川柳報告 - アニメ - 2024年10月頃~ - るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱
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第二十五話
- 決心が ついたかカミヤ の娘に
- 戦うっ ああっオオクボ 暗殺の
- 一番の オオサカ行きに 間に合うっ
- ひときりに 戻ったほうが 身のためだ
- これ以上 ばっとうさいに 戻る気は
- お前なら 5日もあれば 十分だ
- 落ち着いて お願いやから 店のもん
- ヤヒコくん おーいサノスケ 見なかった
- 完全に ふぬけちまった どうやらっ
- とにかくー 2人もなんと かカオルの
- 言ってくる ぜっサノスケっ 手を出せっ
- 思ってる 以上の危険 地帯だぞ
- ぶつかって やがるうるせー てめーこそ
- どこへ行く 気だっキョウトに 決まってる
- 守り切る ことはできない だから奴
- 出る幕じゃ ないおとなしく ここに色
- 弱点で 守りきれない からあいつ
- 若造の 出る幕じゃない おとなしく
- こんな傷 こんな傷より けんしんに
- 勝てません でしたっなんて 言い訳は
- 本当に こぶしだけだっ いくら鳥
- 要するに ごのせんをとる かえしわざ
- 1発も 体に当たっ てねーふん
- ちきしょうっ こぶしの速さ も重さも
- 喰らったら マジでヤバいっ 無理だなっ
- 一向に わからんバカを これ以上
- 天性の 打たれ強さに うぬぼれて
- サノスケっ とにかく傷の 手当をし
- クソ野郎 あんだけこぶし を繰り出し
- 本当に 俺に合わせて 戦って
- ちきしょうっ こんなところで チンタラし
- まったくっ ヤヒコっあとは 任せたっ
- 強くなる キョウトに辿り 着く前に
- 驚いた きみはキョウトへ は行かない
- いつまでも くよくよしとっ たらアカン
- タカニさん ほらタカニさん も心配
- くれたのっ 今のケンさん に必要
- 無駄みたい だからっ人に 頼らない
- 大勢の 患者を抱え ていて旅
- これでもっ 流派を背負う 師範代
- この道を 私に示し てくれたの
- ケンさんが 居なくなろうと 医者として
- 絶対に わからないわよ そうねけど
- してんだっ さっさと支度 しねーかっ
- ケンシンに とってお前と の別れが
- 会いたいっ 私やっぱり ケンシンに
- 会いたいよ よしっそれじゃあ 決まりだっ
- キョウトへっ ケンシンの居る キョウトへっ
第二十六話
- 知らないわ 答えないなら 殺すはー
- いきさつを 話してやろう てのにいい
- 勝手だが ヤツがキョウトへ 向かったの
- あり得んっ バットウサイを やれるのは
- なさそうだ なんでペラペラ 喋るのよ
- ケンさんを 殺すことしか 考えて
- ものならっ 使えないかと 思ってみ
- 最高っ 今度俺にも 会わせろよ
- 直々に 会いたいそうだ 俺たちで
- いうのにっ これは大変 な名誉だ
- そちらから 出向け帰って そう伝え
- だけでなく シシオとやらも 斬って捨て
- そのあいだ だけは生かして おいてやる
- だったはず バットウサイに 敗北し
- 持とうがっ 刀一本 で俺たち
- 側近を 務めています どうですっ
- 力量を 計るためだけ に自分の
- まあいいや 気が向いたらっ キョウトへ来
- 人間を ゴミ同然に 斬るところ
- 旅行者は 減りつつあった 小田原は
- 今からじゃ ハコネの山ん 中で夜
- 歩けーっ ちょっと引っ張ら ないでよー
- 追い剥ぎの たぐいか人と の接触
- このあまー 何を今更 怖気付い
- 小田原で 仕事を済ませ たばかりだ
- 色っぽい 声だったから どんなもん
- この野郎 私のどこが お子様だ
- クソアマー 私はこれで も16
- 俺たちは 盗みのことで 気が立って
- 面白い あんたからもっ と思った
- ええっこの はいとうれいの ご時世に
- どうだって おぬしのような けいりょうて
- あたしのだ 喰らえかんさつ とびくない
- ともかくっ お金は違う でござろう
- そうそうっ それでいいのよ どれどれっ
- ところでー 二束三文 にもならん
- あのマント だって私の お気に入り
- 渡すから なーんだ小銭 ばっかりっ
- あーちょっと 待ってっそれは あたしのだ
- おぬしはー キョウトに家が あってそう
- なんでまた ちょっとね人を 探してい
- 預かって 育ててくれた 人とその
- ミサオだよ マキマチミサオ ミサオどの
- ござろうっ それで郵便 を使って
- 悪ければ 追い剥ぎをした ミサオどの
- いうことで 勘弁するで ござるよっ
- 切り崩す くらいわけない でござるよ
- 激動の なかでおおきっ えどじょうを
第二十七話
- 知ってるの おにわばんしゅう のみんなは
- 答えろっ いったいあおい 様たちは
- 諦める もんかっあおひ 様たちを
- これ以上 連れ歩くわけ にはいかぬ
- 世が世なら よにわばんしゅう のくのいち
- もしかして あいつこの崖 を飛び越え
- 抜刀の 風圧だけで とびくない
- 経緯で あおしがおぬし を預かる
- 中ではっ 常に危険に みまわれる
- 断ち切って 忘れたほうが よいそれが
- 忘れろよ 忘れられない からこうし
- なんとなく わかるっこいつ あおし様
- 暮らしてる おにわばんしゅう のみんなと
- あれっあれ やっと起きたで ござるかっ
- 起きるまで 待っていたのっ わけあって
- 誰一人 ともにはできん ついてくる
- もう一度 あおひ様たち と会うんだ
- はずなのに いつのまにかっ こんな山
- とにかくっ 今はきょうとに 向かうのが
- 西だから だいたいあっち のほうかな
- あおしまで 出てきちゃってっ 心配だ
- 心配は 深刻だった 別の意味
- 大丈夫 くないごちそう さまでした
- 2日間 いじけてばかり でみんなに
- お昼だよ そろそろご飯 にしようよ
- してるんで しょうっわざわざ でござらん
- 早速ー おっヒムラはー 食べないの
- カンパンは 私んだから あげないよ
- あおひ様 たちっ今頃 どこで何
- 凄腕の けんぽうかでね 実を言う
- まあまあっ 聞こえてはいる でござるよ
- あおしそう 最年少で おかしらに
- 優しくて 仲間思いで でも表
- しなかった 多分今もっ そうなんだ
- 微笑みを いつか必ず 私がっ
- この程度 の森っいとも 簡単に
- そのほうが 歩きやすいで ござろうっ
- まけるのに なんか性格 は全然
- もしかして あんた狙われ ているって
- 看取るのも なにかの縁っ できるだけ
- その村は とうかいどうは ぬまづじゅく
- よそ者に 話して何が どうなるっ
- 警官を 殺して村を 占領し
- 見捨てられ たんだそんなっ 見捨てられ
- これを見て 村の異変に 気付きまず
- 貸してくれ お主の兄に かわってっ
- ミサオどの エイジを頼む えー私
- ござるよっ まったく手入れ がされてい
- ちょうど今 シシオは村に とうりゅうし
- これ以上 近づいたらっ 気付かれる
- 貴様ーっ よそ者だなー よそ者は
- シシオ様 もしくは村の 統括を
- 覚悟ーっ 覚悟するのは お前たち
- 立ちなさい よそ者にはっ 死あるのみ
第二十八話
- 息一つ 切らしてないっ おいこんな
- 仕事だよ ここに放った 俺の部下
- 正体が バレたんだろう それでせめ
- いいものを ちょっとあんたっ 死んだ部下
- それよりっ 早く降ろして 弔って
- ひとたまり もないっそれは そのままに
- よそ者に 何がわかるっ だいたいっ
- 我々が 許さんさっさ と出ていけ
- 統制下 ではっただただ 生きること
- 見捨てられ シシオの領地 になってい
- また軍が 出動しては 内政の
- 軍隊を 使えるとして も政治家
- こいつもっ おおくぼきょうの 二の舞を
- 軍隊を 使えば村の 奪回は
- 人間っ 我が身可愛さ のあまりっ
- 問題は 誰かがどうに かしてくれ
- 誰かって 誰よっ誰が この村を
- この村を まともにするの よいったい
- きょうとより 早まったがっ 行くかああ
- おぬしはっ エイジのそばに 居てやって
- 全力で 行方を探し てますので
- でも今度 こんな失態 を犯した
- セタ様ー 騒がしいなー なんですっ
- うるせーな 今度はなんだ 左ほほ
- なるほどっ 俺が挨拶 に行く前
- ソウジロウ お前迎えに 行ってやれ
- ほら武器は 一切持って ませんから
- おぬしがっ シシオマコトで ござるかっ
- くんぐらい つけろよ無礼 な先輩
- 無理だって できるできない の問題
- 悪いけど ヒムラっ私 はこの子に
- この村を 狙ったおぬし の狙いは
- ここの湯は 俺の体に 良くてなー
- したんだよ お前はたった それだけの
- 挑発だ ムキになるなっ この村を
- いるがなっ シシオお前は 黙ってろ
- この傷を つけた連中 に今更
- この傷は 身にしみるほど 色々と
- 信じれば 裏切られるっ 油断され
- 男はー どんな姿に なってもっ
- 飛び回る のはっけっこう 疲れるん
- 静かねー あんたも俺も 先輩も
- なんだぜっ サツマもトサも チョウシュウも
- 動乱が 終わったのなら 俺がもう
- この国を 強くしてやる それが俺
- だがっその 正義のために 血を流す
- 流すのは 今は平和に 生きていた
- これ以上 人々の血を 流させる
- ないがなー どうやらシシオ を仕留める
- かまわない けどなーどうせ やるならっ
- 統治する このセンカクが 相手だー
- 相手だー そうかお前が センカクっ
- 約束で ござるシシオの 前にまず
- 比べなら センカクだって 負けなくて
- そのくらい なら俺だって できるぜっ
- 俺にはっ 貴様には無い ごうりきが
- 喰らえーっ センカク流っ きざみうち
- いつまでも 逃げ回れると 思ってる
- ヒムラさん 押されっぱなし で一度も
- 助太刀っ したらどうです 冗談っ
- くせしてっ 油断も隙も ありゃしねー
- ああやって 相手の自爆 を誘って
- 俺よりっ やわなお前の ほうが先
- 無かったっ なぜこれくらい の速さで
- 貴様はっ そこにまんまと 引っかかっ
- 考えて 戦っている んだなーっ
- センカクっ はなからお前 に勝ちなん
第二十九話
- 剣を取れ シシオマコトっ あああああ
- 命取り になるぞ別に かまわんさ
- なんかよく わからないけど すごいこと
- こそこそし ないで堂々 と見物
- いう技ー 刀の腹で センカクの
- 人斬りを 辞めて殺さず のるろうに
- 待っていて やるっ人斬り に戻って
- 遠慮なく またな先輩 こらヒムラ
- てんけんて あいつのあざな だよてんぷ
- いうならっ バットウサイも そうじゃなく
- 気を読んで 行動するが ソウジロウ
- すみません 早くしないと シシオさん
- おそらくー ばっとうじゅつの 撃ち合いっ
- 無いためっ 人をあやめる ことをなん
- くださいっ そのときまでに 新しい
- こっちかっ 追いつけるかな あのーんっ
- 我々は これからーどう すればえっ
- さかばとう 折れちゃったねっ シシオたち
- 禁じられ てるぜどのみち 敵討ち
- 拷問て 付録つきでっ 死刑台
- 生きている 者の幸福 でござるっ
- 村人の ような暴力 におびえて
- 最後まで お前を案じ 続けたっ
- ところねー はいっ手ぬぐい あげるから
- 遅いわね 迷っちゃったの かしらあの
- 悪いんじゃ ありませんよっ 怒るなら
- みうけする ぐらいの価値は あるわそれ
- ソウジロウ 一つ頼まれ てくれねー
- 楽しんで いませんまあな ガッカリだ
- しないなー 大変なのは これからさ
- 釈然と しないわあはは こんな村
- しばらくは トキオのところ へ預けて
- 家内ーっ お前結婚 していたの
- まず無理で ござるこっちの 心配は
- 戦いで わかっただろう るろうにの
- 先生は やめろっ村を 出る前に
- 出る前に 寄っておきたい 場所がある
- サイトウの ゆうことなんか 無視してさ
- お腹空い たんでしょうじゃあ 1個だけ
- ござるかー 当然きょうと 着くまでに
- 戻らねば ならぬかいなか 答えはっ
- ありがとう ございましたっ ほーっどう
- あの人ー ちゃんときょうとに むこうとる
第三十話
- その前に ここはいったい どこなんで
- ヤヒコはっ ちゃんときょうとへ 向かってる
- こいつはっ まさかきょうとへ 行ってねー
- 見てやがれ きょうとにたどり 着く前に
- 着く前に 絶対強く なってやる
- きやがった 最後の一つ これで夜
- 人様の 食事の邪魔っ しやがって
- みっきょうか なんかの修行 僧かーっ
- やつだろう 初めて見たぜ 迷い人
- こうやって あたたかいメシ にありつけ
- ふいんなど 仏の定め た戒め
- 仏への 信心捨てた のならーっ
- 人の世を ぐぜできるのは 人の手で
- 答えろっ はっきり言って 嫌いだね
- けどそれが なんの関係 があんだよ
- 限らずっ 全てのものに は抵抗
- そしてその 第1撃目 の衝撃
- 抵抗を 受けることなく 完全に
- とうあても 可能になるっ いいのかー
- なんねーっ それではただの 2連撃
- 念仏の ようだな誰が 馬だこら
- それまでに フタエノキワミ できねばっ
- 相手にも ならんどうして 自らを
- そいつらに 追いつけるとは 思えねー
- やっぱりつ 俺が心底 信じられ
- あんたにゃっ 世話になってる なたまには
- 欲しいのは 俺が求めて いるのはxtu
- 10年に わたる修行の 結晶っ
- わからねー 場所でっ俺は 終わりかよ
- サノスケっ サガラ隊長 夢でも見
- もういいっ サノスケお前 は十分
- 頑張った お前は負けを 認めれば
- 何もかも 忘れて今は もう休め
- もう休め これは隊長 命令だ
- 思いをっ 繰り返したく ないそして
- ほんとつい さっきだけどな 一度コツ
- だけどよー ならば話は 簡単だ
- シモスワか なんだなんだっ ははははは
- 信じてー 気分になっち まったよっ
- サノスケっ 縁があったら また会おう
- 別人の ように大きく なりおった
- 居た居たっ 探しましたよ アンジさん
第三十一話
- 踏むことは ないと思って いたきょうと
- ことからっ せんねんおうき とも呼ばれ
- ニッポンで 最も優雅 の2(ふた)文字
- 太古から 魑魅魍魎が 闊歩する
- 中心と なり幕末の 動乱に
- 帰ること 家はすぐそこ もう着いた
- 遅いから 心配したぞ うんごめん
- ミサオちゃん お嬢おかえり なすってー
- 隠しても わかる人には わかるもん
- ごろうじん 詳しい話 は中でー
- 違うぜー 遊んでないで 手伝いな
- たえさんの 実家を探さ なくちゃーっ
- ならんでしょ うちの実家に 連絡し
- 探し出せ るかなしっかり しろカオル
- それじゃあっ 先に一風呂 浴びてくる
- その名もー きょうとたんさく がたおきな
- 存在っ つまり天皇 と公家たち
- 予想しー おにわばんしゅう 独自のっ
- そうかーっ だからアオシは ミサオどの
- たいがいの ことがわしには わかるあの
- 老兵の 出陣じゃーっ しゃーしゃしゃしゃ
- お言葉に 甘えて一つ 頼み事
- なんだーっ もう起きてたの あらミサオ
- 整って いるなら行くぞ ヒムラくん
- ヒムラくん きみはこの国 の人々
- しろべこは またの機会じゃ へっヒムラ
- 8年も 前にこの世を 去っておる
- たえさんの 実家白べこ とうきょうの
- たえさんっ なんできょうとに 誰ーへー
- 色々と 大変やった みたいやね
- ケンシンを 探すだけやな 待ってろよ
- だったがっ 作を重ねる うち斬れる
- おったーっ 殺せる刀 を探求
- 情報に よるとシャックウ には全て
- シャックウの 息子っアライ セイクウっ
- 何をーっ お探しでしょう 包丁を
- 試し切り してもーいいで ござるかっ
- 切ることに よって再び 元通り
- 名刀と 達人の腕 が揃って
- 僕がーっ アライセイクウ ですあんた
- 僕ーもう 刀を作る のはやめて
- ことですか 僕に刀の 依頼に来
- でも僕は そうした父の 信念が
- 殺してっ 何が時代を 作るのか
- もうメイジ やっと訪れ た平和の
- 暮らそうと 決めたんですっ なるほどー
- 甘いよっ あんた甘いっ そうじゃない
- 戦いの ための道具っ それをあの
- 父上が 残した最後 の一振り
- メイジにっ もう刀なん て要らない
- 別名を グラジオラスと 申します
- この花は ローマの言葉 ラテン語で
第三十二話
- 求めてっ 刀匠アライ シャックウの
- セイクウは 今の平和を 尊びっ
- 尊びっ 既に刀を 作るのを
- 生活を 拙者の勝手 で荒だて
- とやらやっ シシオマコトと 戦って
- となればっ ししおいっぱが 黙ってい
- いくらもと おにわばんしゅう の手練れと
- そういえば ソウジロウはー あいつには
- ではっああ じゅっぽんがたな が集結
- ときが来る おのおの準備 を怠る
- 長いこと 沈黙してっ 血に飢えて
- はやぶみで バットウサイの 動向を
- 動向を 探れと指令 してきたの
- ゆう通り わいらじゅっぽん がたながー
- そりゃもうっ おおさか住まい やさかいっ
- 刀匠っ アライシャックウ の息子っ
- セイクウは 刀を打つの を断り
- ようですが それも渡して おりません
- ほいなーっ 相変わらずっ 刀剣の
- 人斬りっ もしもじゅっぽん がたなとの
- 別にハッ それならそれで 覚醒し
- 居るからー 万に一つも そんなこと
- よう見とれ ワイの華麗な 技せーの
- これからが 本番やでっ ハッヨッホ
- もうええわ シャックウ最後 の一振り
- 大丈夫 かのヒムラくん ええまあっ
- なんのこと でしょうっ父の 刀はっ
- いやえらい すいませんなー なんせワイ
- これできる 剣客はそう おらんねー
- 2度見せる なんて滅多に 無いんやっ
- ありますっ やっぱりあるん やないかー
- このことー サツに言うたら アカンでー
- 話したら どないなるかー 言わんでも
- 染まったら 父は本当 に刀匠
- けどあなた あのとき喋ら なければっ
- 父上の 名誉も大事 ですけれど
- あれはーっ 刀が好きな 目じゃないっ
- 男がっ 父の刀を 手にしたら
- ミサオちゃん きょうとに帰っ ていたのか
- しげばあの ところのーるの いちばんじゃ
- 文字通り 飛鳥(ひちょう)の速さ で情報
- 息子がっ ししおいっぱの 者に拉致
- あいにくっ 拙者が求め ているのは
- ことでっか 頼りのさかば とうとやら
- 済ませたら ワイシシオ様 に殺され
- 一振りを 手に入れてもー 試し斬り
- 申し出は 却下正々 堂々と
- 人質を 取って正々 堂々か
- 男だっ 別にふざけて おまへんよ
- さいとうの がこつを超える 技を繰り
- やるやない かーっ背中の 愛刀が
- 外れても こいつでサクッ と切りつけ
- 少しーっ 長引きそうで ござるよっ
- なにゃーっ あんたもそんな つらできる
- 出し惜しみ せんかったのに しろがねの
- 始まって るじゃんっあれは いけないっ
第三十三話
- こうきがた さつじんきけん 気を付けて
- これでもう ちょこまか動き まわれへん
- 返しをっ そのまま刀 の軌道に
- ことやしっ そろそろクライ マックスと
- いきますか がりゅうおろちっ 受けてみっ
- 向いている このすきになら イオリをっ
- ヒムラはっ いの一番に 駆けつけた
- そんなのっ 僕が頼んだ わけじゃない
- わけじゃない 彼が勝手に 戦って
- いるのかっ それをわかって もらえんか
- 栄光に すがるなんてっ 見苦しく
- 育つまで 時代は平和 の様相
- 拙者には かけがえのない 新時代
- もとでーっ このはくじんの たちがーっ
- ムカつくっ セイクウどのっ この人に
- 守るのも また人なんだ この平和
- あの人に 父の最後の 一振りを
- 残骸で 受け止めおった しもうたー
- 手段じゃー これで決まって なければっ
- ダメかーっ 今の一撃 で頭に
- いかにして 全員無事に この窮地
- まあええっ あんたを倒す のと最後
- 目的が これで一つに なったわけ
- やられるか わかりやすくて ええやろう
- 殺さずを 心に決めて いる彼に
- そんなこと 言ってる場合 じゃないでしょ
- 天秤の ごとく殺さず のるろうに
- まっしぐら 二度とるろうに には戻れ
- 人を斬る 喜び忘れ ましたいう
- 申し子と やらから先に バラしたる
- コケにした 分はきっちり 返してー
- 剣先は 変幻自在 後ろから
- 手に馴染む 感じでござる でもそれが
- 生きてるよ ヒムラっあんた 殺さずは
- ソウジロウ とーっリュウキュウ からこっち
- 警察に 引き渡そうっ まだキョウト
- さかばとう 父の最後の 一振りが
- 壊れるっ しらきの柄がっ ヒムラくん
- 大丈夫 じゃーっ刀身 に破損は
- つもりでっ 刻み残した んじゃろうな
- 一刻も 早くっ平和 の時代が
- 裏腹の はたから見れば 矛盾した
- がいこんと わずかな希望 を祈りに
- 一振りで なくあらかじめ 二振りっ
- 二振りっ そしてこっちが 真打っ
- ヒムラさん 父もっそれを 望んでい
- 行きやがる カツラ先生 に許しは
- 斬り殺し といて今更 逃げるんじゃ
- お前には 十分すぎる 一振りだ
- わかるって もんだそいつが 折れたとき
- もう一度 俺をたずねて キョウトへ来
第三十四話
- どうだった へーっ間違い ないヤツで
- 本陣へ 戻る刻限 ですそれが
- なんだとー せっかく見つけ たってのに
- しょうがねー いいだろうやっ いいんすか
- ギイチさん まーた拾って きちゃったの
- 見ちゃうよー でーっ今度は 何匹ー
- 剣に生き 剣にくたばる それ以外
- なんだおる いやっ拙者は まあまあっ
- お前たち お侍さん をあっため
- どうだいっ お侍さん 大丈夫
- ばかりでっ まだ一度もー 抜いたこと
- 買い物に 行くけど買って きてほしい
- 岡っ引き だったんだよー ごようとう
- されてさっ 秘境な奴ら の不意打ち
- 入ったー お侍さん に食わせて
- お侍 さんっサツキの 言う通り
- 逃げてもっ 誰も責めたり しないさっ
- 無いからね 体が治る までは納屋
- からなのは 伝わっている でござるよ
- 逃げてきた のは私たち のほうなん
- 手当して かくまっていた んだけどっ
- 連中っ しつこく命 を狙って
- 幸せっ これからもっと 幸せに
- 思ってる 子供たくさん こさえてっ
- なくてさー どんな境遇 でもなれる
- ようやっと 時間が取れた ぜーギイチ
- 遠くから 見張ってたから たしかです
- ギイチーっ こんな田舎に 隠れ住ん
- 悪党を 引っ捕らえるの が一番
- かわりにっ 十手と首は くれてやる
- 使わせて もらうよっいい 根性だ
- くだやりっ 持ち手にくだを 通すこと
- お侍 さんその人は 病人だ
- やいばはっ 拙者があやめ てきた者
- 人斬りの やいば人斬り のやいばを
- おぬしはっ あなたと同じ ちょうしゅうの
- 私がっ 悪事を見ても 見ぬふりっ
- 申し訳 ございませんっ 今後二度
- 奴らから 守ってくれて ほんとうに
- ありがとう 礼を言いたい のは拙者
- しばらくっ 新しくなる 世の中を
- 2人とも どうか達者で 健やかな
- 赤ちゃんを ポーンと生んで みせるよー
- さかばとう 拙者があやめ てしまった
- 問いかける お前は誰を 斬るのかっ
- お前には 十分すぎる 一振りだ
- ありがたく ちょうだいいたす よしっでは
第三十五話
- 葵屋を 出るーっなんで 新しい
- 出るのかー 理由を聞かせ てもらえん
- 滞在費 しめて7えん 50せん
- できてもー この子はそうは いかんおっ
- 拙者はっ この戦いに 誰一人
- 今回は セイクウ一家 を巻き込む
- もたらして しまうっなんだ そんなこと
- 誰一人 危険に晒し たくはない
- ないってっ あんたがどうで あろうとっ
- おかしいっ まさか古巣の キョウトに来
- 青年で はない自分で も制御し
- 持っておる ししおいっぱと の戦い
- あんた前 シンゲツムラの エイジにっ
- しないなー そりゃーあいつの 言い分も
- 助かるわ お店手伝っ てくれてっ
- これくらい 張り紙させて もらってる
- 待っていた ほうがっ何か 手がかりが
- 晴れないや みんなヒムラの せいだクソ
- ケンシンに 心当たりっ 落ち着けー
- トウキョウで 分かれた人っ おますはい
- あのーあー どうぞお先に いえそちら
- あいにくー どこに居るかは ちょっとーっ
- アオシ様 ヒムラはあくま で友達
- 任せとけ わしが絶対 なんとかし
- 葵屋と ミサオを守ら ねばならん
- だからーっ ヒムラはただの 友達で
- 本当に 違うんだから 信じてー
- ついてみた 結果がこれっ もう頭
- ケンシンに 絶対会って やるわーっ
- なんなんだ ろな祭りでも やるんかね
- 質問っ ヒムラが今っ ニッポンの
- ヒムラにも 危険だっての もわかるわ
- 会うためっ トウコウキョウト 間を旅
- いっかいの とうげいかでは ないでしょう
- うざったい 人付き合いを せず暮らす
- 言いづらい ことを話しに 来ただろう
- いいだろう 聞くだけ聞いて やるうわー
- 剣豪っ つまりヒムラの 師匠ねっ
- このーヒコ セイジュウロウと いうのはっ
- 受け継いで いるんだってっ ふーんてっ
- ケンシンは 今よりさらに 強くなる
- ニッポンを 手中にせんと 画策し
- きなんとっ どっちも守り たいなんて
- なんてのは てめー勝手な わがままさ
- 幕末の 動乱に身を 投じたの
- 気にせずっ 修行に励め ばいい今
- いうならっ 俺を倒して から行けー
- わからずや だからだわかっ てねーのは
- わけだがっ 結果はこれだ けんわんは
- あげくその シシオマコトと いう男
- 隠すため 都合の悪い 存在を
- 強さゆえ 必ずどこか に歪みを
- 権力に 利用されない ためだそれ
- 発言は いったいなんだ なんだーっ
第三十六話
- やれやれっ 今日は千客 万来だ
- 降りてーっ 水汲んでこい はっここに
- ケンシンに 技を教えた 師匠けど
- もしかして ヒムラもこんな 若作り
- ケンシンの 知り合いなのは わかったが
- トウキョウに 帰りたいとか えっ一緒
- 会いたいと 思ったからっ トウキョウを
- わからんが 俺のバカ弟子 はけっこう
- 師匠でも あんたは自分 の弟子とし
- そこんとこ 詳しく話し なーワッパ
- ではなくっ 俺の知らない あいつを見
- 戦いが 困難になる なのにんっ
- 全国を 歩いていたん だってなー
- ことわりを じねんにえとく したのかっ
- 療法で ござるよそれと もう一つ
- もう一つ 前にも言った と思うが
- あろうとっ それを放って おくなどっ
- バカ弟子の くせにここぞと いうときに
- 奥義ーっ お前に伝授 してやるっ
- 新しい 弟子を探して 仕込むには
- 半分っ もう半分は どこかホッ
- ケンシンっ いつものように 振り向いて
- 軽くねー はずだっそして 同様に
- 必要は 無いんだ話 は終わりだ
- さっきから ウンウンうなっ てさーいや
- アオシだっ シノモリアオシ シノモリっ
- 絶対に 間違いねーっ でーっ何
- 目的は なんだアオシの 援護かっ
- 敵討ち どういうことっ いったいっ
- いうことっ オニワバンシュウ のみんなは
- 私はっ シノモリアオシ を直接
- なんじゃーっ 大声出さん とも聞こえ
- 知らんがっ 悪いが帰っ てもらえー
- そこでーっ これを渡して くれるよう
- つまらんっ ご苦労様っ してどんな
- お前には 敬語を使う べきじゃがー
- まなまごっ 危険に晒し たくないと
- 一緒かっ してー要件 はなんじゃー
- なんじゃーっ 人を探して もらいたい
- 彼とはっ お前を追って 旅に出た
- どうじゃーっ 今のお前に 必要な
- 必要な のは戦いの 場じゃなくっ
- アオシーっ 最後に一つ 言っておく
- いうならっ それはお前を おかしらに
- 奇遇です ねーっやっぱり キョウトに来
- 着いたのは 今朝ですってば なるほどっ
- 奇遇だな 俺が影から の視線を
- ついてきて くれませんかっ 言ったはず
- つるむとか つるまないとか そんなんじゃ
- 思ったの ですがまあまあ 怒らない
- 初めてだ 歓迎するぜ 勘違い
- つるむ気は 一切無いっ あーっいい
- 相いれず 孤高に生きる 者あんた
- 情報は 全てあんたに 提供し
- そのかわり バットウサイを 倒すのに
- つるむので なく同名と いうことさ
- 肝心の バットウサイの 情報は
- ほらさっき シノモリさんが 会っていた
- 拷問の 一つや二つ かませばっ
- 我々っ いやアオシ様 が居ないと
- 残っても 客商売は とてもでき
- 俺たちが 居てはかえって 迷惑だ
- げほうもの このっ平和な 時代にっ
- 力でっ オンミツオニワ バンシュウの
- かまわんっ バットウサイを 斬ることが
- 斬ることが 俺の全てで 同盟っ
- 同盟っ 成立だなっ ソウジロウ
- 襲撃の 兵を適当 に選出
- いるのはー 俺たちだって 同じだろ
- まあ今に 始まったこと じゃないけど
第三十七話
- そのときが 刻一刻と あおいやに
- 斬撃が 来るとは限ら ないぜーっ
- 奥義をっ 帯からさやを 外しての
- 奥義をー 鈍った腕で 会得でき
- 取ってみろ 奥義の伝授 はそれから
- いじめがい もといっ鍛え がいがある
- 料亭っ いわばネズミの 巣みたいな
- 貴様らー なんじゃと聞いて おるんじゃー
- 質問に 答えんかーっ よっクソっ
- 呼んでもっ お仲間はみん な寝てるぜ
- いきさつで このあおいやを 狙ったか
- 午の刻 阿の処にて 待つ一人
- 来るとはな おにわばんしゅう オキナはっ
- なるならっ わしがお前を 潰す嘘
- だってあの ハンニャくんだよ シキジョウの
- アオシはっ おにわばんしゅう の最強
- ケンシンも それは重々 承知だっ
- 信じない みんなが死んだ なんてーっ
- ミサオちゃん あれっジイヤは あっあーっ
- いったいっ どこへ何しに 行ったのっ
- はずがない 何がなんでも 止めなきゃー
- できるだけ のことはやらせ てあげなきゃ
- おかしらの 技を一人で 会得した
- しまえばっ ただただ人に 害をなす
- 害をなす だけ潰させて もらうぞっ
- トンファーっ わしが先代 おかしらと
- にとうりゅう はっこのわしに は通じん
- 惑わすっ お前の得意 技だった
- 一瞬を とらえそこねる このわしだ
- ありません 全て私の 見識の
- しかしあの 男に余計 な横槍
- 地獄って やつを信じる クチかはっ
- 言い切った シノモリアオシ さらにその
- 連中っ こんな血で血を 洗うシュラ
- うるせーよ なんだっこれは これが人
- 汗をかく 組織がっほぼ 全滅し
- 発汗に よる体温の 調節が
- 残り火は 腕だけじゃない 足ー腹
- 荒げるっ これではダメだ シュラだけが
- 任せるに 値しないっ 矮小な
- 忠実な シュラの誕生 ねっシシオ
- 運命を あんな簡単 に変えちゃう
- 問うまでっ そうはさせんっ アオヒシよ
- かえてもっ わしはお前を 倒さねば
- 悪鬼から このニッポンを 守るため
- れんさつっ ほうこうかんっ どうじゃーん
第三十八話
- 知っている なっおかしらが ここに来た
- 自身をも 不幸にするっ きょうけんよ
- 呼んでこい その必要は 無いだろう
- 確実に 死んでいたわっ 本当に
- ありがとう ございましたっ 私はっ
- いうことは おそらくわしは もうこの世
- あらまあっ しのびしょうぞく ミサオちゃん
- 幸せは おんみつおにわ ばんしゅうを
- これからは シノモリアオシ にかわりっ
- ミサオちゃん ミサオじゃないっ これからは
- これからは おかしら着いて 早々っ
- 先生に 背中を押して もらったの
- 来てくれて 良かったっえっ ありがとう
- やらかした 男ーここに ぶち込んだ
- 探すより まず警察の 厄介に
- ケンシンに ぶち当たるって もんだいっ
- 大博打 だったけどよー ケンシンを
- サイトウっ 早速修行 の成果を
- つけますっ 上で待ってて くださいっ
- 付けるのが 先って聞いて んのかコラ
- 不足して るというのにっ 使えない
- 逃げんのか てめーお前と 遊んでる
- ことだなっ ああ好きなよう にしとけっ
- 余裕だな とりあえずまず は質問
- 敵ごとだ 軍と警察 から俺が
- 壊滅っ おかげでこっち は手駒の
- 心外や なーっ本気で 言ってんの
- 未練など あらへんさかい 要するに
- 連中が 生かしておくー わけがない
- つまらんっ てめーは運が ねーな俺
- このわいに 勝ったらなんで も質問
- 質問に 答えろ軍と 警察の
- なるとーっ じゅっぽんがたな に2人や
- げしゅにんは こいつちゃうでー ソウジロウ
- げしゅにんは セタソウジロウ に匹敵
- そいつこと じゅっぽんがたな の中でー
- あのぼうや 留守なんだから 申し訳
- ただいまっ じゅっぽんがたな も迎撃
- もうけんの うすいっああっ 維新前
- 人斬りを かるとったやー あるときっ
- 復讐の ために修行を 重ねつい
- 条件で 私はシシオ の仲間に
- 承知だっ 私が怒っ ているのは
- 集団を 組んでいたから とりあえず
- オオカミの ような男は 居なかった
- お前とっ 3人まとめ て始末し
- しているっ 池田屋事件 てーあんた
- 立てていた それはきょうとに 火を放ち
- 事件はっ しんせんぐみの 晴れ舞台
- 比類なき 戦闘力を 物語る
- 逸話でも あるししたちが 阻止された
- 要人を じゅっぽんがたな で完全
- 勅令が 出てない以上 この国の
- ガタ落ちに なるっ政府の ことなんて
- 安息の 生活を手に したのにっ
- いちもんじ にかけてきょうと は絶対
- 後回し にするぜまずは ケンシンを
- ケンシンを 探し出すのが 先決だ
- 合うとはっ 夢にも思わ なかったぜ
第三十九話
- 乱れてっ ろうにんくずれ のやとうが
- とりあえず かたきはうった 恨んでも
- ずいぶんと 昔のことを 思い出し
- たれたのは 11歳の 秋だった
- 人のいい 師匠はほかに 居ねーぜー
- 剣術に おける斬撃 の種類っ
- 最後にっ 最短距離の 一点を
- 発動し この9つの 斬撃を
- 同時にっ とっしんじゅつで もあるゆえ
- 回避する ことは絶対 に不可能
- 感心し てねーでとっと とやってみ
- 喰らってっ そこから学び 取った技
- 微動だに できなかったっ だがっ見え
- もちろんっ ほかのどの技 も通用
- もし俺の 九頭龍閃(くずりゅうせん)を 破る技
- 天翔(あまかける) 龍閃(りゅうのひらめき) ぬおっ何
- 生まれたっ いわば試験と しての技
- 師の放つ 九頭龍閃を 破ること
- 伝授した 九頭龍閃の 性質を
- 天翔 龍閃 の輪郭
- 見えてくる 九頭龍閃の 性質っ
- 天翔 龍閃 の正体
- 無謀だな 承知してます しかしそれ
- 朝までに 心の中を 探ってっ
- できねばっ 奥義の会得 はおろかー
- 本当に ここで命を 捨てること
- ことわりに 従い刀 を振るって
- 波乱へと 向かう歪んだ この時代
- 会ってまだ 1日だけど 男の子
- 一輪も 見つからないん だ俺から
- 俺からの たむけだ坊主 名は心太(しんた)
- お前には 俺のっとって おきをくれ
- なるまいが あすが今生 のお別れ
- 思い出せ たかっいいえっ そうかーっ
- お前はっ ここが限界 の男だ
- ままではっ 奥義の会得 はもちろん
- 無理だろう 100歩譲って 仮に勝て
- 引導を くれてやるのが 師匠とし
- 名とともに 代々伝え られてきた
- しんのヒコ セイジュウロウっ 左手が
- できている はずっ命を 捨ててでも
- このような ことはっどこっ なんどきで
- なるなんて 結末私 は絶対
- 人を斬り あまたの命 を奪った
- ときとして 心に巣食っ た人斬り
- 本当の 意味で幸福 は訪れ
- ところでっ それはしょせんっ れんめんと
- すぎないっ 生きようとする 意思は何
- もちろんっ 己の中の 人斬りに
- 天翔 龍閃 の伝授の
第四十話
- デタラメに 強い師匠が 奥義とは
- 奥義とは いえさかばとう の一撃
- ただいまー ぼうやーどうし たんですっ
- 穴蔵で じっとしてたら 気が滅入る
- それだけの ために3日も あけたのー
- だったのよ うすいの奴が どうしたっ
- 八ツ橋と はねー私の 心眼は
- 私には 関係ないが なそうそう
- そうちゃんー お久しぶりー んっうふっ
- ユミさんも お久しぶり うん今度
- そう言って くれるのはきみ だけじゃよっ
- あやつはっ このアジトには 入らない
- 吾輩と あやつがおれば 誰が敵
- 連中の 出番もなしっ といったっ
- 何かなー 俺がお前を 見ないのは
- 無いからだ あのヘンヤさん もうろくし
- 謝れば 長生きできた ものをその
- 仲間割れ なんてしたらっ シシオさん
- シシオさん がっかりしちゃい ますよどう
- 私はっ するべきことを したまでだ
- 集まった なっすみません シシオさん
- ソウジロウ 話の途中 だ後にし
- だったなー 後で美味しく いただくぜ
- ご苦労っ そしてずいぶん 待たせたな
- する者っ めいじせいふに 失望し
- 11時 59分 をもってー
- 暴れたら きょうとの町は ひとたまり
- ともかくっ 無駄にウスイに 殺される
- ゴイチーっ お前っきょうと 出身だ
- トウシロウ さんお袋は 山のほう
- そうかーっ 何が維新だ 新政府
- 一部だけ がっ甘い汁 を数だけ
- 変えてやる これは俺たち の維新だ
- いいますか 町で小耳に 挟んだん
- 目的は ばっとうさいを 殺すこと
- どうしたっ いえっ目的 なんか無い
- シシオ様 以外の男 に反応
- そういうの めんどくさいし 彼女
- 1日で きょうとが変わる 数日で
- ニッポンが 変わるにぎやか になるぜっ
- ミサオちゃん ちょっと話して あげてくれ
- 窓際で ボーッとするの は危ない
- 会得して 帰ってくると いいねーっ
- けんかくと してっ当然 なんだけど
- 戦いは 有利になって も逆にっ
- 戦いは 一層不利に なるっそう
- してねーで とっとと山を 降りやがれ
- 飛びつくな でもっ良かった あの薬
- こいつはー 俺がデタラメ に調合
- よく見ろー ねくぎが外れ かかってー
- あまかかる りゅうのひらめき の力が
- 十分な 殺傷力を 与えるっ
- あかしでも あるっ受け取れ お前には
- ずいぶんっ 手前勝手な 話だな
- ことはーっ さっさと忘れ ろー師匠
- 心配は 無用っお前 はさっさと
- お前には 俺のっとって おきをくれ
第四十一話
- 見回りだ なんでっこんな 時間にっ
- 度胸だー 署まで同行 してもらう
- 手下だと いうことはもう 割れている
- いいぜーっ こいつ本当 にやるぞっ
- 作戦の 準備をしてい ただけだっ
- 眼球も 2つあったな いくつにし
- ザコですっ どのみち大し た情報
- 回ったら お前もここで 焼け死ぬん
- 逃げたるや じゅっぽんがたな なめんなよ
- なってろよ ほんならお前 は焼き鳥
- 回っても ねんしゃは期待 できんぞっ
- 気になるん だよとりあえず メシ行こう
- 同時にっ すぐ火をつけて 回ります
- 今回は 不可抗力と いうことで
- 全員っ 夜の戦い に注力
- 下がったら お前たちどう 責任を
- 全員を 引き締めるため の見せしめ
- 振る舞いを 看過できない ずいぶんと
- 甘かった ことだろうよー あんたたち
- 諸君らの 献身的な 行動の
- 今宵こそ 我らが力 存分に
- 平穏は 今夜滅ぶっ 諸君らの
- 難しい ことは言わねー この言葉
- 強ければ 生き弱ければ 死ぬ強い
- お前らは どうだっ餌じゃ ねーあろう
- そうですね みんな向こうで 何してる
- きっとーっ 無事に帰って きますよっ
- 戻さなきゃ あれっどうして ツバメちゃん
- お客さん ぶぶ漬けなんか いかがです
- お客さん にはおうてると 思います
- 情報が あったどこでー だいとくじ
- ぽい人の 話だからー 情報は
- 警察に 連れて枯れたん だってえっ
- わしの目の 黒いうちはっ この平和
- までにはー およそ千人 の警官
- 相手では 自由に動け ないだろう
- 大丈夫 天も我々 に味方し
- 男がー 今朝方姿 を表し
- 向かわせた からーそろそろ 着くはずだ
- 決心は ちゃんとついたか さあどうで
- まあいいっ 急ぎの話 があるふー
- 美味かった 店はにせもん ぽくてもっ
- だからよー 俺カネ持って ないんだわ
- くれってー 目つきの悪い 性格が
- やっとこの きょうとも平和 になってき
- 計画に なっているだが こんなにも
- 情報が 漏れてしまって は成功
- ちょうにもっ じゅっぽんがたな の一人が
- 好きなだけ 情報を得て くださいと
- 裏にはっ じゅっぽんがたな の一員
- あるはずっ どこだ奴らの 狙いはっ
- 戦いの 折ーとくがわ よしのぶは
- 勝因を 今度はシシオ が皮肉を
- 人員を 引き付けるため の陽動
- 狙いはっ あくまで政府 の中枢
- 葬りっ 巨大な業火 を求めて
- 海上に 出られては手の 打ちようが
第四十二話
- 出発は まだでしょうかー わかってる
- 頼もしい なーっよろしく 頼むぜっ
- どうしてっ ししおいっぱの 策略を
- 作戦は きょうとたいかで はないのか
- 総員の 指揮と暴徒の 鎮圧を
- いただくっ しかし私は てっきりっ
- サイトウつ 味方としてっ 敵として
- 重要な のはっ今夜の あんただっ
- しょちょうはっ 引き受けさせた させたあと
- サイトウっ サノはお前が 思うより
- そこら中 警官だらけ だやっぱり
- シュウゾウと トウシロウさん どうしてる
- できねーっ 少し静かに してろケッ
- とりあえず きょうとたいかは 防げるっ
- 防げるっ 拙者が書いた 手紙はっ
- 止められぬ きょうとたいかを 防ぐには
- 続けたー 彼らの力 が必要
- どうですか じいやの具合 そうねーっ
- おかしらっ こで私も おかしらと
- 診療所 に行くわ行って らっしゃいっ
- スゴいわっ 多分対人 兵器とし
- 力って そんなお金で 買えるよう
- 警官っ やっぱりヒムラ 捕まって
- 字なのかっ いいから早く 開けてんー
- 始まった ことじゃねーさっ どうするっ
- 決まってる 絶対阻止っ 大至急
- ときにはっ 夢にも思わ なかったっ
- 行動は 迅速に翔ぶ が如くっ
- この馬車が どんなに早く 着いてもっ
- どうするっっ うだうだ言って ても仕方
- とうきょうは やわじゃねーしっ ここまで来
- 人々の 心の奥に 確実に
- 砲撃を 開始すればっ とうきょうは
- 機会にっ きょうとの最後 の姿を
- 20人 殺しておくか ウスイどの
- 作戦ね その作戦の 指揮官も
- たしかにっ あとから山を 降りたとし
- おっさんは 留守か取引 がしたいっ
- それだけっ 余裕をもって いるのはー
- 情報を 隠し持ってい るはずだー
- ことならっ なんでもいいっ 吐くんだっ
- そうだろう だからっけどっ クズやない
- 騙したー これは悪やー 極悪や
- ごめんやー おどれみたいな クズはなー
- きみはーっ お初にお目に かかります
- 父上の 意思なのかねっ はい父は
- 後ろから じっと見とれっ 面倒見
- 人生の 最後かもなっ バカ縁起
- 顔だって 思ったのよっ 捕まえる
- あんなもの 誰が使うっ ていうのっ
- 一つはっ 夜の闇にっ 紛れてっ
- まあよいっ お前は俺の 見てくれに
- 人斬りっ お前が惚れた のは俺の
- 堂々と 停泊させて いるはずっ
- 惚れ直し ました地獄の 底までっ
第四十三話
- あんなもの 誰が使うっ ていうのっ
- 手裏剣が 効かないふざけ た体し
- 何をして いるのですかっ いかがされ
- わからない でももう時間 が無いよっ
- 患者には 赤の木札を つけますっ
- 人にはっ 緑の木札 を渡して
- 私はっ 私のできる ことをする
- サノスケも 居るしあんまり 頼りたく
- 時間です しょちょうっいかが いたします
- 喋るなっ 始まってるん だどうした
- 伝令を 出してカマタニ 様に指示
- 活動を 継続承知 しましたっ
- 警官が ひしめくように 配置され
- 同じくっ 第三隊も 同様に
- 仕方ない ここは作戦 変更し
- 殺すのは 我々のする ところでは
- 強制は せんっただしっ 邪魔はする
- そうだなー んーっなんだー なんやこの
- 食い止める んだっ抜刀 隊前へ
- いいわよー 逃げたい人は 逃げちゃって
- たーだーし この死神の 大鎌を
- 新しい おかしらこっち は仕留めた
- 防火とっ みんなの護衛 お願いっ
- でもこれが おきなさんたち の選んだ
- 生き方と その10年の 成果なの
- 10年の 成果なのよね そうだなー
- 違うがっ たしかにそれが ここにある
- カオルさん ヤヒコくん次 行くよ次
- 遅いもう 京都方面 に火の手が
- 千人の 警官相手 だからなー
- シシオ様 少し感傷 に浸って
- うやむやに なるのは心 残りかと
- ものすごい 速さでこちら に向かって
- しているっ よしっ止めろっ バカな奴
- なんにせよ ここがわかった ことだけは
- 知らんのが 一人混じって いるなはい
- えーっとー たしかーサガラ サノスケっ
- シシオさん しんげつむらで の決着
- おおさかの 警官隊が 来るまでっ
- 驚いて くれたようだな まあっこの
- 驚いて くれなきゃ張りが ねーがなー
- さいとうで 敵の銃砲 を引き付け
- 忍び寄り 炸裂弾で 攻撃し
- 迂回して たらっ時間が かかりすぎ
- 銃砲を かわしきれるの かよくっそ
- ガトリング ガンを急いで 用意しろ
- 見破った ならばその逆 もしかりっ
- お前らが おとりだという ことは既
- 会えたなっ ばっとうさいっ シノモリっ
第四十四話
- 驚いて くれたようだな まあっこの
- 驚いて くれなきゃはりが ねーがなー
- 会えたなっ バットウサイっ シノモリっ
- 約束を 果たしてもらう ぞ待てーっ
- ここに居る おにわばんしゅう をあなどる
- 嫌がるっ シシオとつるん でるのかっ
- シシオさん んっヒムラさん との勝負
- どうだろう バットウサイを 好きにさせ
- シシオ様 警備担当 は甲板
- 破壊して くれ機関室 後方の
- 機関室 バカめ行かせる と思うか
- キレがいい なーっ前とは 別人だ
- たくらみに このまま放っ ていてはっ
- 担当の 連中は何 をしている
- 抵抗も できない者に トドメとは
- 別にーっ 私ー武士じゃ ないしなん
- 2人にっ 勝てると思っ ているのか
- しんがりの 役目を果たす だけよいい
- ついたらっっ すぐさま狩りを 始めるぞ
- このへんは 井戸も遠いし あーっなら
- チンピラの 寄せ集めかー お前たち
- ちゃうちゃうっ その鉢植えが おとうさん
- やっちゃって いいんですかー 今日はねっ
- 今日はねっ 動ける人に は動いて
- 眼中に なしということ かふざける
- 要らねーっ おれは暑くて しょうがねー
- シシオさん ですからっまあ それならっ
- ヒムラさん シノモリさんに やられちゃい
- そのときは 俺がシシオを やるだけだ
- そうかいっ でっその花は 何のマネ
- 引き上げた ようじゃな被害 が出なくて
- 犯罪は 起こらないなら それに越した
- たいそうに やられたのうっ んっおいっ
- おとなしく 出頭せいっ 出頭だ
- 放火なん てっ罰当たり な正義の
- おおさかで 戦ってんだ からねそう
- 思ったら こんな小娘 さんがねー
第四十五話
- やれやれっ 困ったものだ あっあーっ
- ミサオちゃん 大丈夫かっ 何の真似
- 敗走を 始めているっ これ以上
- 楽しみを 邪魔するのかと 問うておる
- 殺生は 私の好む ところでは
- てめーらっ 今からここを 吹っ飛ばす
- 逃げやがれ 侵入者だっ かかれーっ
- ホウジ様 取り押さえろっ 動くなー
- 奥の手は やっぱりこいつ だ撃てーっ
- 報告に 修正ありっ 総員っ
- 火事や火事 やっ燃えてるで いつの間に
- 病人を 避難させろっ 女衆
- ごめんなっ ゴイチちきしょう ちきしょうっ
- 診てくれっ 重傷なんだ あんた賊
- そいつはっ 今夜の騒ぎ を起こした
- 次第ねっ 今夜は空気 も乾燥
- 包帯を 巻いてあげてっ うっ血し
- うっ血し ないよう少し ゆるめでっ
- あんたねー ぐへー火付けは 成功し
- 作戦っ 裏があるやも しれんなっ
- 住人が 消火にあたっ ております
- 弱まって いまーす私 は心配
- 失敗し たときのことを 考えて
- 見えるかっ 日の勢いが 弱まって
- しんがんか ならばそういう ことだろう
- ことだろう 話の続き はあとだっ
- どうなって るかー知りたい からーおう
- 塞ぐしか おやめください ホウジ様
- 貫けば シシオさんだっ て倒せた
- 命令を うわー大変 だーどうし
- どうします しんげつむらの 決着っ
- 状況で 慌ただしくっ ケリをつけ
- ふさわしい 戦いの場を 用意する
- 教養も 無いっバラガキ 一人にっ
- 整えた サイトウハジメ の判断
- こいつらを 甘く見ていた この俺ー
- 一隻は 高い代償 になったが
- とってーっ くにとりついで の余興に
- 遅れてっ 必ず犠牲 が出る敵
- 犠牲者が 出ないに越した ことはない
- こったなっ それでシシオに 勝てるのか
- 引き返せ 今更なんだ あほうがっ
- 戦いっ サノ抜きではー れんごくを
- その程度 のことは百も 承知だっ
第四十六話
- ようだなー そっちは手当て が必要
- となるとー あとはお嬢か あれからー
- 大丈夫 だよーっカオル さんたちも
- おかげでっ ミサオちゃんたち が出くわし
- だったけど どっちもすげー 迫力だ
- 承知あと お嬢じゃなくて ミサオちゃん
- 羊羹を どうぞちゃうちゃう こんなとき
- 先生っ お願いします よしっ今
- 戻っても 面倒なこと になりそう
- てめー何 勝手に出てき てやがるー
- 20件 ボヤにいたって は100件
- 協力が 功を奏した 家事による
- 重傷者 多数一般 民のほう
- 上々だ ろうっそういう 問題で
- まあっどう 思おうと人 の勝手だ
- 葵屋と やらで連絡 を待ってい
- なんだーん ともに戦う つってもー
- しょうがねー んだよさっさと 葵屋と
- ケンシンっ それにサノスケ ようヤヒコ
- 馬鹿野郎 見張りだ見張り おいカオル
- 約束だ 守らねーわけ ねーだろう
- そうとーっ ミサオどのはっ あっそれが
- あっそれが 大変なのっ ミサオどの
- ずっとこの 調子結局 無事だった
- 珍妙な 苦悩っぷりで ござるなー
- お前たち に手をっ出さな かったのか
- 戦えば 自分も無事で はすまない
- きえんかっ おっとひとごと じゃねーよな
- ござるよー てー聞いてない でござるな
- ケンシンの 身を案じてっ こっちに来
- けが人を 救ってくれた でござるか
- ござるかっ ご苦労様で ござったっ
- もう一人 危険な奴が 居るんだよ
- 乗り込んで きやがったんだ つるんでん
- 倒すべき 私たちのっ かたきそう
- かたきそう かたきなのよっ ミサオどの
- ちょっと来て 早くっなにっ オキナがっ
- 民間の あきぐらなどに 分散し
- なるほどっ 残存兵の 追跡は
- 人員だ あまり深追い はできんと
- だけですっ それは私も 同じだっ
- 同じだっ アラト所長の 容態は
- ずいぶんと 心配をかけ たようじゃな
- エジプトの ミイラみてーだ なコラはい
- 見境も 捨ててしまった あの男
- ヒムラくん シノモリアオシ をきみの手
- ころさずを 心に誓っ ているきみ
- きみだけじゃ しゅらに残され た安息
- 二度と俺 の前に姿 を現す
- はずなのに もう大丈夫 なはずなの
- 今頃っ 墓の下に居 ておかしく
- 墓の下 に居ておかしく ないはずっ
- おそらくっ アオシ自身も 気付いてい
- 消すことの できないしゅらに 支配され
- ござらんっ 安息の地は ここにある
- ホウジーっ じゅっぽんがたな 全員を
- 考えて いるー私が 考えて
第四十七話
- むつらねの 鳥居の祠 とうほうっ
- ヒムラくん わしがふせって るあいだに
- いるけどー そもそもあんた 誰っそう
- 俺のこと なんも話して ねーのかよ
- とうきょうの ダチってとこだ 信用し
- 比べてー なんじゃおぬしは だいたいー
- よろしくっ サノスケくんっ うるせーよ
- いうことで パーッと飲もう じゃないかっ
- お気持ちは ありがたいがー おきなどの
- 休ませて もらうでござる よくゎんぜん
- 勝利だと はいっ完全 勝利です
- 3人に 対しこちらは シシオ様
- ぶつかれば じゅっぽんがたな でもチョウと
- 3人に ぶつけるのはー ソウジロウ
- 6人の じゅっぽんがたな で葵屋
- 葵屋に 残る者ども の抹殺
- 伝達の 力をもって 重要な
- 重要な 後方支援 を担って
- この隙を 突いてこちらが 葵屋を
- 決闘と 言った以上っ その相手
- 同じよう にっ忘れては なりません
- 言ったんだ それを曲げるの はけんかく
- 策を練り 遂行するっ そのために
- 一向に かまわないとー れんごくを
- このたびの 招集次の 戦闘の
- 話さねば ならねーことが あるっそう
- だったこか ウソーぐーへー ほーほーう
- 援軍も なしっ自力で 帰投させ
- 変更し ちまったんだー そうだった
- なーんだっ 私てっきり シシオ様
- ホウジには 当然罰が 必要だ
- 話せばっ 痛い思いは せずにすむ
- なったかっ 話すも何も 私はっ
- 戦闘を 命令するっ ソウウスイ
- 葵屋に 向かい全ての 者の首
- シシオ様 貴様の覚悟 のほどしか
- 人々を 巻き込むよりっ よほどマシ
- また来たっ 奮発したじゃ ねーかーっ
- いうことは そういうことだ はいっあっ
- ござるよっ 一旦山を 下りて俺
- 友達も 見捨てちまった もうっもう
- あろうがっ 最後に自分 の生き方
- 迷う者 今のは師から の受け売り
- 受け売りで ござるよっでは これにてっ
- 褒められる とはっ適切 な評価を
- 私はー お願いしたい あなたにっ
- カオルどの 早く休むっ て言ってた
- ケンシンの 心次第っ ていったい
- よくないっ だってケンシン の命に
- 確実に 拙者は人を 斬り殺す
- あまかける りゅうのひらめき は完成
- これずっと 渡しそびれて いたけどっ
- 接吻の 一つでもぶち かましてだ
- 私だと 思って使っ てください
- わからぬが ヤヒコ明日は 留守のほう
- お前らに もしものことが あったらー
- 絶対に 行くぞケンシン 俺だって
- いるんだぞ わかっているで ござるよっ
- 葵屋が 襲撃される 可能性
- 戦いは 避けられないで ござろうっ
- 大事なっ 守りの力 としてうん
- 守るんだ からっバッチリ 任せてよ
- 存分に シシオ一派を 蹴散らして
- あまかける りゅうのひらめき を授けて
- 遠い地に 居る大切な 仲間とっ
- ケンシンっ みんなで一緒 にとうきょう
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