に教えて くれたこと
- もう何も 見えない何も わからない
- わたくしの 音を見つけて くださいっ
- 進むこと がっこれほどっ 怖いこと
- 演奏は 決して上手い わけじゃない
- わかったん ですっときには 相手から
- ムカつくっ それに比べて 私はっ
- ピッキング ハーモニクスっ くっそーっ
- あのギター 今度はカッコ つけようと
- 本番で 私とオトが 補えば
- 最後まで わからなかった などうして
- 終わんない のかよていうか 歌無いと
- 演奏に 興味を無くし ているのが
- 観客を 盛り上げたいっ 全部でき
- 自己中っ こんなときまで とことんっ
- 負けるとか こっちは気にし て必死に
- 押し出しを 強めたこいつ こんなとき
- 気持ちよく 弾いてんのにっ 邪魔すんじゃ
- なんだいっ これっこいつは 驚いた
- 花形で 曲の完成 度を左右
- お選びに なるのですかっ ベースはっ
- 躍動し てるっ胸がっ 踊るよう
第十話
- 正直っ 前のふた組 より出来は
- そうかーっ 拍手はなしか ふっそうか
- あんなにっ 頑張ったのに いつ以来
- 汗だくに なって楽器を 弾いたのは
- お前らは ロックしてたっ けどなーっ
- だからなー バンドメンバー でしょうああ
- 受け入れて もらえないとー これからも
- パートナー はっ私では ないのだな
- つまんねー んだよてめーの ベースはー
- 戻るんだ もんなてめーは ベースより
- ギターしか やらせねーから なもういい
- シロも居る ビターガナッシュ ででっかく
- いいのかよ ほんとはあんた もわかって
- お前らも 売れたいだけの くだらない
- 私らは 他人に媚びず 気持ちよく
- 私たち には私たち のロックが
- シロの奴 後悔させて やっぜあれ
- 再びっ ベースを求め ることがっ
- お前だけ だなっ私を 理解して
- ことだがー 認めてやるよ まだまだだ
- それでオト お前のバンド にベースの
- シロさんっ 今回お前 と演奏
- 全力で ぶつかり合える 対等な
- 帰宅した また日常に お嬢様
- 学校へ 行きませんとっ まだ時間
- 隠し事 ありますわよね さあ何の
- えーではっ この文章の とらえかた
- 感情を 表すことば だったわけ
- ムカつくっ シラヤとビター ガナッシュっ
- スズノミヤ さんも寝不足 なのですか
- 座るなー 実はわたくし も少々
- するのかー 私の努力 それにして
- 昨日(さくじつ)は 気持ちよかった ですねまあ
- ライブまた やりたいわねっ はいっあれ
- 考えて なかったなーっ ティナさんも
- ティナさんも シラヤもお嬢 様なわけ
- フジロック なんだし手練れ のメンバー
- なんだかっ 自信に満ちて 楽しそう
- 僕実は 自分に自信 が無いんだ
- 初めての 合同稽古 ええしかも
- このたびは 合同稽古 の機会を
- 2年のっ シラヤタマキと 申します
- でもまあー ちょうどよかった わあんたに
- 結局ー 私のギター のことはー
- 意見して くれる者など 居なかった
- ときからっ 思ったままを ぶつけてき
- 思いをっ 伝えようとし ただけなの
- 鬼気迫る ベースで曲を 支配して
- お嬢様 のくせにシラヤ だけじゃない
- お嬢様 なのにっマジで ロックして
- 音以外 なんにも聞こえ てなかった
- あいつらと やってっ楽し かったんだ
- 相談し ようティナさんと シラヤをっ
- なんか今 無性にギター 弾きたいっ
- 言う通り やっぱり来たね うふっはい
- ドキドキが 止まらなくてね 寝不足な
- したくてっ 走ってここに 来ちゃったっ
- ちなみにっ 私はオトが ここに居る
- ご一緒に いかがですかっ 疲れなん
- 上等っ 朝までだって やってやる
- 話さない ならっ自分で 探ろうと
第十一話
- フレーズを 崩すなスラー がかかって
- わかってる わよっ手本を 見せてやる
- 上等っ うわー怖いね ウサミちゃん
- 迷惑を かけると思う もちろんっ
- お気に入り なんですからっ ティナさんの
- 揺れっぷり そばで見ていて 惚れ惚れし
- 本人に 聞いてみましょう はっシロヤ
- 下手くそは まわりを殺す そしてそう
- 最後には 自分の心 まで殺す
- ふざけんな そんなことない うふふそう
- ゆう通り ですわっだって シロヤさん
- 誤解だと 言ったはずだぞ うふふふっ
- メンバーで フジロックにっ ミスったぞ
- くださった ことっ一度も ないのにっ
- どうもーっ 5つ数えて 目を開い
- 見ておくわ 失礼します イベントの
- 1年の スズノミヤさん ひたむきで
- まだ何か 実は先ほど のイベント
- 会長に 私のやる気 と能力
- ですけどっ スズノミヤさん 今はお茶
- 本当に 手に入れられる のかしらー
- 与えられ るのは成績 優秀っ
- 生徒って いわれてるけど 貢献て
- この際っ もらった人に 話聞き
- 弾きません しかもエレキー 弾きません
- この人っ 6年前の おうしんの
- ご案内 いたしますわっ こちらへっ
- こちらへっ あら本当っ ありがとう
- 聞き出せる かもーっだけど その前に
- かいこうの セレモニーにー 呼ばれたの
- 勉学に 励めるなんて 私たち
- 私たち 在校生は 恵まれて
- 最近っ 暑くなってき ましたから
- 新しい 音楽室っ 気になって
- 感じちゃう かもっそういう 人なのに
- 特別な 理由があるに 違いない
- 大丈夫 ですかっうふふ 大丈夫
- お嬢様 オトハみたいに 初めて見
- よく耳に しますノーブル メイデンを
- 1年の スズノミヤさん はっはいっ
- ありますが 彼女の奏で るハープは
- 反映を 支える犠牲 と奉仕の
- この人は さっきの言葉 に納得
- ご自分の 意思でノーブル メイデンを
- わたくしは もっとたくさん の世界を
- わたくしは この称号の おかげでー
- かたがたと 言葉を交わす ことができ
- なるほどね メリットもある わけだーっ
- ヤヨイ様 もう一ついい ですかあー
- これだーっ これさえわかれ ば一気に
- 資金をっ うちで半分 援助した
- 参考に なんねーまーっ 歴代の
- 来たときは 是非付き合って ちょうだいね
- しないとっ いつか機会が ありました
- 好きだった ものをっそんな 簡単に
- よかったー 口止めの手間 が省けた
- ギターはっ ただのお遊び なんでしょう
- わたくしは ハープでしたが バイオリン
- ふざけるな 人の気持ちも わからない
- やるために こっちは必死 でやってん
- 否定した かった遊びじゃ ないってっ
- ギターはっ 私の全て だってうふ
- くれないし 逃避させても くれないっ
- 用なんて さーあっ電話 もらったの
- ゼロなんて うちじゃ前代 未聞だよ
- なんかでな またあんたたち の演奏
- イベントも ソールドアウト だったしー
第十二話
- やりますっ 素敵是非とも ただしやる
- あったんだ 駅近だしー ここでいい
- カッコいい 名言キター マジかーっ
- ごめんなっ あいつらバカで はーでさっ
- ファンはゼロ それじゃステージ は貸せない
- それってっ 私たちには ライブさせ
- バンドなど 無いがギターの ときのつて
- はーっ何 カッコつけてん のあんたっ
- 初めての ライブで拍手 ゼロだった
- ていうかー ライブハウスっ て狭いん
- 嬉しいね どんな演奏 するんだい
- 演奏っ うーんっ声も 出てないな
- 探してた らーったまたま ここ見つけ
- 余裕っす 俺たち500 はかたいん
- ごめーんっ アリス遅いぞ いっちゃーん
- 大学っ 親が大金 持ちの超
- 結成し ました先日 おこなった
- 目標は フジロックです イエーイっ
- 聞かないで 簡単に決め ていいのー
- なんだろう しょせんっ遊び なんだから
- おねえさま いいわ対バン してあげる
- そうだよっ 配信なんて されたらっ
- いいことを 教えてやるっ 対バンの
- 目的は バンドの腕を 競うだけ
- あいつらっ 300人の 客を連れ
- 良かったな 姉に全然 似てなくて
- 落ち着けっ 落ち着けるわけ ないでしょう
- あいつらっ ロックをバカに して遊び
- ロックはっ 私の全て なんだでも
- 僕たちの 素性がっバレ っちゃうよそれ
- 観客を 盛り上げたらー なーいない
- そうなった らー配信は ナシかなー
- このままじゃ 負けるぞはーっ 私たち
- ないだろう あーっそれはー ミスのせい
- バカかーっ インストバンド だからだー
- 少ないっ つまりボーカル の不在っ
- ステージを どう見ていいか わからない
- 貴様らが 客の好みを 理解して
- あんたそれ けなしてたじゃん ああ私
- 思ってる 連中だから なそういう
- 簡単に なびかないぞっ やっとこの
- わかったか お前はそれで も勝てると
- あいつらは 身の程っての を知るべき
- わかってる 私たちはっ 私たち
- 今回の ライブわたくし 辞退させ
- 待ちなさい よっどうしてっ リリサさん
- 気持ちよく なれると思っ たからです
- 盛り上げる 方法やらっ そんなもの
- するために ドラムを叩い ているわけ
- オトハがっ ドラムをやって いる理由
- 前回の ライブのあとっ じわじわと
- 興奮で 一睡もでき なかったっ
- 知ってるっ みんな死ぬ気で 練習し
- 私たち はみんな全部 さらけ出し
- 今回は 黙って私 に付き合い
- 怒ったり 喜んだりっ メンバーの
- カッコいい ユウちゃん今日も 可愛いっ
- こいつらの ライブなんてっ 無視よ無視
- お嬢さん がたっ準備は いいかいっ
- 今回は ずいぶんきれい にまとめて
- ダサひどい 衣装だったが ダサひどっ
- またきみっ きみもスタッフ なのうんっ
- かたがたの マネージャーをし てるんです
- バッカスが 俺の憧れ だからさー
- カッコいい 人たち初め て見たんだ
- 無いものを 全部持ってる 少しでも
- したんだー といってもまだ ダサいまま
- 勘違い しているなんて 本当に
- くださいな あんな人たち のことなん
- クソ野郎 どもが私の 妹に
- 止めんなー 今すぐつまみ 出してやる
- ありがとう お姉ちゃんたち を信じて
- なんなんだ あいつらナオト いい加減
- いっちゃーん しっかり撮って こいよーっ
- 見てろよー バッカスのファン は一途で
- 観客っ 必ず私 たちのもの
- 今回の ライブ正直 わたくしは
- 付き合えば 死ぬほど気持ち よく叩け
- 期待をっ 裏切らないで くださいね
第十三話
- シンプルで 覚えやすくっ 私たち
- たとえばー アイアンクロー なんてどう
- いい加減 黒と白から 離れろよ
- 選曲っ パワフルな上 にリズムが
- 観客が ノリやすいよう 意識した
- 今の何 カッコいいじゃん めっちゃ好き
- にわかがっ 私はこんな 女ども
- くだらない でもリリサさん は勝つため
- わたくしが バンドを組んで いる意味は
- やりたいん でしょうだったら 来なさいよ
- 上等っ 私がっねじ 伏せてやる
- 観客が ドラムの音に 合わせてっ
- ステージの リズムはあんた が作って
- わたくしの 音が今まで わたくしは
- 現れた リリサさんはっ わたくしに
- ティナさんと シラヤさんもっ その熱に
- 導いて 燃えたぎらせて くれるこれ
- てことはー そろそろ出番 だな行くぜ
- もらっちゃっ たよーやったね ティナちゃんっ
- 私たち 最高だわっ でーオトハ
- かまわない 感じっしびれ ちゃったーっ
- バックスー 素敵あいつら のせいだー
- 観客に なんか吹き込ん だんだろう
- 止めてるの ファンが待ってる んじゃないの
- 人生に 敗北の文字 はねーんだ
- これだから 世間知らずの ボンボンは
- だったなー てめーらはもう 負けたんだ
- してくれて 箱いっぱいの 観客を
- ロックして 割れんばかりの 拍手でっ
- 凡庸な 迎合主義の 豚どもっ
- 観客が 居るのに途中 で逃げ出す
- 同類に ならずに住んで クッソ負け
- 捨てやがる こっちはロック にこがれて
- 本当に やりたいことっ てのはそう
- 通うんだ ロックは遊び じゃねーんだ
- 目指してた みたいだけどー 絶対に
- マネージャー 辞めますきみの ゆう通り
- たまらなく なったっクズの パシリなん
- またぐなっ それはそうとっ あんたたち
- わたくしは 一人でドラム を叩いて
- 情動を 煽るっあのっ 快感っ
- ライブはっ 最上級の 気持ちよさ
- 大切な ものをっ自分 の力で
- みんなとは 違うっ強い 意志がある
- リリサさん 次のライブは いつですか
- 体験が できるのでした ら今すぐ
- 今回は パフォーマンスし てなんとか
- 入れるべき だったのではっ わたくしは
- 違います わたくしはただ 純粋に
- 勝つために こっちがこっち の音楽
- 決まってる でしょうインスト ロックがっ
- 見た奴の 価値観変えて やんのよっ
- わたくしが おかげで私 はもうこれ
- どうなのっ インスト以外 でもいける
- 帰ろうよ 遠回りだが 仕方ない
- コンビにで ジュース買ってー 乾杯で
- 始めてっ 今はメンバー も揃った
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