川柳報告 - アニメ - 2025年1月頃~ - 薬屋のひとりごと 第2期
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第25話
- なりそうだ 言われた通り に届けて
- 増員を 打診されたっ ですがこの
- やっている 何をと言われ ましてもっ
- 用意した そうびの余り ですすごい
- 誰だって 気になるだろう うーんここ
- 無いのかっ ええっ問題 ないかとっ
- させるとっ 来いアルコール がとれるん
- できるだけ 清潔にして おきたいの
- ようふはー お荷物お持ち しましたー
- ジンシ様 お茶を入れます ので椅子に
- お眼鏡に かなったとして 無知なため
- いい紙を 使っています そこか実
- 楽しめる のでっ需要が あるんです
- 見逃して やらんでもない いいのです
- あるかとっ ですがミカドが 今までの
- その下(した)に 私は何を 求めるの
- くれるのー 早く続きを 知りたいな
- 扱われ ないのにどうし てこれをっ
- よかったー しかしなぜだっ 品(ひん)が無い
- だろうとは 思っていたが やはり何
- 本体を 渡さずともっ 書き写せ
- 写すのは 問題ないと 思います
- どうすれば いいと思うっ それにして
- 小説を 読んでくれてた 子が何度
- 私字が 読めないからー なら私
- なになにー シャオランなりに 将来の
- お散歩の 許可が下りたん ですかええ
- たしかにっ 姫の健康 を考え
- かんがんが 2人つくけど ホンニャンと
- マオマオは 花や生き物 に詳しい
- きれないっ 薬や毒の 知識はっ
- 動物を 飼うには許可が 必要で
- いますねー 家畜の乳(ちち)は ありません
- 親猫の 乳首のかわり にしようか
- 出たのでー 厨房になら わかったよ
- わかったよ 聞いてみるねっ さてできる
- ないのでっ 汚れた体 は手ぬぐい
- お嬢ちゃん ヤギの乳(ちち)なら あったよっ
- 世話とはっ 名前の通り ピッタリだ
- 灰色に しばらく乳(ちち)を 与えてい
- そうかーん 小魚ですか そのままで
- 去勢する 必要が無く てよかっあ
- 茶菓子でも さすがにこれを 出すのはな
- あの2人 ほどではないっ 具体的
- 猫好きに よるとっ何を 考えて
- 役割が 与えられたっ 要するに
- 毛毛(まおまお)に なったことだけ は解せない
第26話
- キャラバンっ 業者の数も 商品の
- いつもより 規模が大きく 期間もっ
- 思います まずは衣装の 整理から
- あるのよね これはーっまだ いけるかな
- 過ぎるとー 途端に使え なくなるの
- 念の為 防虫用の 香草を
- ご懐妊 でっ今以上 に人手が
- 大丈夫 新しいのを 何着か
- マオマオは ちょうど居なかっ たのよねっ
- 珍しく ないけど娯楽 の少ない
- どうしたの おしゃべりばかり してないで
- キャラバンの 買い出しですか 手のあいて
- 次女たちが はしゃぐ中にっ 下っ端が
- 無いけどっ わかってるけど 欲しいのー
- こうきゅうっ つくずく不思議 な空間
- かかったら すぐ広がって しまいそう
- でもないっ 衛生管理 はしっかり
- さいほうの 水道技術 をやり手の
- 良かったの ですよっほかの ところはっ
- たしかにっ すいしょうきゅうの じじょたちは
- ざくろきゅう だとっあれだけ 派手好きな
- このタイプ 以外の服は 無かったの
- デザインの ものを持ち込ん だとしたら
- デザインの ものがあるかっ 聞いたほう
- ばかりだな すごいすごーい あっははっ
- 妹と やらが居たらっ こんな生き
- もう一つ ある値引きだっ こうきゅうと
- 簡単に ぼったくれると 思うなよ
- 元気ーっ あーあのときの 元気にし
- あのときの 元気にしてる 今いきょく
- もらったの うんシャオランも 来てたんだ
- マオマオに 髪紐買って もらったん
- なるからっ 場所を移そう これ3つ
- 友達が 居るなんて知ら なかったよ
- 特別だ よっげっぺいだ ありがとう
- 言っちゃって いいんですかね そういえば
- 匂いねー あっちは荒れて いるからね
- 詰まればっ 地上に匂い が出てくる
- 居るからー いっぱい描けて いいよねー
- いい感じ でっかいクモが たくさん居
- これなんて きれいな色で ぷっくりし
- いい香り でも混ざり合う と危険だ
- せいゆはっ 妊婦に悪い 影響を
- もう少し 節度があるっ 人間だ
- なんだその 変態のよう な言い訳
- あるんです それ相応の 理由なの
- ジンシ様 そこに書かれて いるものを
- 香料や せいゆの名前 ですそれが
- いましたっ これは私が 買ったもの
- 使われる 材料ですっ つまりこれ
- こうきゅうに あってもおかし くないもの
- 私はっ ここに入って きたものの
- 思います ガオシュンはいっ ジンシ様
- 行方もっ いまだにわかっ ていないっ
- チュウシでの 暗殺未遂 事件はっ
- どこまでが 確信だろう 憶測で
- 憶測で ものを言っちゃっ いけないよ
- きたのかも しれないどれが 偶然で
- それすらも よくわからない あー疲れ
- こっそりと 飲ませてくれた んだよなー
- 妊婦でも ありませんそれ もそうだな
- どうされま したでんれいに 行っている
- 同じもの がいいっそれで 最後です
- もう一度 湯を入れてもっ 出がらしに
- 効きますし 目覚めの効果 もあります
- 茶菓子をー あまり好みじゃ ないなーっ
第27話
- ひすいきゅう へ行くっはいっ 亡くなった
- ジンヒがっ 食中毒だ そうですっ
- 悪いなっ にょかんが行方 不明です
- だけどねー せっかくねんき もあけるし
- 引き止めて いたらしいけど へーっそれ
- 関係に 思い悩む子 も多いし
- 有害か 無害かだあら 戻ったの
- こちらへっ お呼びでしょうか ええこちら
- こちらがっ んっでは場所を 変えようか
- どのような ご用でしょうか 最近っ
- 読んだあと じじょたちが読み さらにほか
- 出回りっ 字を覚えよう とするもの
- どうしたっ 体の具合 でも悪い
- どう思い 実際学び たい者も
- 教育を 受けることをっ 快く
- いうことか たまにおやつも 与えてみ
- お話は 以上でしょうか ああそれと
- まったくだ いきょくでいかん と松茸
- 間引きした だけだっなので 間違えて
- 仕事はー 毒見を除い て休んで
- 頼んだぞ わかりましたっ 何かある
- 生えそうな 場所はたくさん ある今は
- なんだこの ニオイっ妙に ツンとする
- ニオイって 漏れた汚水が 栄養に
- くさくない いったい何を してたのー
- 黒いひも ゆうげの後に 出かけるわ
- 体調を 崩して部屋に こもりきり
- 通われる ことも無かった のだからっ
- 珍しい ですねホンニャン 様がそこ
- 性格に 難があるかた だったのっ
- 証拠でも ございましてっ 結局っ
- しなかった のかっそれはっ ひすいきゅう
- 方法は いくらでもある ほかのじじょ
- 裕福な しょうかの娘 でミカドが
- おろされる という話が 出たっだが
- 原因が ジンヒにあると 考えて
- ひとかけら 口にしただけ で致死量
- いやほかは 私がやった 実験の
- 遺体はっ 肌がただれっ 髪が抜け
- ジンヒにも ソンヒと同じ 症状が
- 耐え切れず 毒を含んで 自殺した
- 口にして 死んだのでせうよ ねっそうだ
- 腹痛や 嘔吐しびれを 引き起こし
- 本当か はいっ遺体の 顔の腫れ
- かんがんを 数名貸して くださいっ
- 薬屋は あとは証拠を 探すだけ
- 当たるとは 思いませんで したけどね
- 殺害か 事故かはわかり ませんがっ
- 思います ではっ葬儀の 遺体はっ
- 結婚を 前に姿を 消したタオ
- 似ているの では聞き込みを したところ
- にょかんはっ ジンヒのじじょと 共謀し
- じじょたちは 保身とタオへ の同情
- 身代わりを 続けることは 不可能に
- しかしなぜ 遺体の埋まっ ている場所
- 糞尿の 近くを好ん で生えるん
- あるんです 死体に生える キノコがか
- 姿でっ どんな効用 があるのだ
第28話
- なるほどっ わざわざ呼んだ のはこれの
- 難しく 西方からの 渡来品
- マオマオも 興味あるんだ はいっどう
- 来たのはっ 異国の特使 を迎える
- できないっ こんな立派な 姿見を
- りょうけにっ 2人の姉妹 が居ました
- つけられっっ 姉妹は家に 閉じこもる
- 父親に 知られてしまい 部屋の外
- 鍵をかけ てっ出られない ようにした
- 妊娠し たように体 が錯覚
- なくてーっ はいっそれでも つきのもの
- 問題は 監視をのがれ て妹
- 住んでいた のは北側に ある離れ
- どちらにっ 離れの中に ありますっ
- ありますが げなんが監視 していまい
- ほんたくの 3階からっ 東側
- 多かった そうで変わった 趣味ですね
- 肝心な ところはぼかし ているよう
- この離れ もとは来賓 用ですか
- 知っている そのくせ全て は語って
- 本当に 知人の話 なのかーっ
- シャオマオっ ジンシ様から ことずてで
- 高まった ようでどうして いきなりっ
- 熱心に 探していると 噂です
- 乾かした もので苦みが ありますが
- そうですね 監視は2人 それぞれが
- 見えますっ 同じようにっ この東
- わからない でしょうっつまり 部屋に居た
- 西側の 出入り口から 抜け出すの
- できますね 異国の特使 が持ってき
- ゆうたんで 何を作ろう かなーあは
- お仕事を 増やさなくても わかってい
- 絶世の 美女の話を 聞いたこと
- ことでしょう 詳しいことは 知らないが
- ぎじょだった らしいのだがー つきのせい
- いうことは かなり昔の ことですね
- 噂だけ でもーっ聞いた ことは無い
- はなまちで 私がっええ それらしい
- 参じると 思いますけど どうします
- 先方も 50年前 の人物
- 宴席は もうけたんだー つきのせい
- 笑うよう だったとどんな 奴だよー
- マオマオっ いやっその手は 無理だった
- 求められ てもっ使える モノが無い
- 大きかっ たのもお互い に新たな
- 無いのかっ よほど困って いるなーっ
- 昔ーっ 異国の特使 の接待
- 時代さー もとは遺跡を 利用して
- こうきゅうの 中にあっても おかしくは
- あたしだっ たのさ選ばれ た理由は
- 踊ったよ 今の姿は はなという
- 即興の 場だったからっ 準備には
- 果樹園が 多いから虫 も多くて
- 幼虫を 一匹残ら ず駆除して
- 美女がーっ 金の亡者に なるなんて
- 当人は 二度とこの地を 踏むことは
- キャラバンに 預けて届け てくれたの
- ものごとを 客観視でき る人間
- ばあさんが 美人だったと してもーっ
- とりあえず この絵によく似 た人物
- いたのでっ 手足の長い ほうがよく
- 小さいと わらべのように 見えるので
- 特使様 たち一人では ないのです
- 黙らせる ほどの美貌の 持ち主を
第29話
- 事実とは 異なりときに は噂が
- あたりにっ ほかの民族 が住んでい
- 水路はっ 今もそのまま 利用され
- 友達っ えへへマオマオ 何してん
- 可愛いの にーっここって 本当に
- 古くから 交易をして いた土地だ
- 飛んでない けどっきれいな 蛾なんだー
- 輝いて 桃源郷に でも迷い
- この蛾って 羽化したらすぐ 交尾する
- 区別って できるだいたい ならできる
- 手伝って もらいたいこと があるこれ
- 現れた というっ北の 庭園だ
- 特例で 男性かんり も入園
- 楽しむっ 異国の特使 を見世物
- 何よりっ おとなしそうな 奥の美女
- 張り合える 美しさなの は間違い
- 言いたいの かっそれにして もよく似て
- 目的は 皇帝とその 弟っ
- 舞台よっ ちゃんと楽しむ べきでしょう
- ホンニャンっ なんとかなった かヒヤヒヤ
- まあいいっ 私の仕事 は2人に
- どうでしょう かっできるだけ のことはー
- 反応に なるわなーでは 行きましょう
- 50年 前っ特使の 祖父が見た
- 伝わるっ 月の女神の 名が上手く
- 描かれた 淡い光の 正体は
- 居たのさー 虫の死骸を こすりつけ
- ものが居る 匂いにつられ て来たオス
- 偶然っ 手伝ってくれ たシスイと
- 傾国っ まさにっ国を 傾ける
- これ以上 なくこたえられ たと思い
- おーっあれ 無事に開設 されたんだ
- 戻っても 大した仕事 は無いしな
- わけじゃない 一つ一つは 微量でも
- なるものは 処分させたが たとえばー
- ロウランヒ だろう父親 の師匠は
- トウグウを 亡くして病(やまい) にかかって
- 交易で 潤っている ように見え
- 毒による 暗殺未遂 に遭ってい
- 先日の キノコ事件で 亡くなった
- なんになる 気分転換 でもするか
- んっあれは すいしょうきゅうの じじょたちっ
- 一人だけ 香油をつけて いなかった
- 敏感な すいしょうきゅうで 珍しい
- だるいかも しれない風邪と かやめてよ
- それならー 薬を作っ たあとにっ
- 診療所 ですかいきょくと は違うわ
- こうきゅうの 北側にこん なところが
- 頻繁に 洗えて合理 的だなー
- 珍しい なっ微熱だね 舌出して
- この匂い 苦手なのよね アルコール
- 戻りなっ 付き添いだから てサボれる
- としかさの にょかんばかりな こうきゅうで
- 行っていた 診療所です あんな場所
- 落ち込むっ 思った以上 によくでき
- できません もちろん薬 を煎じて
- 複雑な 事情が絡ん でいるのだ
- 人材が 枯渇するのは 目に見えて
- なんだーっ しまった口に 出てたかっ
- ジンシ様 仕事がつかえ ますゆえっ
- くれぐれも 薬を煎じ ていること
- あのげじょっ 隠れて薬 を作って
第30話
- マオマオに 会いたいそうよ ごめんねー
- ごめんねー 煎じてもらっ た薬っ
- マオマオを 貸してくれない かとのこと
- アイラーっ インファを呼んで ちょうだいっ
- 聡明な 印象だなー なんにせよ
- キヒとはっ ギョクヨウ様の かんめいだ
- おりますっ 何か理由が あるようで
- すいません 話だけでも よろしいの
- 一度ーっ しっかり休み を取るよう
- あの咳は 一度見ておく べきですっ
- ところだっ ゲジョが許しを 乞う相手
- 本当に いるのかしらっ そんなゲジョ
- 突っ走る のはっ良くない クセよはい
- マオマオっ まあー言ってる そばからっ
- これですっ 残念ながら 本体に
- そのために 取れた尻尾が なぜ生えて
- 言ったわよ ねーっ余計な ことはする
- こちらへっ 失礼ですが リファ様は
- ジジョたちが ケンヒを支え ているので
- 得ることが 大切なのだ わかったな
- 先日は 失礼いたし ましたハッ
- 移らない よう病人を 隔離する
- このような 処置を続けて いたら死に
- 伏せていた ときのことです 病人の
- キャラバンの 交易品が こんなにっ
- わかるはず が無いっこんな 小娘に
- ありがとう ございますいえ 病人を
- 病人を 看護した服 で歩いて
- ことあろう かっシンどのっ キャラバンの
- はすだがっ 黙秘ですかっ ジンシ様
- リファ様の いとこでもある おもざしが
- 目を引くっ 誇り高そう なジジョがっ
- 一箇所に 集めたほうが 目を引くっ
- 本人も それをわかって いるはずだ
- なりますか ゲジョを物置 に隔離し
- 会わせろと 言ったあげくっ ほかのみや
- 証拠でも それはあの場に 居たゲジョに
- 朦朧と していたゲジョの 発言を
- 匂いなど しなかったシン 様でもっ
- いけないっ わかっているが 腹の立つ
- 薬屋っ 大したことは ありません
- もらえない かしらリファヒっ この者の
- リファ様の 服っギョクヨウ 様が着て
- せいじゃない 意図的にその ような者
- 最後まで わからなかった ものねクッ
- 昔から 嫌いなのよっ 勉強も
- リファとシン ナシとアンズっ 揃えられ
- シン様も またそのような 一人なの
- そんなわけ ないわっ私 はずっとっ
- シン様は ミカドをよほど おしたえし
- 当たり前 じゃないっ何を 言うのーっ
- 見えました のでっリファ様 と違って
- 手を出して しまうほどにっ よってこの
- この者を 解雇しますっ リファヒそれ
- こちらでっ お待ちください 待ちません
- リファ様じゃ ないっ自分の たまのおの
- 処理だがっ この女には 十分な
- 十分な 屈辱だろう 逆恨み
- 病人が 物置に居る とわかった
- ある程度 目星はつけて ましたよっ
- 寝床から 離れた目立た ない場所だ
- なるほどな それにオシロイ バナという
- 生えてるぞ 作り方さえ 知らなけれ
- ありません 今日のコウユと 同じです
- 持ち込んだ 交易品が 問いただし
- 薬屋っ 一つ聞いても いいかこの
- コウキュウの 中にコウユが 堕胎剤
- あのっんっ オシロイバナっ 物置に
- コウキュウを 出てっ治療を 受けるそう
- あるからと 費用も負担 するらしい
第31話
- 老人は あの老婆はっ 誰だった
- 誰だった のだろう上手く 思い出せ
- 老人は 父で老婆は 祖母だった
- この国に はっ別の民 が住んでい
- 皇帝と なられた月の ない夜も
- いそしんで いるのにこんな 生き物が
- だったので 増えたほうかと まあこんな
- お時間が ああっお前は どうするっ
- シャオランっ あーっマオマオ 来てたのー
- 先生に 聞きに行かない とマオマオ
- はいはいっ そちらのお嬢 さんは初
- 細長く 奥まで伸びて いるような
- あの廟(びょう)が 気になるのかい ええ少し
- あの廟を 通り抜けない といけない
- いうわけだ この地に遷都 したのもっ
- しかしもう 何十年も 使われて
- いうわけか あれに興味を 持ってくれ
- 持つかたが 居たんですかっ ああ昔
- あったらっ こうきゅう内を うろうろし
- この人は オヤジと仲が 良かったん
- 行くところ へーついてきて ほしいのだ
- 選択の 廟へ突然 どうされた
- もう一度 ちんが通って もいいのか
- あのここは 女人禁制 ではっおっ
- 思ったら 突然やって くるおかた
- べからずっ 緑にしよう まさかーっ
- まさかーっ これをずっとっ 繰り返す
- 曲がったり もう方向が わからない
- 連れてきた んだろう早く 終わらない
- 王の子よ だがっ王母の 子ではない
- 来たときと 同じ結果か んっ妙に
- この廟を こうきゅうの中 に閉じ込め
- こうきゅうが できる前から ずっとこの
- 去勢して かんがんになっ てまでここ
- 看板の 指示に従っ て進んだ
- たどり着け なかった何か 別の意図
- ようふなら わかるというの ですかさて
- お前には 無理だと言われ るのは腹
- 抜いている それに関係 するという
- ないという 言葉の意味が わかるかっ
- 皇帝の 母っ王母だ 父親は
- その中で 王母の血筋 を残そう
- せんていの ごきょうだいはっ どうふくだ
- せんていの 目は良かったぞ やっぱりっ
- いうのかい さっきは連れて いったけど
- かまわぬか しゅじょうがっそう おっしゃるの
- いうことだ 緑の扉 を緑っ
- 選ばれた 者はっ次の 王になり
- この廟へ やってきたとっ 本来っ
- このたびは どうもっ違う 者が当て
- わかるよう にーっ説明 してくれぬ
- それはーっ そちらの娘 に聞いては
- 言いにくい ことを私に 言わせる気
- 建国の 物語では 王母はっ
- 暗闇も 見通せる目を 持っている
- ありました ならっ青でも 緑でも
- 緑がー 区別できない この国で
- 同じなら この特性を 知っていた
- だったかっ 次の扉も 同じです
- 扉もっ 赤を通れと ありながら
- ありながら 赤い扉が ありません
- 一つしか 無かったのです しかしーっ
- 特徴が あればー気付き そうなもの
- しまえばっ どうにか対処 できるので
- 識別が 困難なぶん 夜目が効く
- 引き継いだ 特性を持つ 者しかー
- 西方の 地より従者と ともにこの
- 珍しい ことではないっ 王母をそ
- やりかたに 従ったから だと思い
- 後世に 残す方法 それがこの
- 存在を 物語から 追い出しっ
- 気の長い 乗っ取りだった わけだまあ
- 確実な 判別法と してっこの
- それに地は 濃くなりすぎて も弊害
- あったから こそと言われて おりますっ
- このような 者を取り込ん でみてはっ
- よその血が 入ることをっ こころよく
- しゅじょうはっ わかっておられ ますでしょう
- 誰だって いいか知らぬが 仏そう
第32話
- そんなもの ばかり集めて 信じられ
- 広いしっ 夜中に音を 立ててもっ
- 薬草を 干してーここで 調薬を
- それはそう とっマオマオっ もう虫を
- 捕まえて いるって噂 になってい
- そうシスイ 最近見かけ たシスイね
- ねーねーっ 誰かシスイが どこに居る
- じじょだから 警戒してい るのかーっ
- そうだけど たしか前にも このへんで
- ぎじょたちと オシロイバナの 種を取り
- おそらくっ なにもギョクヨウ 様だけが
- 違和感は それだけじゃない ぎじょたちの
- ともかくっ ほかはこうきゅう 内でも手
- キャラバンが 持ち込んだもの で揃えて
- あんなのと 一緒にされて いたなんて
- ごめんねー マオマオ別に その虫を
- その虫を 捕まえようと したのうん
- 島国に 生息してい る虫でっ
- 本当に 若いなしゅじょう の母親
- 診療所 うんにょかんたち がやってる
- かんがんや 奴隷の制度 が禁止に
- する場合 雇用に近い ごうほうと
- 食ってると 怒られるんじゃ ないふーん
- 先日の すいしょうきゅうの 一件と
- こうきゅうの 医療体制 に改革
- 怒らせて ばかりだからな やり直し
- ダメ出しを 喰らっているっ いつもより
- 残さない ようにねなんだ 誰か来る
- 友人の ような雰囲気 だなあなた
- じじょよねっ はいそうですが なぜ知って
- スイレンは 昔私の じじょをして
- 申しわけ ありませんがっ リンリーが
- いいわよっ 察しのいい子 ね本当
- 色々な 問題ごとを 解決し
- 私はっ 自分が持って いる知識
- なければっ オヤジのような 博識さ
- 思っても 仕方ないのか もしれない
- 有名な のはーロリコン だろうかっ
- おうていを 出産したっ おうていの
- 打首に されかねないっ 数日後
- お休みに なってください ええっそう
- 眠くなり やすい症状 が続いて
- こうきゅうの 外でお茶会 だなんてっ
- とこよーっ ギョクヨウ様が 妊娠し
- 秘密だが 面と向かって の茶会で
- リファヒはっ あえて自分に 飛び火する
- ケンカする のはっ賢い 選択で
- 思えない あるとすればっ ローランヒ
- 機能して いましたっそう なんですか
- たまじゃりも 綺麗にはかれ てるなーっ
- この先は 掃除の者も 入室を
- 住んでいた 場所ですじょてい と呼ばれた
- せんていと じょていと呼ばれ た母君
- いたのかっ じょていの死後っ 後を追う
- 呪いなど 無いと私も 申し上げ
- ご遺体を ご覧になった のですがっ
- 涼しいが 遺体は氷 漬けにでも
- 同じだっ 生まれた立場 が違って
- それまでに 調べてもらい たいのです
第33話
- ままだった その理由をっ 先帝が
- ぐらいかー 謎がそのまま になればっ
- 先帝が 住まわれていた という先
- マオマオっ 寝台用意 できたわよ
- よかったの ですが私が 気を使う
- 助かった ホンニャン様に 会ったらっ
- 顔を出す にょかんなんてっ じじょがしら
- 贅沢だ なーマオマオも 何か読む
- わかってる わよっ子供の おもちゃです
- 珍しい 薬をくれる 点ではー
- 新しい おもちゃを持って きてはどう
- 許される 立場に生まれ た人では
- ははぎみの 抑圧された 環境で
- ところにっ 捨てろと言われ ていたのに
- 小石よっ いったいどこで 拾ってき
- ジンシ様 までーあんまり 大げさに
- 大げさに したくなかっt んだけどっ
- 鼻につく ニオイっカビの ニオイだけ
- おっしゃって いましたみなに 知られたら
- 動揺し ているっジンシ 様のクセ
- あばくには 証拠が要るっ 先帝は
- いいですか どうぞ思った より固い
- 汚れはっ 壁に近づく ほど増えて
- 柔らかい 分厚い紙を 何重に
- 検討も ついていたけど もう一つ
- ままあるっ 常に人の目 に晒され
- 小娘の 話など聞く 耳は無い
- いや違う 何かを隠し ている壁
- いただきに 立ったためにっ 本当の
- それだけの 力がっこの 絵にはある
- ユウオウは ヒドクと同じ 毒性を
- 取り込んで いたのではっと 考えて
- 描くなんて とんでもないと 少なくと
- とらえるっ だからばかどの と呼ばれた
- 守ろうと 自分のもとに 権力を
- この場所と 絵を描く道具 だった毒
- 腹が立つ かすれていても なおっあの
- おかげでっ こくぼとしての 今がある
- 居ただろう しかし帝の 性癖の
- お見かけし たけどっとても 美しい
- 美しい かただったのっ そうですか
- とらえたっっ 野心に満ちた 少女の目
- 子を宿し なんども命 の危険に
- 先帝に 知らぬと否定 されっその
- それ以来 いかんも去勢 を義務付け
- 娘はっ 一人こうきゅう に残され
- ないだろう それからさらに ときが経ち
- 娘たち がっ次々に やってきた
- 忘れられ るのはっ許せ なかったっ
- なったから それともっこの 腹の傷
- 先帝は 心を壊し てあのむね
- 結局ー あの男はー この部屋で
- 先帝に とって必要 ないように
- ふぎのこと 言われようとっ 取り違え
- 年若い 娘の絵でー 淡く色
- からでしょう 捨てろと言った はずなのに
- 伝えよう としたのでしょう 知らないわ
- それよりも あなたずいぶん 面白い
第34話
- マオマオっ 紹介するわ ひすいきゅう
- 同郷の 人間だけで 固めるの
- そのほうが 安心だなっ あなたはっ
- コクウ様 私はコクウ じゃないわっ
- 使うから それで見分けて はいわかり
- 好きにして いいわよっでも 寝るときは
- 必要に なるひすいきゅう にとってっ
- ざくろきゅう とっ釣り合いを とるためで
- じじょたちに 慣れてほしいと いうインファ
- 本当に 私に悪い と思って
- 外出っ ホンニャン様は 大丈夫
- もらってる わっこうきゅうの 北側っ
- 2人ねっ はいっよろしく お願いし
- あんどんは 消してっこれを かわりにっ
- いきましょう ここはせんてい の時代に
- 場所なのよ 昔に比べ てにょかんが
- 減ったけど こういうときに はピッタリ
- お話の 準備はできて いますかっ
- 姿がっ 哀れに思っ たにょかんが
- 言いました あの日私を 突き落とし
- 話なん だけどそこには 古くから
- 呪われて 鬼に魂 を食われて
- あまりにも お腹が空いた 子供はっ
- 食べ物を 求めて森へ と入った
- ゆらゆらと 光が入っ ていくのを
- 村長が 親子の家を 訪ねると
- 死に顔は 不気味に笑っ ていたのっ
- 恐れられ 破った者の 家にはっ
- 平原で どうやら野犬 の群れも居
- 一晩っ 泊めていただけ ませんかっ
- してくれた 心を尽くし たもてなし
- 鈴の音か いや鈴の音に 聞こえるが
- いるのかっ 止めに入った ほうがいい
- いや経を やめてはいかん そんな気が
- 逃げたのか 居ない居ないよ 見つけない
- 音がやみ 僧侶は外へ 出た若い
- 落ちていた 僧侶はそっと 手を合わせ
- 上手いなっ まるで別人 みたいだっ
- 横顔っ なんか見覚え があるよう
- 勇敢な 若者たちが 正体を
- たいまつを 片手に歩い ていただけ
- それだけっ はいっ男の 正体は
- 男がー いやーっ老婆 だったかな
- 12人 なのにどういう ことだろう
- たおられた 少女たちはっ 外に出る
- その中に 一人身ごもっ た少女が
- 死ぬ前に 一言次は お前たち
- にょかんをっ 窓や扉の 近くでっ
- 火のせいで 体に害を なす空気
- 空気がっ 部屋に充満 しているの
- いけないと 言われるように なるでしょう
- そのあとも 飢餓が起こった ときにはっ
- 村人が 遠目に見たら ひとだまに
- 復讐と してっそういう ことだった
- ふっタネが わかれば大し たことない
- やっぱりー 不慣れな人が 仕切るとっ
- 引き継いだ のかー心配 だったのよ
- いい人で 私もお世話 になったの
- せんていの おてつきになっ たかたでっ
- いたからっ 続けてくれる 人が居て
- だったのか 世の中っよく わからない
- 含めてっ 12人しか 居なかった
- 怪談に ならずにすんで よかったっ
- どころかっ 寝苦しい夜 になったの
第35話
- このような ものを取り込ん でみてはっ
- 遠征に 同行させる のであれば
- 私では なくて私の ほうだんー
- この者を 数日返し ていただき
- きたのはー ギョクヨウ様の 出産が
- 貸しましょう 信頼できる かたかしら
- 数日と いうとどこかへ 出かけるの
- いうのねっ ええっ返して いただけれ
- うふふふっ ギョクヨウ様の 許可が下り
- 刀はっ おうぼを助け た3人
- 刀はっ 北の大地っ しほくしゅう
- コーランや 麦を栽培 していてっ
- 行く場所の 説明をして やってるん
- いってもっ 生まれつき無い わけじゃない
- 標高が 高く涼しい この場所を
- この部屋っ やたら暑いな それにして
- いつもより 疲れているの だろうがっ
- 覆面が 必要なのか ここではっ
- 今回っ ガオシュン様も ひんきゃくと
- もう少し 差が付きそうな 間柄
- そうですか やっぱりジンシ 様はいい
- いやしかし いくらなんでも カーッ何
- 窓くらい 開けたらいかが でしょういや
- これはーっ すっぽんですか そのようだ
- 食べないの ですか毒では ありません
- 美味しいと 思いますけど 本当に
- ですからっ しっ失礼っ いたします
- 運びます のでー疲れて いるだろう
- 1時間 山を登った 高台で
- やることが 無いっ散策 でもするか
- 薬草や キノコが生えて いそうなん
- こんにちは こんにちはあー 嬢ちゃんか
- ご指名が あったものでっ そうか実
- 受けたのは いいがっ地方 出身の
- 快適に 過ごすのもひと 苦労だな
- 姿でも 上座に座っ ていればっ
- あのやたら ソトヅラのいい かんがんが
- お前かっ これを外して くださいっ
- 居ませんっ 誰か来るかも しれないっ
- くすりやっ お前に話し たいことが
- 滝壺を 探すかっこの 高さなら
- ありません 50メートル 近くある
- 無茶なこと をーっ錯乱 したのかと
- 溺れない 限りそうそう 死なないっ
- 隠したい ジンシ様のも 絞ります
- お前のも 貸せ俺のほう が力が
- 薬かっ あさげに出され たふきです
- 来るときに ジャンや砂糖を 混ぜた水
- 狩りに出て 食事も水も とらなけれ
- 引いている みたいですがっ 念の為
- 犯人は 複数居たっ ということ
- どうでしょう よほど近くに 寄らないと
- 片方が 足場になれば 届くかも
- したことが スイレン様に バレたらっ
- 太ったら どうだーっ今 言うことじゃ
第36話
- 出ているが いったいどこへ 行かれたの
- あのかたが 席を外され て2時間
- 父上を 頼るわけにも いかん先
- あのげじょに 何かを明示 たようだが
- 宴でっ 厄介事を 起こしたく
- 師匠には かかわりの無い 案件か
- 匂いもっ しかしっそんな ことよりも
- すまないが その手をどかし てくれない
- いくらでも あったっでもっ 考える
- しているが ジンシ様はっ ある意味っ
- ついてきて もらったのもっ そのためだ
- 降ってきて 姿勢を崩し てしまった
- カエルなど たくさん居ます そこそこっ
- とにかくっ 私は何も 知りません
- ご無事でー 何よりですっ でーなんで
- 暗殺の 道具を手元 に置くよう
- 当然か あんな行動 に出られて
- していたっ なのに知りたく ないからと
- あろうにっ そこそこなどと 気まずいが
- 気まずいが ゆうべきことは 言わねばっ
- 近くには 誰もおらずっ その先は
- なんだーっ あー申し訳 ありません
- これは血か あたりに人は かわらがー
- 鷹狩りの ゲン担ぎにっ こしらえて
- みなの荷を 確かめさせて もらえぬか
- 本物に 見える部下たち の様子に
- 落ちている 矢が無いかもっ 調べてみ
- 食いついて くれるといいが クソっどう
- 嫌われて いるようですね この匂い
- 小型です ねーっ私も この型は
- この型は 初めて見たっ なるほどっ
- 金属の 部分で火花 を起こすの
- 猟犬に 火薬の匂い を嗅がせた
- かけるため とはいえダシに 使われた
- 捕縛でき るよう見張って おりますっ
- 罪状を 明白にする だけだなっ
- 出ることは あるまい何か あったのか
- かんがんに などっ終わった 話です
- 名を捨てっ ガオシュンと名を あらためた
- うるわしの かんがんどのが 今回の
- 美しい お顔が参加 されたらー
- それだけで 嫌味になって しまいます
- 身ごもった きさきなどはっ さあ私
- あいにくっ 失礼少し 酔いました
- ふさわしい 人物である かどうかっ
- 真実を 伝えられたの だろうかっ
- 幕引きだ あのときみたい にフェイファの
- さいほうの 最新型だ さいほうか
- 抜け出して いったい何を していたの
- 関係を もくろんでいた かそれとも
- なぜここに 宴に出てた んじゃないの
- 開けなくて いいずいぶんと 驚かせ
- 見なくても わかる気にして おりません
- 泣こうがっ 仕事が終わる まで放置
- しませんっ 私にとって ジンシ様
- そのときは ちゃんと本物 のかんがん
- おい人の 話は最後 まで聞けー
- ジンシ様 いえつきのきみ いつまでも
- かりそめの 立場ではいら れませんよ
第37話
- お前ーっ 足が不自由 なのかーっ
- 明けるから さーっ実家が お金持ち
- 1期生 として勉強 に励んで
- 悪くない 何より素直 な性格
- 私のは 最後の最後 どうしても
- シャオランを 厄介事に 巻き込むか
- 明けるから 仕事探して るんだーっ
- あるという かーっ作りに 行くという
- 贅沢な ものだ一度に 千人も
- それぞれの みやの中にっ 専用の
- 持っている この建物に あるのはっ
- 使えるの はっそれだけで ありがたい
- シスイって 着痩せするほう なんだなー
- 水拭きで いいかなそーう 気持ちいい
- 熱い湯に 浸かる瞬間 が無いから
- 大丈夫 入っていいし つてはこの
- 新入りー はーいよろしく お願いし
- 香油ねっ 少し強めに お願いっ
- おてつきが ないんだろうな おてつきが
- 見ず知らず のげじょに体 を触らせ
- それ何っ 糸です何に 使うのっ
- 絡め取る んですお試し になります
- 次はいつ 入るのいつに しましょうか
- あのあとっ 列ができてた もんねーっ
- 知ってるね そのにょかんはー ちゅうきゅうひ
- そっかーっ そういうことも あるんだー
- そのたびに ほかのきさきを マッサージ
- ホンニャンっ ギョクヨウ様っ ああいう場
- だそうです さすがギョクヨウ 様シスイ
- たしかにっ ここではいろん な話が
- ちらほらと リファ様もっと いう話
- いるのでは という噂だ もしかした
- なったのだ からっみかども 通わない
- 3人が ご懐妊かー めでたいと
- 気持ちいい あなたっ次は いつ来るの
- 見てみたい なーっどっかで 聞いたよう
- かんがんが 30人も 増えたんだ
- なかったっ 元奴隷だよ 奴隷もう
- 奴隷だと 思う他国の 人間を
- 虫にしか 興味なさそう に見えてっ
- でもカッコ いいんでしょうっ まあジンシ
- 質問が あるんだけどっ あなたどう
- 言われても 人手不足の ひすいきゅう
- 呼び捨てに するほど仲が 良かったの
- そばに居る 怪しいにょかん が気になる
- 盛られたら 私が先に 死にますっ
- 性格ね はーありがとう ございます
- ようだけど ほどほどにして もらいたい
- 思われる よなーでしたら 今日ゆどの
- 思ってっ 行ってらっしゃい えーえーっ
- お友達 ですかーそれは それはーっ
- なんなのっ この人たちっ 害はあり
- マッサージ やる子が増えた んだよーっ
- お願いし ますセキユ様 セキユ様
- この前も 見かけたけどー じょうきゅうひ
- 来たらーっ まわりが萎縮 するんじゃっ
- リーシュひは よわい15で じょうきゅうひ
- また人を 化け物を見る ような目で
- ような目で 少しは慣れて ほしいんだ
- 新しい 脱毛法っ 試してみ
- 塗りました ので肌荒れも 少ないと
- そうですね こんごうきゅうで はっそのっ
- その前は 出家されてい ましたから
- 考える とっかわいそう な身の上
- よかったの かもしれないっ せっかくな
- せっかくな のでっついでに どうだいっ
第38話
- 世話をする なんてっそんな 言われても
- あんなこと を聞いて首を 突っ込むな
- 案の定 おはちがまわっ てきたかっ
- しまったっ ごおうをもらっ て忘れて
- なかったっ そこそこ立派 なカエルを
- お体で 外へ出るのは いけません
- ギョクヨウヒ これは内密 のことです
- やりとりか いえっ返して ですよこの
- 口止めは しっかりいたし ますゆえっ
- 安かった かもしれないっ お待ちして
- 脱衣所で 奥が浴室 なのですが
- 人影が 見えたのですか そっそれは
- 務めだと 思いますのに 元毒見
- かんざしは そうは思われ ませんかっ
- 取らないで いただけますか あははいっ
- 好ましく 思っていない ようですっ
- 拭いている ときっ暑いと 思ってっ
- そしたらっ 窓は閉まって いるのにっ
- 私をっ 見つめながらっ うんまわり
- 正体を 確かめようと 近づいて
- 何事も 無かったように 動かなく
- 間取りだっ すいしょうきゅうや ひすいきゅう
- もしかする とっ土台から 腐ってい
- いえむしろ 新しいです リーシュ様
- リーシュヒは このカーテンが 揺れていた
- この穴の 先はこうきゅう の水路に
- カーテンっ そして抜かれた 風呂の栓
- 手伝って いただけますか はいっんっ
- 扱って くれるっわかり ましたこれ
- よく映る しまい込むのも 仕方ない
- 久々に 使われてみて はいかがで
- 使うとっ より見やすいと 思います
- 向けるとっ よく映るやも しれません
- 光がっ 絵や文字になる 摩訶不思議
- そうですっ かなりの技術 が必要
- 必要だ とっようふから 聞いたこと
- 照らされっ 顔を映すっ 隙間から
- 生まれたっ 幽霊だった わけだこの
- この顔っ 死んだかあさま に似ている
- 怒ったの かなーっだから 出てきたの
- 踊るのが 好きだったって 聞いたのっ
- 踊れなく なってそのまま 死んじゃった
- 幽霊に なって踊って たのかなー
- わからない けれどリーシュヒ にとっては
- 喜んで くれるかしらー 失礼し
- 端々に 現れている 今更の
- いただいた 鏡があるの だからこれ
- 来客の 前でーはした ないですよ
- かしされた ものであっても じょうきゅうひ
- おおやけに しなかったのは リーシュヒの
- 今後はっ 自分の立場 をわきまえ
- なりそうな 薬を調べ てるのかい
- あってねー 今は触診 だよつかむ
- 3人の かんに触診 されてーっ
- 風呂炊きの 準備中にっ かきゅうひに
- ミミズでも 見るような目を していまし
- わかってる 早めに決めて しまわない
- しまわない とっ面倒な ことになり
- のだろうっ だがぐんしどの が出張って
- ぼていから かとくを奪い ラの家の
- ありながら どこの派閥に も入らず
- 入らずっ のらりくらりと 立ち回る
- 誰もがっ やけど程度で は済まされ
- かかわるな という暗黙 の了解
- 本当の 話をしたい なぜ今の
- いるのかっ あいつに知って ほしいだが
- そのあとっ どんな反応 をするのか
- 新しい 案件ですが 新入りの
- 彼らには 力仕事を 任せてい
- 面倒だ なっ諦めて くださいっ
- 痩せていて どこか怯えて いるな元
- しかんはっ ある意味適し た方策
- 見せたがら ないとかそうか それにして
- 良いらしく にょかんたちへの 気配りが
第39話
- ぶつかって きさきの氷 を落とした
- 弁償は 無理だじょうきゅう ひの機嫌
- この氷 いただけますか 勝手にし
- やってみろ あと1時間 もないがな
- くれたかな またマッサージ お願いっ
- あの場では 怖くて動け なかったん
- 材料を 貸していただけ ませんかっ
- ずいぶんと わがままだなっ 見返りは
- ちょうどいい 存在だった だけだそれ
- 困るなっ では条件を つけようっ
- つけようっ 人の話は 最後まで
- そうかなら 別の条件 にしようっ
- 頼るかー いやーローラン ひのことで
- かんざしは つけないのかっ ひすいきゅう
- マオマオっ これっ砂糖と 果物と
- 本当に できたらお呼び しますから
- 砕いてる あーっこんなに ちっちゃくー
- 固まって きてるシャオラン は果物
- これってー 見ての通りっ アイスだよ
- できたのか こちらを届け てください
- 意地悪ー ジンシ様から 好き嫌い
- リンリーの ときと違って 下ばかり
- やりました ここのいかんは 頼りない
- なったけど では今回も そのにょかん
- こうきゅうの 外から迎え るんだろう
- 断言は できませんがっ 逆子かも
- 大きなっ 頭が先に 出ることで
- 教わった のはっ薬の 知識だけ
- 言い難い がっ可能性 は高いか
- こうきゅうの 外であたって みますええ
- 腹を切る ことになるかも しれません
- ちゃんとした 助産師が居て も危険だ
- 経験も ありますまあっ そんなかた
- いったいー 何をしたんだ どんなかた
- 叩くのね だけど罪人 でしょとても
- こうきゅうの いかんでしたっ 過去にはっ
- アードーヒ 関連としか 実際っ
- 養父です くすしとしての 師でもあり
- 話はっ あなたも聞いて 居るでしょう
- 偉大なる じょていの知性 に翻弄
- 貫禄っ これがっ母に なるきさき
- なるとはね 老婆のような 姿をし
- ええまあっ 正確にはっ おおおじだ
第40話
- かんざしは つけないのかっ じゃあそれを
- つけてこい 約束だしっ 仕方ない
- 食べ物は 無駄にするなと 教えられ
- はなまちで 貧しく暮らし ているのは
- さっきから 何を作って るんだいっ
- もう一人 みかどのみこを 宿してい
- 次の子は 無事に育って ほしいその
- 年配の じじょが多くて 急にみや
- 増えるのは いいことですっ こうきゅうに
- 機能して いないっ今の みかどの子
- こうきゅうで 気になるところ をまとめて
- 大きさの 紙はっ置いて ありますか
- ではそれを 安値で譲っ ていただく
- 聞いてみて くれないかねー 生徒の手
- 商人の ような頭の 回りよう
- マオマオっ そんなに鳴いて これかなー
- 行ってみる かっジンシ様 に話を
- かんざしっ えんゆうかいで ジンシ様
- 真似るとっ 受かるっなんて 言われてっ
- ふろうじが 病気でかわい そうだから
- シャオランは 居ないのかねー 最近は
- 少ないと はいえっ騒ぎ 立てるのも
- かんがんを 置いておくとっ にょかんたち
- 助かって いるようだけど 診療所
- 手本にー 生徒たちにー 書き取りの
- 昔もっ 似たようなこと を書いてい
- 2人でっ こうきゅうじゅうに 貼る紙を
- 方法を 覚えたようだ ねー以前
- あちこちに 貼られていたよ 鉛入り
- 内容は そこまで変わら ないなーっ
- ある者に 害をなすもの を教える
- 知っている 者っそれはっ 失礼し
- あらあなた ひすいきゅうのっ シンリュ様
- あのっこれ アルコールです 蒸留し
- ありがとう お茶でもいれる はところで
- 若かった わよっ私は 10歳で
- ことはない だがっせんてい の時代は
- たおられた 少女たちはっ 外に出る
- こうきゅうに みかどにそして みかどから
- 見るように 頼んできたっ あのときは
- 教えたの はっシェンリュでは ないだろう
- あの移る 病でしょうか 何か気に
- なんですか 妊婦に害が あるものだ
- リファ様の ためにあるよっ 避けるべき
- なるものが 売られていれば 手にしない
- 商人に 吹き込んだのか もしれない
- 少しずつ こうきゅう内を むしばみっ
- 問い詰める べきかっどうし たんですっ
- 曖昧な ことは言いたく ないここは
- すみません お邪魔しました うむっもし
- 増えてるの よねっ返して くれるだけ
- この図説 シスイが持って きたのかっ
- ちょうめんを 使っていたっ それに字も
- そいつには 気をつけたほう がいいあっ
- 背が低く 女にしては 背が高い
- シェンリュウっ そいつはお前 が何をし
- しないほう がいい動けば 刺すここで
- 影響が 残ってしまっ たんですね
- やっぱりっ さっきの図説 の持ち主
- いいのかっ 何をすればっ こうきゅうを
- 言いやがる やはりスイレイ はあなどれ
- ラカンがっ 東のキツネ せんていの
- せっかくの 機会ですから 師匠どの
- 面白い 茶飲み話は ありません
- まいりまし たなー銀杯 を用意し
- ラカンどの 何か話が あるのでは
- 師匠どの はーっなんです かなこれは
- 火縄では なく火打ち石 がついてい
- 簡単だ それはたいそう なものです
- ものですな ええ大量に 作ること
- 陣形も とれるし移動 もしやすい
- どうやって これを手に入れ たんですか
- 間違えた ようでっ何も 喋れなく
- 間違えた とはっ多大な 損失だ
- それらしい 話を聞いた ことはあり
- そうですか 残念だでは 本題に
- これはーっ さくじつ妻と 打った碁の
- 攻めてくる いつまで続く んだっこの
- では後で 棋譜の写しと 実況を
- いかがです はりのさかずき に注ぐと
- 美しい ですなーでしょう あなたとは
- このジュース 珍しい色 をしている
- 整えて かまわないかな どうぞ人
- 覆面を 外せるっあー 上げ底の
- とうぐうの 身代わりなどー そうできる
- 居ませんっ 嫁には甘い ようだなっ
- まさかーっ 行方不明に なるとはな
第41話
- 様子だと あなたが勝手 に連れ出し
- 見えないの ですっ昨日の お昼まで
- 準備して いたそうですっ そのときっ
- ところまで はーマオマオが 行きそうな
- 行きそうな ところは探し て回った
- 立場でっ 勝手に持ち場 を離れれ
- ままだとー 処罰せざるを 得なくなる
- その前に 探し出すこと が先決
- マオマオの ことですねああ 居なくなる
- 以上です いきょくでもぐさ を作りー
- そういえば 今日はマオマオ は居ないの
- 嬢ちゃんが ここを出ていく ときやたら
- んっどうな 様子でしたか あーちょうど
- たしかーっ 疲労回復 にいいもの
- これですか うーんそこまで は覚えて
- 申し訳 ありませんがっ 探しに出
- わかるのか いえ猫のほう のマオマオ
- ジンシ様 見つかりました どこだ北
- 寝ていると いうかー酔っぱ らっている
- 木の実はっ 私が持って きたものと
- 伝えたい のかっいきょくに もどればっ
- 確信が 得られるまでは 語らない
- 見えますが 昔あの子が 気に入って
- そこだけが より燃えやすく なるのです
- 今回は 酒を使った ようですね
- 寝ていたの でしょうっこれは マタタビと
- 目印に なると踏んでっ 利用した
- こうきゅうの 北側にはー 遷都前
- 気をもんで ほかの仕事に 差し支え
- もくもくと 働いていた やはり似て
- できること 今はかんがん じんしとし
- というかっ まともに書ける 状況で
- もうちょっと 画数がある 私もー
- たしかにっ すいってここが ひすいきゅう
- もう一人 すいの字がつく 人物が
- えっ何っ それにしてもー こうきゅうに
- シェンリュウっ 見張っておいて くれはいっ
- 向かうぞっ 着替えたときに アルコール
- 算段を 立てるべきかっ いやっはー
- いつもはー 子供みたいに 賑やかな
- 入ってた んだなこいつら は護衛か
- どういうっ つもりだただの 嫌がらせ
- もとからの 知り合いですね なんのこと
- そんなげじょ ならいくらでも 居るだろう
- 追いかけた あげくっ人に 見つかって
- マオマオは 鋭いなーっ それでカマ
- ほかの子は 気付かなかった もんうーん
- げじょは字が 読めない者が 多いから
- マオマオは どこから入っ てきたのか
- その頃っ かんがんとして 湯運びを
- 牽制に 使うつもりか だとすれば
- 来ればーっ 逃げても無駄っ てことかっ
- 確信は 無いがもしかし たらシスイ
- つきのせい のときのとくし いやまさか
- どこ見てん だよっボサッと 突っ立って
- うるさいっ 知り合いなんだ 俺さーっ
- 祭りかっ それで帰って きたのかー
- 連れていた 護衛の一人 なぜとくし
- ねえちゃーん こっちこっちー マオマオも
- 来たんだっ いやー探した のはじじょだ
- いってーっ いってー少し は素直な
- 使われて いない水路を 抜け道に
- マオマオは こうきゅうの外 に出たのだ
- かんがんが 一人っ行方 不明にっ
- そのような げじょは存在 しないとっ
第42話
- ですがーっ 一応準備 をっどうぞ
- 落ち着いて います陣痛 もおさまり
- はっきりし ませんがみこの 状況は
- 治療がっ 功を奏した ようですっ
- 自分より 動揺してい る者が居
- 戻ります 何かありまし たら知らせ
- お話が それでっ何が わかったっ
- おそらくっ どこかで紛れ 込んだもの
- いたのもっ ボロを出さない ためでしょう
- せんていの おてつきになり こうきゅうで
- こうきゅうで 最期を迎え た者たち
- こともなく この花園で 消えていく
- 落ち着けー 今の俺はっ かんがんの
- 思い出し ましたっ古い 記憶をっ
- 話しだっ みな若い頃 のあのかた
- 似ているっ 何の話を しているっ
- 顔を見て 青ざめていた あのかたも
- ガオシュンっ 俺はあのかた に似ている
- 無いという 噂を信じ とうぐうの
- 居るのはっ 何のためかっ 滑稽と
- 私はっ 私にできる ことをする
- あのにょかん この墓に手を 合わせてい
- たいほうっ 去年亡くなっ たにょかんの
- たいほうの 血を引く者は ただ一人
- せんていの 時代いかんと のみっつう
- どちらへっ ざくろきゅうだっ たいほうの
- きさきはっ のちにししょうに かしされっ
- こうきゅうを 追放された いかんとっ
- いかんとっ ともに消息 はわかって
- わからない それでもどうぞ やれること
- 奇妙なっ 派手な格好 にまなじり
- 私はっ みやに仕える じじょたちの
- あとはそう ほくろの位置っ ソウリいや
- レンプウは 本当に何 も知らない
- 人物は 見当たらないと もうきさき
- なおのこと 承知の上で 計画し
- こうきゅうと いう鳥かごに 閉じ込める
- ししょうはっ 娘をかわい がっていた
- 残さない いったいどこへ 何のため
- 今パパが 助けるぞーっ ヒャーラカン
- 足取りが 掴めませんっ ローランと
- わからんっ だがっ逃亡 したきさき
- あったとー 調べがついて おりますっ
- 診療所 全員かいえ ほかの者
- 探さねば だが情報が 少なすぎ
- 何用だ 初めてお目に かかります
- かんたちの まわりを洗っ ていたらー
- 数年っ 穀物の値が 明らかに
- もう一つ なぜか鉄の値 も上がって
- 理解した 穀物自体 は大した
- 横領し ているっそして 金属の
- できますっ 流れがどこに 集約し
- そのかわり 徹底的に 調べろっ
- 流れ着い た先で何が 起きようと
第43話
- マオマオも キツネのお面 着けてねっ
- 着けてねっ さっき自分で 塗ったやつ
- クモの巣の 形のやつっ 可愛いん
- ジンシ様 妙に表情 を読むのが
- 里の外 にあるやしろで やってるん
- たいまつの 明かりのせいか 本当に
- 本当に キツネの群れに 見えてくる
- 別世界 みたいだよねっ うん不気味
- 知ってるっ 毒があるしっ はなまちで
- みんぞくが 住んでいたのっ そこへ西
- ごく一部 の村は彼ら を受け入れ
- 害虫を 駆除する知識 その価値が
- 奪おうと する者たちが 現れた
- 深い森 の奥に里を 作るよう
- キツネって いうのはキツネ は知識を
- 白かった でしょうっ色を つけるのは
- だからかっ 赤であるはず のまなじり
- シスイもっ みやこにやって きたオウボ
- 出てるんだ うーんっ何か 食べようか
- どれにする 私ーイナゴ この時期の
- カエルはっ しばらく見たく ないという
- 食べたこと ないっはなまち の屋台で
- 混じってた どれも同じに 見えるけど
- 神様の かわりをするの へー言われ
- 交代で やるんだけどっ みんなやり
- この稲穂 スカスカなんだ さとおさが
- こっちのが いいんじゃないっ えっいいの
- 意味ないし ねーちゃーん俺 どうだった
- かあさまっ 見てくれてたら いいのにっ
- 願い事 何書いたんだ 願い事
- 燃え尽きて 天に昇った ら願いが
- ねーよーっ あれは絶対 叶うんだ
- あの役ー やりたかったん じゃないのっ
- ただいまー んっ戻ったか 夜食はっ
- いるのかっ ほかに理由が あるのかっ
- 要らないっ 異国のレシピ には書いて
- 改良の 余地あり私 でどうぞー
- 黙ってっ シスイと仲が 良いんです
- 薬草の ああっ私は 出かけるっ
- 居るからっ 逃げようなどと 思うなよ
- 必衰っ ずっと名家の ぼっちゃんで
- ダメだよっ 盗まれちゃうよ いい値段
- 文様の 細かさとかっ 職人の
- きそうだな 潰して地金 にするしか
- 違うよー おかあさまなん だそれんっ
- 6時間 くらい経ったの かなうわっ
- もう少し 静かに扉 を開けるん
- 倉庫だよ ネズミが入る からってー
- 使ってる 抜け道をなっ やっぱクソ
- 稲の幅 だいたい同じ くらいだっ
- いたんだっ 窓から漏れる 光をっ
- 浴びるとっ 育ちが狂う ことがある
- 環境を 変えて咲くべき でない時期
- 改良の 余地ありだとっ なるほどっ
- ネズミかー やっぱりここで 実験し
- いや今は それどころじゃー なんだこれ
- 開いていた のかしら誰か 閉め忘れ
- おかしいわ ねー問題が ありました
- あのときの 特使かーいえ アイラ様
第44話
- 管理しな さい申し訳 ありません
- ローランっ やっぱりっそう だったのか
- せっかんと 称して始末 されるのが
- くすしにも 見えないけどっ ええっでも
- 妙薬に 繋がるものを 作れるの
- そうっなら 仕方ないわね アイラ様
- そうだわっ ここではまとも な仕事も
- 無表情 なまま授業を 聞いていた
- 隠れたり 大浴場で リーシュヒに
- 虫好きで ちょっと変わって いて噂
- ここまでっ お前を連れて くるつもり
- 姉として 扱うのはっ あいつだけ
- もともとっ しのいちぞくの ぼうりゅうに
- こうきゅうに 召し上げられた ときを経て
- 一族を 表す文字が 入ってい
- ローランは その名前をっ 気に入って
- 子なんだっ 同じ男の 娘とし
- 一方は 蝶よ花よと 育てられ
- ジンシ様 暗殺未遂 事件にっ
- 乗じてっ 祭具を盗み 発覚し
- 先日の フェイファを使っ た襲撃
- やり方に 反するように しかしそれ
- かんざしっ ただのかんでは ないいやっ
- こうきゅうに 入ったときっ どうやって
- 調べられ ましたか何を いきなりっ
- 去勢して いない男が 入るには
- どうやって 入ったのかっ こうきゅうに
- 男子はっ 帝かっその 縁者のみ
- 現状を 把握するのが 先だおー
- 工房で 作られていた さいほうの
- ああいった 手前調薬 のまねごと
- くれぐれも シェンメイ様の ご機嫌を
- 戦かっ 大きく出たな さてっどう
- こうやって 幽閉されて いたのかっ
- 気がするっ ここは北部の シホクシュウ
- 勉強し ておくんだった ぼっちゃまっ
- 起こしたと なれば一族 ろうとうっ
- 大人たち はっ教えたの だろうかっ
- しているっ ここは傍観 するところ
- 嘆くとき は嘆く私 が人形
- ならないっ がんじがらめで 窮屈だ
- 女もっ 生まれるべきで はなかった
- 人形の ままでいてもっ おかあさま
- ときにはっ もう何もかも 遅かった
- お呼びだっ くすしを連れて きましたー
- もう少し かかりそうです あらそうっ
- あらそうっ ここだとまるで 主従だな
- ときだけだ 置かれた立場 は不愉快
- くすしーっ どんだけ腕が 良かったん
- 居ましたね ほんとか俺の かあさまが
- そっかーっ 仕方ないよな かあさまは
- 自身がっ ではっ私は これであっ
- 数字から 導き出され る推測
- 一族が おうぼの時代 から仕え
- どの程度 進んでいるっ 鉄の値が
- ではないっ 変な誤解が 生まれるよ
- さらわれた 俺の責任 だこうきゅう
- どうなろう とーっ関係 ないという
- 私では なくししょうです へーっそこ
- お見通し なのだ本来 の自分の
- 姿でっ 半端な仕事 をしてそれ
- ままでーっ 何ができると いうんです
- 違うんだ オジキのことを 言ったわけ
- 今だって 贅沢にもっ カゴに乗せ
- 私にも 責任がある からねーっ
- そんなーっ オジキのことは 責めてない
- することも 大切だよっ わかってい
- いやなんの 言葉も売って いないがっ
- お願いに まいりましたっ ぎゃくぞくっ
- ございます 謀反の証拠 は揃って
- ではないっ 国に対する 反逆の
- 直轄の 軍を動かす ことになる
- らかんでは なくーいつまで かりそめの
- ジンシ様 いえつきのきみ いつか来る
- すぎないっ 覚悟を決める ときが来た
第45話
- 薬はっ どうやら不老 の薬を
- 前任の くすしはやはり 優秀だ
- わかっては いるんだけどっ 私にも
- いいだろう 別にっまーた 怒られて
- この匂い 下に工房 でもあるの
- 針金っ 逃げろ見張りは おびき寄せ
- ガキなりに 私を助け ようとして
- 遊んでた だけだよついで に見張りが
- わかったっ 待てよっあれは たしかにっ
- わかったよ ヒーヒヒーヒヒーっ スイレイが
- 遊んでっ 見張りの邪魔を 念の為
- ダメよーっ しつけをしなく ちゃいけなく
- 子供です それに大した ことは何
- いうことは 些細なことで 大騒ぎ
- そのことを 楽しんでるっ ひとごとだ
- ひとごとだ 見張りやキョウウ のことなん
- バカだなー 私が頼み ましたんー
- それではっ またっくすしが 居なくなり
- スイレイっ 何か聞こえた ようだけど
- おしまいね スイレイなりに 責任を
- 責任を 感じてるのか もしれない
- おかあさま 私っアレを 使いたい
- たいぼんの ことねたいぼん なんだっけ
- もらったが シュンメイ様の 命令だ
- 穴をあけ てっ罪人を 閉じ込める
- さかなって ことにしといて くれしかし
- たいまつで 炙りましたっ よく平気
- しましたっ 俺ー来た意味 あったのか
- くれてよー あんたのおかげ で俺たち
- 都(みやこ)から 討伐軍が 来る合図
- 逃げるなら 反対側の 階段は
- 使うなよ 地下で火薬を 製造し
- だいたいっ 火薬のそばで 火を使う
- お嬢様 あなたも早く 頑張って
- ローランっ あれーマオマオ なんで居る
- 砦から 出よう討伐 軍が来る
- 行かないっ まだやることが あるからっ
- 怖いわっ むち打ちですめ ばいいほう
- ローランは 大切にされ ているよう
- 頃にはっ 紅をひかれて おしろいを
- 一緒にっ 何を怠けて いるのんっ
- 気づかずっ うちわでほおを 打ったのっ
- なったらっ そこに居るのは ただのげじょ
- 行ったんだ だって仲良く なりたくて
- 愚弄する のかっ娘を 何をする
- かしという 形で戻っ てきたとき
- もしかして 噂で聞いた こと無いっ
- 亡くなった そうっその人 がねえさま
- やっぱりっ そしていかんと こうきゅうを
- ねえさまの かあさまなのっ スイレイに
- スイレイに はっこうぞくの 血が流れ
- したのはっ ローランを産む ためだった
- なんて呼ぶ のが正解か わからない
- シスイはっ そうなることを 恐れたっ
- マオマオは ほんと鋭い なー連れて
- 薬よっ これだけ派手な ことをした
- 噛み締めて でもっ一気に 飲み干した
第46話
- なかったっ おとうさまはっ おかあさま
- いうけどっ どうなのかしら 私には
- 待っている 子供が生まれ たら夫
- ことだもの 私はおかあ さまみたい
- 飲むほどっ 母になること を拒んで
- 育てられ てっ似てるんだ ねえさまに
- 同じよう なこと言ってた そだねそう
- 置くことで 何かたくらん でいたんじゃ
- なってもっ 無関係だと かばってい
- そのために 私を連れて きたのかっ
- どうしてっ 手を伸ばさずに いられない
- 私には 私の役目 があるのっ
- 意味はある のっ意地だよっ 私のっ
- 一度しか ないと言われた らどうする
- どうするっ 行ってしまうっ でも何を
- 願掛けっ マオマオらしく ないなーっ
- これ以上 髪につけたら 華美すぎる
- 本当だ タヌキみたいだ ありがとう
- 手をあげた 場合ー罪に 問われるの
- 麗しく 女性でないの が残念
- その上っ このあたりには 温泉が
- 上からー 敵をまとめて 始末する
- 出るでしょう なーっ厄介 だなですが
- きんぐんっ みかど直属 の軍隊
- 抑えたい わかりまさいたっっ ではラカン
- きんぐんが 攻めてくるまで まだ時間
- きょうらくに ふけっているっ 一族の
- 楽しんで いるんだそんな 女では
- 工房が 早くどうにか しなくては
- 情けない 話だっここ 20年
- 始まった お前に頼み があるのだ
- あの子には 長く苦労を 強いてきた
- 引き受けて くれればお前 の望みは
- せんていの 娘を妻と して迎え
- シェンメイが 戻ってきたが その結果
- なんなのっ さっきの音っ これからっ
- なんですか ローランっその はしたない
- 快楽に 身を投じるっ あなたがた
- スイレイを うとんでいたの は知ってい
- きゅうちゅうに しゅっししている あいだにっ
- 責任を 取ってください ローランっ
- 意思のない 者は殺すな 捕縛せよ
- 行っている ようです先へ 進むハッ
- 立てこもる なんてっバカな まねをする
- じょうかんの てんにょと呼ばれ たかんがん
- きんぐんの 大将として 出てくると
- この策が もっとも良いっ そう私
- きょうをつく 策とのそしり は私が
- お言葉に 甘えてっこの 煙では
- 煙では 長居は無用 だと思い
- とらえられ ているっここに ですかああ
- せいてきが 生まれますねっ ああそうだ
- きんぐんが 入ってくるっ ここに居る
- この感じ 懐かしいなっ おいそれは
- トウグウっ 今はトウグウ ではないっ
- 合わないと 思っていたが ジンシ様
- つかぬこと を聞くきゅうちゅう で働く
- とうちゃんて アレの名前を 出さないで
- 言うならー そうなんだろう それにして
- 運動も できないのにー 無茶してー
- 雪崩もっ それに乗じた 奇襲もっ
- 奇襲もっ あのおっさんの 策ですか
- 誰かーっ 寝ているのかっ 子供です
- 一族は まとめて刑に 処されるっ
- 者たちは 打ち捨てられる のでしょうか
- 眠ってる みたいだなーっ おーい手を
- そのときは お前がなんと かしてくれ
- その笛は 無事命令を 完遂し
- 嬢ちゃんを 無事に連れ出す のが俺の
- シスイから 託されたこと をまっとう
第47話
- マオマオを 砦の外に 連れ出した
- 知らないっ 私たちはっ 騙されて
- いるはずだ 国のためだと 言われたー
- 横領っ 反逆の罪 で拘束
- 襲われた からなっあれは 惜しかった
- もう少し 時間があれば なーいやっ
- 断ると 言ったらだから 脅してい
- ねえさまっ もうひどいこと はされてい
- 装って 戻ってきたっ 大胆な
- 嫉妬して いたのでしょうか それともっ
- こうきゅうに どんどん美女を 送り込み
- じょうきゅうひ としてこわれて おかあさま
- 人質に 取られては何 もできぬと
- 先帝の 性癖ですっ ジンシ様
- そうですっ 奴隷交易 にかわるっ
- 本当に 何も知らない ようですね
- だが当時 奴隷制度は 認められ
- だからこそ じょていは奴隷 交易を
- 交易を 縮小せざる を得ません
- 娘はー げじょやにょかんに 男はー
- 拡大は 女に興味 を持たぬー
- といえばっ じょていも耳を 貸すでしょう
- たしかにっ 娘を売った 家族もっ
- ええ誰に とっても益に なる話
- なんぎです よねっこんなに なるくらい
- なるくらい ならっあのとき 逃げ出して
- 作ったっ シェンメイ私 と逃げない
- 逃げようっ こうきゅうからの 逃走は
- 逃げ道を 作った時点 で重罪
- できずにっ また会いたいと ここまでっ
- たいほうに 先を越された じょうきゅうひ
- 彼ーっ 自分の地位を 捨てて逃げ
- 男など 信用できる わけがない
- ねえさまっ 失礼します ハッそれは
- 同じくっ 皇帝の血を 引くものっ
- 追い出した 赤子のことが 心配で
- 否定した ものの自分の 娘だと
- 妻として 迎えてほしい おとうさま
- 先帝は 安心された ようですっ
- こうしてっ おかあさまはっ かしされた
- 男だっ 手前勝手な 頼みがっ
- やってきた のに破滅しか ない最後
- 何をして いたかご存じ でしたかっ
- 繰り返し 苦言を呈す るまともな
- 破滅する つもりだったの ですジンシ
- 演じきれ ましたかそれが 事実だと
- 無いほうが いいっお前は あの男
- できるわけ ないのに中に 詰め物を
- 本当に よかったのにっ おかあさま
- 方法は 無かったのかっ あったかも
- シュンメイは 自分をこけに し続けた
- 一族で まともな思考 の者はっ
- 死んだもの として見逃し ていただけ
- おとうさま 以上の役者 になれるか
- 悪女のっ 一世一代 の舞台っ
- 無事ですっ それより少し お休みに
- どこに居る あまり近づか ないほうが
- 一族の 子供たちです なぜこんな
- あなた様 もですよ俺の 顔に傷
- だったなっ ええっまったく です外で
第48話
- 安全な 場所で見物 ともいかん
- ケガをする つもりはなかっ たんだがっ
- 誰だって そうでしょう妙 な頼みを
- お前はっ ローランと仲 が良かった
- 本当に よくわからない 人だった
- わからない 人だったので 俺にもな
- わからない ままで終わって しまったっ
- そうですか シスイはっあと は頼んだ
- 託された ことをまっとう するっそれ
- できました すまないひどい 顔ですよ
- 言われても ここは忌むべき 場所ですっ
- 居ましてっ 襲われたのか 女性です
- 残らない だろうなうーん これくらい
- 男だっ 問題ないっ ジンシ様
- そのせいで まわりは心 を乱され
- 乱されっ 見た目ばかりに 目をやって
- めをやって しまうっだけど ジンシ様
- 美しさ よりもっずっと 価値がある
- お眠りに なられたほうが よろしいの
- もう一度 蘇らせる 蘇り
- 用意して くださいあとっ 暖かい
- それでもっ 私が連れて こられたの
- 死んだ者 はっ見逃して くださるの
- 桶に湯だ それに毛布っ 温かい
- おめでたい わねートウグウ のお披露目
- こうきゅうを 追放された オヤジだが
- 当然だ ジンシ様には あれ以来
- めでたいと 同時に私 がこうきゅう
- おやつくれ あんまり走り 回るなよ
- 5人とも 蘇ったっ 最後まで
- 最後まで 目覚めなかった のがこいつ
- 出てからと 最後に残っ たキョウウは
- 知らないが 先に目覚めた 子供たち
- 4人とも 引き受けてくれ たらしいっ
- きゅうていを ひっかきまわし たスイレイ
- 血筋だっ 監視つきだが 命まで
- 安全て どういう理屈 だよあった
- するんだよ 勝手に食うな バカチョウウ
- お披露目は すんだのですか うーん無事
- 預かって いたの渡して おかないと
- 得よねっ 仕事はできる わけじゃない
- わけじゃない けどっ放って おけないっ
- いたかをっ 詳しく話し てくれたっ
- みたいだー そっかシャオラン にはもうっ
- 元気だよ ねんきがあけて こうきゅうを
- かんざしを くれたおきさき さまに気に
- 片付いた のですかたまに は休んで
- お疲れの ようで人事は もとよりっ
- 色々な しのいちぞくの 人間は
- 人間は 既にほとんど 処刑され
- なのですが あげちゃいました あっ春に
- めぐってっ どこかの露店 にも並ぶ
- あげました いつか返して とは言った
- もらおうか 話は最後 まで聞けっ
- だろうから そりゃまあ立場 のことなら
- そうしたい 気分にもなる ちょっまずは
- ちょっまずは 砦の続き からだおっ
- お前もっ 毒をっためて いるのかっっ
- 欲しがって たろうっおうっ でかしたっ
- はいーじゃあ こちら商品 お渡しっ
- おじさんー これってーセミ ああ古い
- 冷やかしは やめてくれよっ 買うのかい
- このへんで お目にかかれる 代物じゃ
- じょうちゃんっ こいつをどこで あーいやー
- おじさんっ 私の名前 タマモって
- 受けそうな 名前だなうん そうだねー
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