川柳報告 - アニメ - 2024年4月頃～ - じいさんばあさん若返る

第1話

貧乏で新婚旅行さも連れて
あったなー結婚祝いに一緒に
台風のときに折れたーあの木だな
倒れてーもーうダメかと思ってた
似合ってるから切っちゃダメ前髪ー
なかったぞんーそうですかそうですか
来ないのうイネさん体壊してた
ありがとうすまんイネさんいいですよ
オヤジーっわかってくれよ俺の家
かあさんも体限界じゃないかー
いえいえっ私は別におかあさん
すごいわー年季が違うあの夫婦
どこのみっおーカエデさんいらっしゃい
取り乱しちゃってっちょっとお手洗い
優しいしそういうノリも理解して
ばあさまっわしはばあさま一筋じゃ
ヨシアキっ仕事大変なんだべっ
くれねーべ頑張ったねーえへへへへ
言ってんだよーっべっぴんさんばかり
もう人が集まらんぞーみなみまち
拝んでーいったい何がどういうー
違うべーサイトウだべーフルボッコ
こちとらっ力自慢のジジイとっ
綱引きの挽回するぞしょうたーっ
動かしてきた兄弟っお互いの
くれとるっいいなーこれっずっとこう
くっそーっわしの可愛い孫たちを
お前たちくよくよするな来年が
ごめんなーさっきはついっなっなんじゃ
もともとっみんなで食べる用に別
亡くなって 3年経つのか早いな
お孫さんヘイスケさんの若い頃
パシリをっしょうたサイトウさんちさー
じいちゃんがわーっわざわざ遠くから
お母さん買い物行ってるからーっ
彼氏がっ旦那が孫がカエデさん
なるほどーそれでわざわざありがとう
運動もできるし頭もいいんだ
事実だしこれっあるんじゃないですか
いやいやっなんでもないべじいさまの
このへんで失礼しますまたいつで
なりきれてない感じってとこですか
どうしたのいやーなんでもないべーっ
えー嘘ーおばあちゃんから告白し
答えたのわしもずっとーばあさまの
殴り合う羽目になったわえー一時
押し切ったのうあのときのばあさまは
そうじゃぞーおーおばあちゃんかっこえー
そのときの再現とかーできるかな
まなざしでわしを見とるっしっ仕方
隠しとるんじゃーっ隠しとらんよー

第2話

農家ってなんかだっせーよなーそう
そうだなっとうきょうならっ彼女とか
こんにちはおいっなんだよあのきれい
今日どこさ行ってきたんずんにゃちょいと
先輩っそんなっ顔が近いんっ
最近の若い子ーはー過激なの
なんだべーどうしたんだーぼーっとし
じいさまっ一つ頼まれてくれねー
50年以上一緒に居たもんな
さがらやのかっちゃでねーかあーおばあ
強くてー何言ってるかわかんない
通じてるしかしめんこい孫だのう
今晩っ詩織は家さ泊まらせて
タカヒロっ心配するな大丈夫
あるかーっ特にないからいいんーっ
何もない頑張ってたのバカみたい
証拠だべ将来何になりたいん
言ってもっ詩織はわしのかけがえの
ばあちゃんに甘えちゃいけない理由は
行くがーっイネと行くのはまた別の
やりてーべほんとっ仕方ねー人だ
砂浜で着てっ日和っちゃ意味ないよ
困らせてやればいいんじゃないのーっ
かあさんっ俺だよ俺っわかる俺
そうだよっヨシアキだよっおめー声
若いねっもっとかすれてる気がした
ちょっと今お金が急に必要に
いいんだなそうそうお前はいい子だ
本当の親さなれねーけど辛く
一員と名乗る男が警察に
怪しいっメガネ必要なくなった
すごすぎっ超人じゃんっ何してる
おばあちゃん私が指した文字言って
怖いべっ先輩の手っあったかい
デートとかしたことあるの無い無いっ
そうかなージジイババアになればーっ
もんでーっもうーロマンが無いのーっ
白菜とかーつ色々もらいすぎ
手袋ー片方はめてないんだべ
じいさまの扇子を試してるだけで
繋いだらミノの話を鵜呑みにし
どことなく敗北感を感じてし
いやわしは大丈夫だべ大丈夫
男ならここは察するとこだべっ
歩くのも悪くないしっ別にいい
結果はー後日伝えるとりあえず
肝臓にガンが見つかりましたえっ
CTと血液検査の結果を
適切な時期に抗がん剤治療
母さんを救うためだったはずなの
投薬と検査をしてるだけっこの
あったらっなんでも言えっ先生っ
このままっ朽ち果てさせてたまるかっ
まだなるっ何がなんでも絶対に
ほんとにーこれ食うだかーそのために
神棚に飾ればよかったんでねか
たっぷりだこんな時期にっ珍しい
珍しいのうありがとう 2人とも
砂時計なんておかしな夢もある
ばあさまっなんだじいさま今日でーっ
そんなこと言ってっ何か準備して
まあそれもそうだないつもサプライズ
こっそりっ赤飯作ってあるんじゃ
言ってたべばあさまこそっちゃっかりー
せんよーっばあさまだから嘘をつく
嘘をつくんだよ困った旦那だべ

第3話

ばかりでーちゃんと勉強した記憶
とうきょうのじょがっこうはっ夢のよう
食えだしっ蛇口ひねれば水が出る
じいさまに出会ってからーこの泥も
この泥も悪くないものだと思え
あったべーんだな無いものは無かった
とうきょうに無くてっここにあるものも
あげろって小さい画面でピコピコ
危ないべしおりこの人さっきから
宝箱勝手に開けたら泥棒
決まってるゲームはーこの 2人には
ぶち抜いて苦しませないようにせな
あるからーばあさん使ってええぞー
久しぶりなのに冷たいにゃん同じ
居るしーっ口悪いけど根はなんに
しおりんっ早く前言撤回し
おじいちゃん今のは言葉のあやでっ
お願いだからっ嫌いにならないで
直ったーお願いだから静かにし
砂時計の夢不思議な空間だ
体なら連れていけるー人生ー
じいさまっもとに戻ってしまったっ
無いからー安心せいっやっぱりー
好みだべこんなよぼよぼのジジイじゃ
男だっ老いを責めるでねーわしら
いただけっ若さに溺れていたせい
本当に大切なものを忘れて
どうなってんだっこっちが聞きたいべ
あるからっ無理はしないでくれにゃーっ
機能がー回復してるはーっこれ
なっていくだろうがむしろ心配な
かあさんのほうだっわしっかあさんの
かあさんはいったいあとっどれくらい
その頃っタカヒロたちは居ない下手
いつもより近いようだっ絵面がっ
戻ってるいやー色々あってのう
体力は残ってるべーえーほんと
大丈夫だべっあなたっくれぐれも
勝ったらっいいものあげるよいいもの
集めるー夫婦にはーっ見えんよな
何色のダンプがいいっ赤だべか
さっきから視線がすごいべさんーっ
お客様なにかお困りですかうわ
無難にっ孫と答えておくかのっ
違うべっわしの旦那だそう見える
わかるがっそれでもわしは妻以外
わしはーっ糖尿病が怖くてー
食べるから安心せいっそうかーっ
大好きな豆大福っ甘いもの
じいさまの前でわしだけ食べるわけ
亡くなりっ家を失った私は
ははかたの家にこうまんな態度で
とうきょうの言葉を話す私はっ
ははかたの家も居心地が悪くっ
えーとーっあのーったしかあんたはー
あなたはっわしはサイトウてもんだー
このあたりの味に慣れていないので
いいですよ私の噂は聞いてる
だばってーどんな理由があってもー
気になってのう裏山のバス停の
ここがいいんです察しの悪い人
勘違いされますからっ気を付けて
男がっ私の心をどこまで
赤飯やおいなりさんは激甘っ
若返ることができるんだべなーっ
ばあさまの驚く顔が浮かぶべー
直せよっあれっ反応薄くねー
じいさまっ一つ気になることがある
わしらって不老不死なんだべかーっ
それは無い砂がー外さこぼれ落ち
わからんがわしはーそれで今回の
ばあさまがセーラー服ーじいさまが
じいさまが執事ほんとに文化祭

第4話

乗れないし買ったところでメンテでき
おめだちっちょっといいべかはっはいっ
気になるんだったら迂回したほうが
まあいいっとにかく入れ 2階には
捨てるんかいがらしさんっああそうだ
長い箱なんなんですかしょうたくん
決めるまでそっとしといてくれんかっ
しょうたくん 1階のほうへ行こうか
いうことではいっよろしくお願いし
とりあえずこれで捨ててもよさそうな
どうするんだーっ近々取り壊す
このへんに蔵を直せる職人も
友達さ電話してくる休んどれ
しょうたくん将来地元に残ると
残るとか考えてるんだべかーっ
目指すためにーっ上京したいなー
引き継いでいくのも悪くないのかな
仕事にー就いたとしても将来の
自分をー育ててくれた故郷にー
生きるのはなんだかばちが当たりそう
持ったなーいがらしさんっ本当に
無理でしょう高校行ってないしあっ
できないっこんなとこまで何調べ
教科書っなんで勉強なんかおっ
わしなんかしたっけーねえ知ってるー
知ってるーきたまちホームセンターに
あるからー先に帰るねバイバーイ
だろうしな別にサイトウさんが気に
だってーっうんそのときは本当に
本当に助けられたよおじいちゃん
おばあちゃんみたいな夫婦に憧れ
お墨付きこれはあくまで勉強と
文化祭今度クラスで喫茶店
あららーっスプレイヤーはその日しか
おばあちゃんだけでも来られないのーっ
じいちゃんー置いてわしだけ遊ぶのは
忙しいばってん孫の頼みだば
気のせいだばい楽しみで眠れない
眠れない学校なんていつぶりだ
台風で避難してきたとき以来
ほんとうに楽しみだったんだのうっ
こっちもー着てみませんかまでまでっ
お見合いの声がかかっていたのかっ
かかってたみたいですよっじょがっこう
三味線っピアノ色々やっとった
ばあさまだまさかこの歳になってっ
ばあさまと同じ学校だったらー
だったらーこういう感じだったのか
だったのかのうっ不思議な感じだべ
今日ずっとこんな感じかぶっうふっ
居ないならもしかするとっこの人は
思考でっつい吹き出してしまったべ
お待たせしましたーメイド喫茶ばっ
ですねーってっきりミノの彼氏かと
そっちにー客が流れてるんですっ
ズルいなーサイトウさんが居るのでー
女性客をーっなんとか取り込めれ
女性さん受けがいい人居ないかな
オーダーっコーヒー2つ入ります
この歳であれは効くべー孫たちが
継いでーっリンゴ育てる諦めろ
行けなくて良かったとさえ思ってい
ばあさまと出会っとらんっていうこと
ないのはーわしがばあさまの隣に
今はーっ撮られてるからそのあーっ
半世紀以上前にっすませたべ
手続きで元の姿さ戻らねば
冷蔵庫そしてどこかっ懐かしい
存じ上げませんがそれはもしかして
わしのこと何も覚えてないのかー

第5話

存じ上げませんがそれはもしかして
わからんのかーはいなんということだ
いうことはつまりっわしと出会う前
目覚めたらそこは100年後の世界
プロポーズしたのは私からだった
ありますっなぜこの世界の私が
私をっ惚れさせてみてくれません
失ったりーっ色々大変だ
安心しました未来の日本でも
納豆っこの醤油瓶のデザイン
こなしてる姿に見慣れずにああっ
ばあさまに任せることが多かった
日常というわけですか家事をして
とりあえず一晩寝ればわかるべー
ほしいとっ強く願ってしまうのは
子供たちだぞーケンカもせんし親
おじいちゃん遊びに来たよなっそうだ
演じます記憶や訛りはどうする
知りませんですが時代は違えども
務めはっ子供たちをっ悲しませ
どうだーっ今のところはこの通り
じょがっこう時代の口調にハマって
いいんだがですます調のおばあちゃん
そしたらー車の中のお父さん
かあさんっそろそろミノを離してっ
したけどー大丈夫かーあっああっ
くれましたからね切るだけなら私
いやいやっ今のばあさまを笑える
厨房に立つとっどこか懐かしい
私をっ何がそこまで動かした
なんとなくわかったような気がします
でかくない気のせいだべーピーラーで
この前のテスト満点だったよっ
よし明っ頑張ったなっ頑張って
もらわなきゃはい頑張るじゃダメなんだ
潰れるーこのままいけばの話だ
ないだろうどうするんだーこれからー
面倒をかけるわけにはいかないよ
純粋に俺の頑張りが足りない
頑張りが足りないだけの話だっ
頑張ってはダメっ上の人たちが
状況は変わりませんよ人間だ
なんだいっあんたかあさんじゃないだろ
かあさんだけどかあさんじゃないような
そうだーっ何かー思い出さないか
しませんからねわかっとるわかっとる
こんなことしてたんですかあっああっ
ねーちゃんっカミナリ怖いから一緒
駆けつけてみればっまさか覚えてい
この世には居ないんですね甘えてっ
そんなにっ気を使わなくてもいいの
あげるからあなたは好きなの弾いてー
練習しようねっうんっ約束だ
こんなのー止められるわけないべさー
私はっあなたが居ないと色々
様式は学んだからっ別にあの
ないのにっ早く帰ってきてほしい
あの人がそばに居ること自体にっ
来てくれたあの神社には近寄るな
面会を許されたとき彼の顔
治療費をや入院代をあの人は
不条理を突きつけられても関係
幸せをわしがお前に与えれば
ただいまだべーばあさまー惚れさせて
じいさまはなんであんなに落ち着いて
大切な存在記憶のあるなし
いいとかー決めたくなかったはんでの

第6話

アリだなっアケミの顔も見に行くべ
3時間ですっまたまた冗談を
かかるべっいやっ冗談じゃないです
関東にお知り合いとか居るんです
詳しくてわしらの事情を知ってて
孫と行く新婚旅行悪くない
こんにちははじめましてっショウタくん
孫のミノだべー今回の旅行で
ありがとうかっちゃにしてもよく来たね
にしてもー閑散としているのうっ
どしたばっただただ時代に飲まれて
あの人ーモデルさんかなねーっあの
体さー気ーつけてなっショウゾウっ
楽しみのあまりボーッとしてたべー
ないんだべあーっ生まれてこのかたー
みやぎかーそろそろいつものアレやる
もしかして疲れたのかなおじいちゃん
老人として乗車したことになる
今更ーあんな乗客居たかしら
あの虚弱体質だったかあさんが
学校を休んだときのかあさんは
かあさんに甘えることはもうあーっ
見えてきたおはようアケミてっ誰っ
私まだ生きてるよーっ説明に
すまんなー体調崩してるときに
偽物ー幽体離脱あはははは
若いねーおじいさんへのプレゼント
プレゼントかえっいやいや違うべー
腹巻きに似合いそうなーちょっと外
趣味だべさ似合ってるよーあんたーっ
外出時もー服の下に腹巻き
これ値段いくら今回ばかりは気
食べるから大丈夫だよこっこんな
こういうのなあばあさまー美味いかー
じいさまは羊羹セットはえーこれ
出てきたよ証明写真へっ違う
良かったーこんな感じでやってみて
入れとくかわかってきたぞじいさまっ
いたコマー家から持ってきたべーっ
なんだこれわしの知ってるコマじゃない
すまないっ昔を思いだしてつい
手伝ってくれてかあさま倒れたー
私ねっんっ結婚して家から
学校のテストー3位だったんだ
ばあさまはきれいに決まっとろうがー
おだてても何も出ないべじいさまが
じいさまがいい男なのは当然
やめやめー恥ずかしいべーへーそんな
冗談も通じなかったなーっこの

第7話

ばあさまっ夢叶ったな息子たち
叶ったな息子たちにっ感謝だべ
これ値段ヤバいやつだっばあさまー
じいさまと一緒の部屋でいいがうん
ばあさんの修学旅行熱海編
明らかに俺が居るせいだよなーっ
何回か声かけられたけどショウタ
おじいさん手ー繋ごうとしたけどー
ちょっとさー私のことっばあさまっ
味わってみたいのどんな気分なの
似てるかも私もするーおっおんっ
あれ私好きなんだよねわかったっ
ばあさまっ風呂さ入るべやれやれっ
いやらしいべーっそんなに見たいのか
おっぱいが砂時計でー純白の
後ろにっ筋肉オバケが居るぞっ
あそこまで競争せぬか無理しない
ようじゃなー可愛い孫は渡せんな
まだまだだなーショウタくんそれーえい
ばあさまっせっかく水着買ったのに
ババアだぞ想像してみ若返る
最後までこらえろあははやるねーっ
こうしてー 2人で並んでここに居
足の砂落としに行ってくるべーっ
見せられるわけないべさっどうしても
どうしても水着になってくれんのか
別だべー裸は良くても水着は
どうしたのぼーっとしてっいやちょっと
なんでもーおーい片付け手伝って
限界か息をー合わせ続けるの
おばあちゃん卓球やってみようよー
卓球っ張り切りすぎて汗かいた
若い頃たくさん見てるべさ何を
状況っもとの姿で考えて
じいさまー年寄り2人が混浴
干物から出汁ーとってるみたいだな
神様ーもう少しだけわがままを
じいさまっ何しとるんだえーいやっ
出場っ斎藤さんは何書いた
じいさまにしてはひねりがないという
ばあさまの夫でっあれますように
健康に関して不安は無いしな
友達としてではなくっこの人に
サッカーの夢が叶ったとしてもっ
としてもっいずれは地元に帰って
したらーっ何か夢とかあるのおー
将来のことをっそんな真剣に
ショウタくん今はおでこにしておくね
おじいさん今日はそっちの姿なん
おじいちゃん姿想像してたのっ
すまんイネ新婚旅行は一旦
ええかーっこればっかりは仕方ない
連れていくお前の病気も治して
稼いでー必ず連れていくからな
この人はちゃんと約束を守って
約束を守ってくれた孫たちは
再会のようなお迎えおかえりー

第8話

おかしいなどこに落としたかなあのっ
ありがとう探してたんだはーおへー
先輩か受験勉強かいうんっ
この地域周辺ではっ老人が
おばあちゃんどんなに自分が苦しく
幸せを願ってるような人なの
聞いてたら泣いて喜ぶと思うん
最近っミノの様子がおかしいん
純粋なミノがっミノでなくなって
落ち着けっミノの世代はおとなしい
ヨシアキーおめーは自分の子供が
すいません一つ聞きたいことあるん
もしかして何かあったのかなってっ
んだんだっ今は親戚のわしらさ
ありがとうございましたっ気ーつけて
年老いてこそー得られるものもある
ものもある行ってきまーす気ーつけて
弁当は少し張り切りすぎたのう
売店で適当に買えばいいじゃん
じいさまが畑仕事で使用中
今朝早く起きて張り切って作って
何意識してんの私しおりんっ
金色の実があってのっかざってー
かざってーあめでまるのもあれだはん
思ってたいやっ十分驚いて
ねんべーっわんどのことはいいはんで
じいちゃんっ俺がやりたくてやってる
離婚してばあちゃんたちが俺の親
申し訳ないっ知り合ったばかりだ
わざわざーひがしまちからどうもイネ
まんず肌きれいだのうっ化粧水
使ってら馬の油かアロエかっ
シオリもー嫁さ行く歳さなったか
なったかー祝いだ祝い打ち解ける
どうしたー顔真っ赤だべ昔ーっ
良かったなこの世にわしの旦那さん
はじめさん頭もいいし気が利くし
中はーっ私のことでいっぱいな
じいさまも気が利くなんてもんじゃない
いっつもっ半分こしてくれるんだ
イネさんっどっちの旦那がほんとに
いうわけで 3本勝負といくべっ
マツノスケさんっ審判頼んだべ
戦っているっわしだけのためにっ
あんたーっ自分の舌を信じてっ
感じるっどういうことだ気付いてっ
ばあさまはあーんさせてーくれないっ
体力と味覚ときたら頭脳戦
いい旦那なのかっわしはどうもそこ
ショウゾウっわしを止めるないやーそう
おばあちゃん料理教えてんっなすの
図書館で勉強してるからお昼
ないからっさっきの料理も教えて
見ることはできないべなっどうしたの
余り物ハンバーグはっ好きなのっ
じいさまの目がすわっとるばあさまー

第9話

もしかして怖いっなわけないべーっ
なんでだべ気のせいだべっばあさまの
夏祭りあれどうしたの 2人とも
話したータカハシさんて居たべーっ
したらーっ何か夢とかあるのうん
わかってるよーっもちろん面倒見
思ったの私最近将来の
ないよーっただ憧れの人だけが
空いてるけどーありがとうショウタくん
なってもっ生きてるよねっ多分ねっ
わかんないけどっ大人になったとき
頃にはっサイトウさんは結婚し
じいさまっ今日の晩飯赤飯で
追加でっさっきのってっ告白っ
喜ぶべ昔みたいに賑やかな
降りてーっみんなで酒ば飲みてーで
おばあちゃんえへっすっごい可愛いよ
可愛いよアケミが着てたやつだべっ
ないないっわしは普通の服でいい
おばあちゃん似合いそうなのにー私
嬉しいんだけどなーんか引っかかる
じいさまにとって近所との付き合い
じゃわめかせている生娘じゃあるまい
じいさまっ 8時前だというのにっ
歩いてるだけで十分だべそうか
いいかのっばあさまイチゴ好きだよな
全部ってどういうことだ惜しいねー
お姉さんスジはいいんだけどなーっ
景品の重さっよほど連射でも
ばあさまの撃つ瞬間に合わせてー
座ってー休憩せんかんだなそう
可愛いっ赤ちゃんみたい貸していや
生きていく愛した人が居る者が
大丈夫かーばあさまっ大丈夫
大丈夫だーっなんでもないべーっ
現実は残酷だのうばあさまー
実を言うとなーっわしもその声を
聞いてくれわしの残りの寿命はっ
寿命はっ 7日(なのか)らしいっそうかそう
迫ってる感じがちょうど 1ヶ月
始めてたいつかは来ると思ってい
今ここさ居ること自体が奇跡だ
奇跡もっいつかは終わるものそれで
来ただけの話神様に奇跡を
土地神っあなたの願いに力を
居なければ今頃私は消えてい
伸ばせるのかっばあさまの寿命をっ
ありませんつまり寿命を与えるに
いつの間に寝てっおはようばあさまっ
注がれていってな例の宣告の
宣告の声も聞こえなくなってい
そうだなーそのほうがええそれでえ
させないっもしそのときが来たらーっ
景色をー 2人でー目に焼き付けて
仲の良い夫婦が住んでいましたっ
死んでいきました夫婦は御神木
黄金の果実が実り村人が
そしてその夫婦の祈りの力は
てんめいの時代に飢饉は起きてい
しおりちゃん一緒によみや行こうよっ
考えるようになってるしおりちゃん
直してっあれもしかしてしおりちゃん
じいさまっわし生きてるなそうだなっ
怖かった怖かったべー落ち着けっ
最後までわしららしくー生きてみる
じいさまっ畑のこととなると人

第10話

ハロウィンっそうそうオバケの格好
それってー子供の行事なんだべー
どうするも何もやるしかないべーっ
ていうかーおじいさんたちハロウィンと
大丈夫事前に話通してる
この辺に出るのか噂の軽トラ
負けたそうですよ幽霊でも出たん
あいつらーリンゴ畑にタバコ捨て
おばあちゃんなんだいしおりおじいちゃん
じいさまはリンゴ畑のパトロール
りんご箱狙うやからが居てのうっ
なんでさあそれはわしにもわからんべ
ドリフトはついてこられるわけがねー
こいつがー間違いねーっこいつだー
はははははこいつが悪魔の軽トラ
全開で突っ込んでるっていうのに
終わったぞおーありがとうなテツジー
大丈夫だーっあんまり速度出す
踏んでたよアニキ帰ろう俺たちー
このへんで走るのやめるとするかー
軽トラの亡霊だった亡霊だ
念頭に置いてショウゾウ次はわし
ショウゾウっわしらの今日の成果をっ
被害でっストレス溜まってたんだべ
なのにーっしばらくここで雨宿り
寒いでしょ絶対いいよこのぐらい
イネさんっ風邪引くべーっありがとう
見るとーっ昔を思い出すのーっ
私たち見えてないよねうんどうも
わしもーっ昨日オヤジが許嫁
考えがありますあなたと結ばれ
神社だぞこういうとこでこんな神
くるなんてお風呂沸かしたんで入り
墓場まで秘密のはずー言っとらん
言っとらん言える内容じゃないべさ
いいのーっうんっ帰ってから入る
どうすんだこれっさっきのが頭に
焼き付いてすげー気まずいこういうの
あれぐらい積極的になればいい
正直っ羨ましいべオシャレして
じいさまと付き合ったミノ今のうち
さえあればなんでもできる時代にっ
さっきさっカミナリ落ちたときに盾
急にーっあんなことして別にいい
おじいちゃんそんなところで何してる
テレビでっ忍者の映画やっててっ
必要とされなくなっていくのはー
いくのはーなかなかつらいものですね
婦人会開こうってー誘ってき
んだなーっ行くべ行くべっ運転士
おびえてるからーどうするじいさまー
本当に何も見えなくなってきた
タイヤから伝わるわずかな感触
正確にわだちの上を走れるん
忘れたべアフロになってまったーっ
止まらねー 1枚脱ぐか年を取る
芯からっエンジンかかったようなっ
あったけー靴下買ってきたべーっ

第11話

じいさまの家には家族全員が
あなたーっあんまりっ無理しないでっ
仲間入りなんだ断るこれぐらい
カッコいいですおとうさんそうだろう
冬休みわーっでっかい雪だるま
居るべーっ今のじいさまがあれだっ
正月に帰省してくる孫のため
コウスケが好きなキャラってなんだっけ
よく来たべ遅くなってっすみません
わからないつるは賢いねー私
一応っ読んでみるかっあらざらむ
またまたー冗談だべーおせちはっ
食べ終えた頃孫たちの態度がー
態度がー代わり始めるねえじいじ
コウスケーやけに優しいじゃないかー
コウスケー俺にもやってくれよーっ
素晴らしいひ孫なんだーえっへーっ
えっへーっコウスケの奴もしかして
お年玉もらえる組っ大晦日
いる頃ー女性陣はっ女子会っ
娘との距離がっ遠くなっててー
いいでしょうかー看護師の仕事して
なんですがそういうときーおかあさん
適当にうなづくしかーないべのう
病院は病気を治すところだー
母親は強しなどとはいうが母
おかあさん初めて見たんだけどーっ
コウスケーじいじとばあばといっしょっ
年賀状の量多すぎないそうだ
そうだなーざっと400 人くらい
だべしなっこれでもだいぶ減ったほう
デスゲームまずはーわしとばあさまの
かっちゃからねえおじいちゃんこれ何っ
らしいなー怖っそういやおじいちゃん
ありすぎたからのう何を書いていい
じゃあねーっまたーコウスケ私たち
帰りたくないーっじいじとばあばと
おじいちゃんそっくりでしょうおとうさん
通してなわしらコウスケのこと見て
見ててねっああもちろんだずっとそば
約束だあーあっ行ってしまったっ
やれやれっ泣くなと言ったくせにーっ
ミノたちがリンゴ畑ば来る日だな
そうだった早く食べてー準備しね
おはようっおはようミノっショウタくん
比べたらまだまだですよ俺なんか
おじいさん全部やってたんですよね
会うたびに結婚式はいつだって
せっかくの休みにわしらの手伝い
リンゴの木面倒見るって決めたし
枝拾い手伝ってーっショウタくん
次はーっうんっあっちのほうやって
ばあさまーんっ少しーっ歩かんか
綺麗だのばあさまにはっ劣るがの
このへんで休憩するかんだなーっ
んだなーっわしも頭がぼーっとし
ばあさまーしおりの話聞いたかっ
なんだとっタカハシ夫妻がタカヒロ
話題でー診療どころじゃないんだ
こっそりーお礼のリンゴあげるべっ
ヨシアキも就職先が見つかった
みたいだしさてさてどうなることやら
そうだなっこれから子供たちがどう
どうなっていくか想像もつかんな
来週はゲートボールの大会が
この間マツノスケたちとたくさん
勝つべーっ夏休みにはアケミたち
したらーっ何をお願いする願い
願い事願い事ならもう叶っ
ばあさまーあすはー何をするそうだ
じいさんっいいからこっちさ来てくれ
学生のときにっ植えた木だよなー