川柳報告 - アニメ - 2023年10月頃~ - 薬屋のひとりごと
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第1話
- さんひめの 一人売れっ子 のパイリン
- 実験だ よっうわちゃんと ご飯食べ
- すきあらば ぎじょになれって 言ってくる
- まあっ来て しまったものは 仕方ない
- 立ち入りは 一切禁止 入れるの
- 男性で あるっかんがん だけきさき
- 読み書きに なれば話は 別だ文字
- 上がったと しても結局 人さらい
- ごく稀に かきゅうひになる ことがある
- ことがある 要は見た目だ そばかすっ
- 大人しく 働いていれ ば2年で
- かんがんが 居るんだってっ ここんとこ
- 見てみたい そう思わない かんがんね
- 思わない 3人ともっ 今回も
- 今度はっ ギョクヨウ様の ところにも
- 寵愛は ギョクヨウ様に 傾いて
- リファ様の 方が容態 は重いの
- 呪いだよ 呪いだなんて くだらない
- 腹痛に 吐き気考え られるのは
- 疑うと すれば病気か もしかして
- 真剣に なってるんだっ こんなのは
- こんなのは ただの憶測 にすぎない
- すぎないが ちーっとばかし 行ってみる
- 悪いんだ ギョクヨウ様っ 自分の子
- そんなわけ ないとあなたも わかってい
- 真ん中の おろおろしてる かんがんが
- 呪いでも なんでもないっ 問題は
- とうぐうが 亡くなられたと いう話
- おしろいは 毒っ赤子に 触れさすな
- そういえば あの時何か 書けるもの
- いるんだっ てーリファ様の ところへは
- ところへは 全然噂 聞かないね
- あーこんな ところに居たっ 今すぐー
- 今すぐー きゅうかんちょうの 部屋に来る
- よしっでは ここに集まっ た全員
- かんがんと いうのがこいつ のことかっ
- 解散だ 部屋に戻って いいぞえー
- したかーっ まさか先日 のふみがー
- 居残りだ よねっ黙って ついてこい
- 不思議だっ 調べたところ きみは文字
- ぶかいんだ てかっひまじん すぎるだろ
- リンリーの 命を助け ていただき
- ですものっ 人違いでは ありません
- 否定して 首をはねられ ると困る
- 使われる 布だと知って いるかそう
- スカートの 裾でも裂いた のだろうか
- しゃくなげの 枝を窓辺に 置いたのだ
- 含まれる 毒に体を むしばまれ
- 私はっ 薬屋でした ので毒に
- おしろいは 子供の乳母が 使ってい
- とうぐうも ふみを見つけて リファひにも
- マオマオが 抑えられない ものそれは
- いわゆるっ 出世であるっ それはそう
第2話
- この野郎 誰の指示だー 待てまずは
- 新しい じじょを雇われ たそうです
- リファひがー 10人以上 連れている
- 新しい じじょとうっふふ ガオシュンっ
- 知識をー 利用しない手 はないだろ
- 色目でも 使っておくか いいなーっ
- できたかっ はいっ間もなく ひすいきゅう
- 失礼し ますっマオマオ 頑張って
- ホンニャンと いいますまずは ひすいきゅう
- シャオリンも 歓迎してる みたい今日
- する場所よ 広いっここは 台所
- ここは居間 紹介するわ ひすいきょう
- 当然の 務めよっじゃあ 私もっ
- 特別な お仕事もある ことだしっ
- マオマオっ 部屋に案内 するわあっ
- こうきゅうへ 売り飛ばされた のねあげく
- 新入りが 来ていい顔を されないの
- 毒見役 薬屋お前 の仕事だ
- いけないっ きさきのために 作られた
- 妊娠が わかった頃っ 2回ほど
- やられてっ 今も手足が 動かない
- なるほどっ それでじじょたち は同情
- においなし しびれもないっ それらしい
- 実験と 称しっ腕で 色々と
- 少しずつ 毒に体を 慣らしてき
- 笑ってる 皿はっ毒に 反応し
- 通りねっ わざと陶器を 使ったの
- 薬にも なる能力ね 薬屋を
- 薬屋を なりわいにして いましたの
- さらわれて 連れてこられた のに今も
- はらわたが 煮えくり返り ますつまり
- あーららー けっこう高い のよこれっ
- できないっ むしろ請求 するくらい
- 手続きし ておくわそれと 毒見役
- 給金っ 危険手当よ 給料と
- 暇だーっ 毒見役とし て呼ばれる
- いただいて ください貰っ た相手を
- この男 まさかさいいん ざい入りと
- 部隊がっ 毒を盛られた 毒食事
- 兵士がっ 吐き気や呼吸 困難を
- くみしたと してー村長 を捕らえた
- 村民が 毒を盛ったと いうことに
- 村民が 用意をいやっ 兵士たち
- 美味しいの いえ摂取する と吐き気や
- 中にはっ 生木を燃やす だけで毒
- ところです 何か用でも いいえあの
- あいにくっ 仕事が残っ ていますの
- きさきはっ 美しいだけ 教養が
- 利用する とーっしゅじょうも 酷なこと
- 欲情の 相手にしない ばかりかー
- 初めてだ ではっ私は 失礼し
- あらためま してガオシュンと 申します
- 気がつくな それに比べて しゅじんはっ
- 足りないっ これはなんだっ カカオです
- 牛乳と バター砂糖っ ハチミツと
- ばかりねっ いったい何を 作るのか
- 一度だけ カカオを食べた ことがある
- 薬草っ あれはここにも あそこにも
- ことなのっ どうとー言われ ましてもっ
- なんなんだ 私の夜食 です酒や
- いうことは 私が食べて も問題
- 強いので 一粒ずつを 目安にっ
- それではっ 私もこれで 失礼し
第3話
- 経つけどっ 朝の寒さに は慣れない
- なったって ギョクヨウ様っ 愛されて
- 中央も 無視できないわ 台所
- にょかんには 頼れないしっ お召し物
- 毒針が 刺さってたりっ 身ごもって
- 大丈夫 よっじじょならっ 一人増え
- こうきゅうに 幽霊が出る んですって
- 知ってるよ 白い女の 幽霊で
- くらいかな 白い女の 幽霊が
- 城壁に 毎晩ほえー 城壁は
- 囲んでる 出入りできるの は東西
- 不可能っ 堀の底には こうきゅうを
- 亡骸が 沈んでいると も言われて
- 失礼し ますっ薬を 見てもらえ
- 調合も させてくれるし 必要な
- ゆるゆるで 大丈夫かっ ふんふんっ
- ものすごく 失礼なこと 考えて
- すまないが これをとってき てくれない
- なんでしょう 幽霊騒ぎ は知ってい
- 程度にっ じゃあ夢遊病 というのは
- ジンシ様 にっ毛虫でも 見るような
- 向けるのは やめていただけ ませんかっ
- 戻るなり 毛虫でも見る ような目を
- 免疫の 無い者が見て しまったら
- かしされる ちゅうきゅうひです 2年にー
- 健康に あるというしー いやーもう
- 北側に 塔があろうけど ありがとう
- 姫だって いうから帰りづらいかも
- 城壁の 上で踊って いたときと
- 花ですか はいっふようと いう花は
- 花だとっ はいっ幽霊 話うん
- ですがその 話は破談 となります
- 昨晩の ことをっ何も 覚えてい
- 徘徊は なくなりました のでつまり
- そのぎじょは 身請け話が 嫌だった
- 本当に それで終わりか 終わりです
- 出されたっ かしされるまで の間っ
- やっぱりっ 何かあるのね ふようひの
- できますで しょうかっ口は かたくって
- 先日の ぎじょのお話 は覚えて
- 半分の 銀で成立 しましたっ
- 一度目の 身請け話を 破談にし
- しましたっ 2人が一緒 になるには
- ぶかんはっ 同じ故郷で お過ごしに
- いつかはと 考えていた のでしょうっ
- いただから 得意のぶとう を失敗
- ふようひが 毎晩踊って いたのは
- 東門 無事の帰還を 祈ってい
- ふようひは 美しかった 昼に見た
- 昼に見た 素朴な姫と 同じ姫
第4話
- リファ様の お口に合うと 思ってい
- 恥を知り なさいっそれは ひすいきゅう
- それではっ 失礼いたし ます待てっ
- くすしどの にー頼みたい ことがある
- しばらくー みてくれないか みてくれっ
- 同義だっ みかどの言葉 はてんじょう
- ないのにっ みかどはやはり つくづくっ
- 居るのーっ うんリファ様の 容態を
- 毒もまだ 体に残っているんだ
- かんがんが 全部回収 したらしい
- みかどから 頼まれごとを されるなん
- これはダメ こっちもダメで あとこれと
- 重すぎる ちょっと考え ればわかる
- 居るからっ 部屋の空気が 悪いんだ
- これ以上 悪くなったら どうするの
- 勅命に そむいた罪で 首と胴
- はからいを むげにするのは 美しき
- まあそんな むげになんてっ そうですわ
- そうですわ 女ってのは 恐ろしい
- 衰弱が 激しいおもゆ に変えれば
- ええそうよ リファ様にはっ 美しく
- リファ様の ためよっ当たり 前でしょう
- 同じだっ 血の気の失せた 肌と落ち
- 流し込み ゆっくり嚥下 させるのを
- 特有の 匂いがしたっ あの無能
- その前に もっとやること があるだろ
- 手伝えっ ことあるごとに 茶を飲ませ
- ダメですっ 一度に食べる 量が増え
- 謹慎を 言い渡された と聞いたっ
- リファ様の ためにっ隠し おいていた
- ありがとう ございますおー さすが気が
- 蒸気風呂 ですかっ汗を かかせるの
- どうしてっ あのまま死なせ てくれない
- 謹慎が 解かれ再び リファ様に
- 過ちは 犯しませんっ 決してっ
- リファ様は 一人で散歩 できるまで
- ふさわしい 人格を持っ ていたよう
- 寵愛は ついえたのにっ 私はっ
- いらっしゃる のではないかと 忠告の
- ありますが ぼたんとききょう のどちらが
- もとよりっ はりっ形は 至宝です
- マオマオも 覚えておいて 損は無い
- いないしっ リファ様にこそ ふさわしい
- 大丈夫 あーっそんなに やつれてー
- やり遂げる とはっなかなか のものだな
第5話
- まだまだっ かないませんっ その力
- すごいんだ さすがはっマー の一族
- 肥えたかっ 多少は戻り つつあるか
- ずいぶんと お気にされてっ んっいえっ
- ぬっふふー どこで食べろう 台所
- 台所 でも出どころを 聞かれると
- 聞かれると めんどくさいな おっとその
- そういえば 知ってるっえっ きゅうちゅうの
- にょかんがっ 女嫌いで 有名な
- なんだいっ これですうおー 初物の
- おいしいー これで共犯 おいしいー
- これですっ ひどくかぶれて いますねっ
- していたら なんだっあーっ 女物
- 袖口が 焦げてるそれに 木簡っ
- でなければ こちらこれでも できますね
- 付着して いたんでしょうっ それに触れ
- お見事っ さすが薬屋 だじいさま
- では色を つけるにはどう すればいい
- 最近っ 腕にやけどを 負った者
- よかったわ これっ着てみて くれるえっっ
- みかどとっ おえらいかたが 集まって
- 皇后が 居ないでしょうっ その場合
- 前回っ ギョクヨウ様も リファ様も
- リファ様も 出産直後 で欠席
- 皇帝に 付き従って いればいい
- 今回は リンリー姫の お披露目に
- 心して かからないとっ やるわよー
- 新人が 辞するわけには いかないか
- 胸元は 詰め物をした ほうがいい
- 膀胱が 必要になる なだったら
- もしかして えんゆうかいの ためにはい
- 念のため アレも作って おこっ腕
- ありがとう あなたたちには これを変
- とびっきり 可愛くなって いらっしゃい
- ギョクヨウヒ だからでしょうね うふどうも
- 様子はっ ごきげんようっ ジンシ様
- そばかすが 消えてるぞはい 消しました
- 毎日っ 乾いた粘土 でそばかす
- ありません なんでっそんな ことをする
- 裏路地に 連れ込まれない ようにする
- 売り物に なると判断 されたよう
- 合法の くちへらしかっ 買うほうに
- 痛いです そうかっいやる じゃああとは
- あげようっ もうっ早速 約束を
- 約束を 破ったのねっ 私だけ
- あのそれは どういう意味っ いよいよね
- いよいよね えんゆうかいが 始まるっ
第6話
- いうものが まるで無いわっ 好き嫌い
- 好き嫌い ばかりで死には しないのに
- することが 無いのも苦行 ですねーっ
- 煽ってる 並びだな見て あのかたが
- 病弱で ほとんど自宅 から出られ
- 今のーっ じじょの見た目が 悪いとー
- 悪いとー 苦労するのは 主人なの
- 行きましょう まああのしこめ を雇って
- あんなのっ 恥もいいとこ だものねっ
- 言いつけて やるんだからっ えっならっ
- ぎじょ流の 冗談だった んだけどな
- 変えなくて よろしいですか あー不幸
- あっちでも トクヒとシュクヒ のじじょねー
- えっとーっ ちょっと複雑 なんだけど
- 崩御され たでしょ先帝 のきさきは
- 政略と はいえここのつ できさきと
- ここのつの しゅうとめっえっ しゅうとめっ
- しゅうとーっ 見てわかったと 思うけど
- トクヒには 白の衣が 打倒だが
- キヒである ギョクヨウ様と 被ってる
- まあ違う 意味もあるんだ けどねーっ
- 居ないよう みなに配って いるのかー
- よろしくっ 大型犬っ ワンワンっ
- 混ざっても 違和感が無い おいさっき
- ぶかんもっ 末席だがっ 年齢を
- 毒見だっ 接触部分 に曇りは
- どうせなら フグがいいなー 内蔵を
- 内蔵を うまくスープに 忍ばせて
- 好物だ よなっこうきゅう でもたまに
- はずが無い ギョクヨウ様も 好き嫌い
- 面白い んだーいいから 見てみろよ
- 大臣っ 何を正装 は窮屈
- 大臣が スープを飲んで 倒れたぞ
- 薬屋っ ごきげんようっ ジンシ様
- しまったっ 毒に浮かれて つい笑い
- 今頃っ 毒が全身 を巡って
- 大臣だ おかげでよけい 大騒ぎ
- えんせきで 姿を見ない と思った
- 聞こうかっ 誰がギョクヨウ ヒに毒を
- このような 無粋な場所に 申し訳
- 私もっ そばが食べられ ません毒
- 気管支が 狭まり呼吸 困難に
- 大丈夫 ですかよければ 下剤をっ
- わかったの 園遊会の 食事はっ
- 明らかに コウキュウ側が 用意した
- 手違いで ギョクヨウ様と リーシュ様
- 知っていた 与えたのなら 毒を盛る
- 触れないで いただけますか そんなこと
- 報告が ありますのでっ 待てっなぜ
- 配膳の 者が間違え たというの
- のはトクヒ リーシュヒという ことだなっ
- 木簡の 件とーやはり かかわりが
第7話
- 大臣は 大変だった んだからー
- あのじじょは 何者だって みんなから
- けっこうな こうかんの席 に居たのに
- ホンニャンの 目も輝いて いるような
- 食べません 銀は腐食が 激しいの
- 染料を つけていました これはその
- 手が触れた 場所です指先 などが触れ
- 大きさと 位置でどのよう に持ったの
- もう一人 器のふちを 触ったっ
- すればーっ なぜじょうきゅうひ の器に
- 入れ替えた のでしょう毒と は知らずに
- 衣をっ じじょたちも着る はずですっ
- じじょたちを アードウ様の じじょたちが
- それだけで なくっ食事を 入れ替えて
- 立場です 妻は夫に 身をもって
- 思います ふちを押さえて 毒を混ぜ
- 以上です 一つー聞いて よいですか
- 比べたら 軽くたやすい ものですっ
- 説明し ますありがとう ございます
- 取り替えて くれたんだから お礼はし
- 寝る暇も ないっ着替えも できてない
- 面倒を 見られるのもっ やっかいな
- ジンシ様 かんざし挿した ままですよ
- そっかーっ じゃーあこうきゅう から出られ
- 特別な 許可があればっ 男性が
- その通り 逆にかんざし を使えば
- シャオランっ 試してみるっ えへへへっ
- 参ったな 義理のかんざし を本気に
- 一人しか 渡してないっ ということ
- 失礼し ますっお待たせ しましたっ
- わかってる のかー身元を 保証して
- そのために わざわざ俺を 呼び出した
- 一晩で 一年分の 給金が
- 信じられ ないなら仕方 ないですね
- この女 ほかにもあてが あるのかっ
- 俺の負け だっおめでとう マオマオっ
- 彼とはー どういう経緯 で成り行き
- まったくっ かわいそうなの はあの子だ
- やってきた のはマオマオが 出発し
- さんひめと いえば民から のしょうけい
- 簡単に なれるものでは ないかむろ
- 取り揃え ている老舗の ぎろうです
- ないかーっ 話によると 出世株
- 呼んできな 今日はちゃひきの はずだはい
- まったくっ マオマオお前 はとつきも
- 特別に 先払いにし てもらった
- あるかーい ちゃんと勘定 に入れとく
- 潰れるっ でもガオシュンや タブ医者は
- マオマオっ ジジイは家に 居るはずだ
- はなまちは とたんに景色 を変えるっ
- ただいまっ オヤジっああっ お帰りっ
- そばかすの 染料取りに 行ったらさ
- こうきゅうに 戻るよそうか 眠いけど
第8話
- 薬草で 薬作るの が好きなん
- ねえさんっ 薬屋連れて きた早く
- 飲ませるな 炭だっ炭を 用意しろ
- ありがとう 薬屋さんっ 2人とも
- 畑にっ うちのオヤジが 居るはずだ
- くれたんだ 炭は潰して おいたああ
- あの人は 無事よ薬も 飲んだしっ
- そうだねっ 胃液は毒の 吸収を
- 覚えたっ すまないねえっ 客用の
- なるほどっ 器に紅が うつらない
- 顔立ちも 甘くカネにも 女にも
- 見てくるっ 男のほうが 容態が
- 邪魔しない でっこんな奴 死んだほう
- あったわっ けど豪商の 父親に
- 来ていたわ この子の姉も あの男
- 客ならっ 出入り禁止に すればいい
- 死なせずに すんだからかっ そしてそれ
- 状況で わざわざ不在 の薬屋
- あのかむろ 小さい割に 恐ろしい
- 引っかかる 話からして 男はっ
- いや毒を 盛られたことの ある男
- 憶測で ものを言っちゃっ いけないよ
- 見逃した ものは無いかっ タバコの葉
- 今回っ 一緒に毒を 飲んだ子も
- わかってる 心中じゃなく 殺人っ
- 毒の酒 しかし護衛を つけるほど
- 無事ならっ 男は酒を 口にする
- すまないっ そこで道具を 使ったっ
- 朝方に ことを起こした のだろうっ
- はかなげだ がっそれでいて したたかだ
- 薬屋を 訪ねオヤジを 呼ぶのにも
- ようだった なんて考え すぎだろう
- 変わらない 花園であり 鳥かごだ
- あのぎじょが どうなるのかが わからない
- この街で 生きていけない マオマオっ
- 残ってる しーっ仕事を 放棄した
- パエリンも ジョカもオババも えっそんな
- 離れには 行ったのうんっ 後で行く
- 帰っちゃう なんて残念 だなーねえ
- 残念だ いい夢見れた みたいだな
- 天上の かんろを知れば 地上には
- なぜだろう やたらこっちを 睨んでい
- ますのでっ 後でいろいろ 聞かせてね
- なんだかっ 態度が悪い 気がするっ
- 里帰り 行ってきたよう だなはいっ
- いうのはっ どういう男 なんだあっ
- 知っている 意味がわかって 言っている
- なければっ 引受人に はなれない
- かんざしを もらったのかー 何本も
- ご満足 いただけたよう でこちらと
- しみになる 前にこれでっ 失礼し
第9話
- ずいぶんと 変わっちまって しかしあの
- そのような 子供みたいな 返事はし
- 人物は おもちゃに深く 執着し
- 執着し ない新しい 仕事です
- 勘違い 身元引受 の見返り
- 想像を したことやらっ はー若い
- 里帰り しているなんて 青天の
- もう少し 頭をひねれ ばよいもの
- 法案の ために仕事が 増えるのは
- 時間外 だっあとにして くれないか
- 完全に 自業自得だ このごじん
- 本当に 死因は酒だ と思うか
- 酒好きの 人間ならっ 飲み過ぎは
- 宴席で 大量の酒 をあおった
- 死んだとは 思えん死んだ 男の名
- いいのにっ ここ最近の ジンシ様
- どうしたっ 変わったお味 ですねああ
- 上等の 燻製肉や 岩塩を
- だったがー ある日突然 甘党に
- なりますね 思い出話 を現実
- それとーっ 一つ調べて もらいたい
- 報告書 ですありがとう ございます
- 妻と子を 流行り病で 無くしたっ
- それからは 仕事一筋 唯一の
- 原因は 食の偏り やストレス
- その負荷は 病に変わっ てしまうっ
- いただいた 酒にも塩は 含まれて
- 入れたかっ あるいは真面目 な人間
- 卑怯だよ なーっここまで きっかけを
- きっかけを 与えたならっ 犯人を
- 青年の ようだこの人 も一応
- 見えないが そうでしょうかー それよりも
- しているっ どのようなあー そういえば
- そういえば こんな法案 があったな
- よく直視 できるねどこで 見つかった
- これとはっ まったくもって ヤブである
- いるのでっ それは意外な ことだなっ
- ジンシ様 ごきげんようっ ジンシ様
- ジンシ様 死体は見慣れ ているよう
- 材料に なるからですっ 好奇心
- なるほどっ はい失礼な 反応だ
- 背の高い 硬い木の靴 片足に
- 働いて いた衛兵の 見解で
- ありますっ 道具が無いと 無理という
- 覚えてい ますかフヨウヒ の件かっ
- 丹念に 調べてまわり ましたそこ
- 思われる 突起を見つけ たのですっ
- ではないが コウキュウでもっ 特有の
- かいたので っしょうっ死体の 指先が
- 他人から 殺されるのも まっぴらだ
- しまえばっ 薬も毒も 試せない
- 考えて いるっ死んだら どんな毒
- 不本意な 死を遂げること があります
- ありますっ コウネン様の ようにそれ
- した場合 ッ処分を下す のはジンシ
- 乗りました 縛り首でも 斬首でも
- 斬首でも 文句は言いま せんだから
- ではなくっ できるできない ですからっ
- 報告が ようやく届き ました腕
第10話
- 水死した 女官っ自殺 だったんだ
- のかなーっ アードーヒって シュクヒのっ
- 35 トウグウ時代 の帝と
- なすための コウキュウという 制度上
- いつまでも 寵愛を受け られるとは
- お茶会の 余りだけどっ ありがとう
- いうのもっ きさきの立派 な仕事で
- いらっしゃる んだからまさに コウキュウの
- コウキュウの 縮図がそこに 広がって
- ございます いわゆる腹の 探り合い
- 同性で あれば身構え てしまうの
- なごやかな 会話の中で 情報を
- 交易の 中継地点 らしく人
- 見えないっ ガオシュン様へ の報告
- 柑橘の 皮をハチミツ で煮たもの
- アイラーっ ごめんなさいっ もう少し
- 生姜湯は 飲めるかしらっ あっはいっ
- いましたよ 話は終わっ てないんだ
- 思うかっ それを決めるの は私で
- 品があり 実用的だ いきなり来
- お手伝い にっそうよろし く頼むよ
- カンプクを 着ればっ若い ブンカンと
- むしぼしを お願いできる かしらんっ
- 無駄のない 屋敷に見えて 格段に
- 格段に 荷物が多い ヒスイキュウ
- こんなにー しかも丁寧 で助かる
- 本当に 毒殺騒ぎ の黒幕
- そのような ことをわたくし どもがいい
- 理由にも 繋がる新た なきさきが
- 14と いう年齢を 考えれ
- 狙うのは おかしな話 ではないっ
- ハチミツっ フォンミン様の ご実家が
- ザクロキュウ にっそういえば お茶会で
- 知らないが こちらは普通 の薬屋
- 根拠はっ 左の手首 に包帯
- やっている ようには見えな かったがっ
- ハチミツを 食べておいてー この程度
- こいつーっ 顔がいいから 何をして
- 嫌いなの かっ辛いもの 好きなので
- 割り切るか 尊厳のため 逃げ出すか
- ないかしら お口に合うと いいけどっ
- ギョクヨウヒ これはっ誰の 許可を得て
- ハチミツは お嫌いですか えっなんで
- えっなんで わかるの顔に 出ています
- 覚えてい ないの赤子の 頃のこと
- よく言うっ 何よその目っ あんなじじょ
- お嬢様 ならやすやすと 騙される
- じじょがしら フォンミン様と 面識は
- シャオマオっ ガオシュン様っ コウキュウの
- 娘だっ よわい17 とは思え
- だった頃 アードーヒとの 間にっ
- ゲンテイの おとうとぎみと 同じ時期
- アードーヒ 一人だけとは 意外だっ
- ばかりだっ 誰かが移植 したものだ
第11話
- わかったわ 荷物が整理 されている
- それでーっ 今日はいったい どうしたの
- ないですっ 出産の場に 居たのはっ
- 出産が ときのこうごう の出産.
- 天秤に かけた結果っ アードーヒ
- しまったっ フォンミン様は 責任を
- かわってっ 赤子のお世話 をしていた
- 思われて いますがそれは 違います
- これですっ 花の中には 毒のある
- 蜜にもっ 毒性がある 知っている
- ハチミツが 滋養にいいと 与えてい
- ハチミツが 赤子にとって 毒になる
- 失態に よりっコウキュウ を追放
- 知られたく なかった自分 が唯一
- リーシュヒを ザクロキュウから 追い返す
- 現れる 同じじょうきゅう ひとしてっ
- スープにっ 毒を入れたっ そんなもの
- 大切な 人の一番 大切な
- トウグウと 同じ目線で 話せるっ
- あのときっ アードウ様は 私たち
- どのような 思いで仕え ていたのだ
- 持つことも なくっひたすら アードーヒ
- 捕まえる 何があろうと 極刑は
- 彼女には 全てがわかっ ているはず
- 着替えるか もしものために あぶらがみ
- 切られたら 痛いからなっ というわけ
- 書き物を 集めさせてい たようだが
- とどまれる ようにするため だったそう
- 今回の 件が原因 でしょうかっ
- この花っ さっきホンニャン が飾って
- ホンニャンが 飾っていたぞ ええ狂い
- 甘いなっ 毒ですけどね 死ぬことは
- 原因っ 2つの動機 を1つに
- ようにする ことはできるっ 自身の死
- 小娘に できる最大 限だった
- この間 手伝いに来て いたじじょだ
- そのように ふるまっている ように見え
- きさきでは なく皇帝の 友人だ
- なるなんて 思わなかった お情けで
- お情けで 飾りのきさき をやってい
- わかったっ やはりあのげじょ は自殺だ
- フォンミンは 自殺に加担 していたの
- 降りようっ 何をしている えっうわっ
- いきなりっ 悪かったなっ んっうーっ
- しまったっ 戻ってきたと 思ったら
- 人間が このコウキュウに も居るのだ
- 酔っ払い にっ付き合って いられない
- 心配は なさそうだなー アードーヒ
- かんむりは しばらくののち じゅだいして
- 服装を 入れ替えたほう がよっぽど
- なってから 死んでからでは なくまるで
- 身にしみて わかっただろう 何をする
- もしそれが 赤子が死んだ 後であれ
- 妄想だ お待ちください リーシュ様
- そのときっ 青年のよう なりりしい
- 母親の 顔に見えたっ フォンミンの
- 一族と 関係者のっ 名簿です
- さらわれて 売り飛ばされた と聞いてい
第12話
- 財産を 奪われ重さ の違いは
- フォンミンの 一存による ものとされ
- 商いの 取引先も 含まれて
- 関係者 だったらしいっ お望みで
- その通り になる平民 ときじんの
- コウキュウに とどめておける ただっもし
- そうだよー 例のお家と 取引の
- まだやり手 ババアのところ に上客
- ことだろう はいっ私は どうなるの
- いきょくにも 出入りできるっ それなりに
- しなければ 私はただの にょかんです
- やり遂げる 多少給金 が下がって
- わかったっ それではカネは 弾もうっ
- 失敗っ マオマオ解雇 そっとーっ
- 珍しい おもちゃを与え るのは骨
- いやっあの 娘をおもちゃ と一緒に
- 厄介な 主人だかわり がダメなら
- やっぱりー そばかすは無い ほうがいい
- 一緒にっ 宴に行く日 が来るとは
- 仕事はっ ギロウの外で 行われ
- 呼ぶにはっ それだけお金 がかかるっ
- 一晩の しゃくで一般 の給金
- カネとはっ あるところには あるもので
- コウキュウを 出るとき思っ たよりカネ
- ぎんぜずっ にこも弾けない ぶとうなん
- 行きましょう こんな金持ち が居るなら
- 借金も 少しは減った だろうにー
- 失礼し ますー一人に してくれっ
- 変わるって 言われないかー よく言われ
- コウキュウに 務めるのもっ 悪くない
- そんなこと いつ言いました 続けたい
- 一段と 子供みたいな 顔をする
- そうだよな お前そういう 奴だよな
- 片手だけ 指先だけだ そういえば
- 念のため 作っておくか そばかすを
- じじょにまで なってねんきが 終わるまで
- 居るんだっ 頼めるかいっ わかったっ
- わかんない でもーコウキュウ もはなまち
- はなまちも 大して変わら ないのかも
- 変わらない はなぞのであり とりかごだ
- 男はっ 一人の娘 を所望し
第13話
- 手入れする 庭師であろう お前はっ
- 誰よりも 秀でたものが ついてきた
- 手の上で あがく子供に すぎないっ
- みこころの ままにこうきゅう 管理でも
- ねえちゃんっ はいはいこれも これもなー
- 人間に なろうと思わ ないわけー
- せっかくの じょうきゃくだって 逃げちゃうん
- よかったね しっかり稼い でおいでっ
- くるんだよ いきがいい人 でお願い
- 毒見役 として色々 と面倒
- 色々と 面倒事に 巻き込まれ
- 残してっ また住み込みで 働くの
- 好きにしな さいって言って くれたけど
- くれたけど あれはどういう ことだろう
- 必要だ しーちょうめんも 要るだろう
- そんな顔 しないお前が 決めたこと
- 少しずつ 許可を取ればー 持ち込める
- なんだいー ずいぶん久し ぶりだねー
- そうだねっ いつでも帰っ ておいでっ
- オヤジとっ うるさいババア にぎやかな
- マオマオっ わかってるよー じょうきゃくだ
- 疲れたっ ではいきましょう あっああっ
- くすりやっ ここではいつも のそばかす
- かんりかん がーっろくしょう かんのぎじょ
- ふんふんっ 何やってんだ この人ー
- こちらはっ 俺の家だっ はーなぜっ
- コウキュウへ 戻るものだと 思ってい
- ガイテイで 働くことに なりますっ
- ガイテイは その外側に なりますっ
- 寒かった でしょうっじじょの スイレイよ
- 大丈夫 そうねスイキュウ で使って
- ないのだが はっガイテイで 働いて
- よろしいっ 手伝いますっ いいのよっ
- 手伝って くれるーはいっ あのほかの
- ともかくっ お部屋のことは 任せられ
- お一人で 全部何度か 新しい
- えっしかも 糸ではなくっ 髪の毛で
- とりあえず かまどはどうに かするとし
- ではまいり ましょうかはいっ お願いし
- 宮殿は 広く建物 の名前と
- 物覚え はーっ人並み 以下なんだ
- コウキュウの ほうが薬の 材料に
- ガイテイが 職場になるの ですよはい
- 家柄と 教養があり コウキュウの
- 何様の つもりかしらっ 餌がいい
- きじんはっ そんな悪食 でしょうかっ
- 私には わかりませんが そのような
- そのような 特殊趣味なの でしょうかっ
- 雇われて いるの理由は これですっ
- この間 やけどぐすりの 実験し
- うるわしき 天女のような お方はっ
- マニアック お前っいつも こういうの
- それではっ 次の掃除に ムカイます
- こうしてっ 試験当日 を迎えっ
- 独特の 苦味を帯びた 匂いおっ
第14話
- うっふふっ 本気ですかっ もちろんっ
- 頼んだの はっ執務室 じゃなかった
- 後釜だ そこでコウキュウ としてはー
- あれかーっ というわけでっ 頼むぞっ
- 報奨の 額まで書かれ ていたしっ
- この荷がー 講義で使う 教材か
- 違うわね ドキッやっぱり 手ごわいっ
- 教材を 見せるわけには いかないっ
- ジョウキュウヒ のみだっっ用の ない者は
- いけません なぜだ授業を 受けるのは
- よさそうだ んっあのジジョは おしろいの
- バランスが 崩れることは なさそうだ
- 秘術ゆえ 他言無用に お願いし
- いったいっ 何が起きてい るんでしょう
- ご苦労っ 長かったなっ こいつ聞き
- 状況だ マンネリ離脱 ここをこう
- それでもっ 推薦人の 2人には
- 最後まで 何を考え ているのか
- やったんだ 後日ミカドに 感想を
- 報奨の 金一封っ 楽しみだ
- ラカン様 こんなところに ふーん何
- くだらない 法案だろう と無視する
- 紙だから 売れば小遣い になるんだ
- 大変だ なっありがとう ございます
- 薬草は どこにでもある たんぽぽか
- 球根を 水に晒すと うまいんだ
- 腹痛で 苦しむ羽目に なるけどー
- 珍しい 私が解雇 されたこと
- 愛すべき バカなところが ある男
- ひと目でも 拝めればとっ 通い詰め
- づとめから とあるごじんの へやづきに
- へやづきー 誰だーそんな 物好きは
- ところでー お取り込み中 ではちょっと
- 不明ねー 昨日の音は これかーっ
- 倉庫番 だけだ命に 別状は
- 聞かされて 首を突っ込む なと言われ
- 散らばった 破片っこれじゃ ボヤという
- この国は おおむね平和 であるがっ
- 聞こえてま すよっ聞こうと しないだけ
- いいですか いいんじゃないか あとこれも
- 手慣れてる なーっ貧しい 育ちなの
- 育ちなの でっ無いものを 作るのは
- これでいい ですかーそれと お願いし
- 準備でき ました危ない ので離れ
- 爆発し たって原因 はこれです
- 空中に 舞うと日がつく ことがある
- 入るとっ 外気が流れ こんで粉
- 倉庫での たばこはおやめ くださいと
- 怖かった しかしっ粉が 爆発と
- 会いに行く ついでにでもっ 寄ってくれ
- 吸い口を つければ元に 戻るかー
- 立派すぎ るっもしかした ら大切
第15話
- ボヤのこと リハクの奴っ お手柄だ
- 解決に 一役買った らしいゲジョ
- 連中が 騒いでたぞっ おっおーっ
- その話 詳しく教え てくれない
- ふぐの毒 あのピリピリし たしびれが
- いうことで 元同僚に 相談を
- シャオマオは 自分の立場 をわきまえ
- 今更っ 毒の出てくる この話
- 話をっ 途中で切って もよろしい
- 身ですかっ 毒が多いの は肝など
- 肝などの 内蔵ですが ええ皮と
- しれないっ 別におかしな 点は無い
- 今回の 事件も前の 事件もっ
- ありません 倒れた2人 今回の
- 美食家で 珍味を好ん でいました
- 前日の 料理に使っ たものでっ
- なますには 別の魚を 使ったと
- 使ったと 無罪を主張 しましたっ
- 役人は 料理を全て 食べ終えた
- 毒みたい ですがっ今の 話だけ
- 生ゴミを 数日置いて いたとして
- 見つかって いてー矛盾は 無い何の
- ガオシュンの 話をやけに 熱心に
- シャオマオっ 昨日の話 ですがおっ
- 細切りの 野菜を加え て酢であえ
- 材料は 詳しく書かれ ていません
- 肝心の なにを使って 作ったか
- でっなにが わからないって あーっおっ
- 前ですっ 冬場の野菜 となるとー
- あくまでも 私のおつき だっいいな
- ブカンだな 誰かに似てい る気がする
- 出ていけっ 何をしてるっ こんな奴
- よろしいか それとも何か 不都合で
- ことですか バゼン様あー 調理器具
- 引き下がっ たとは思って いませんっ
- 海藻が とれる時期には まだ少し
- 塩漬けに したところでっ 今の時期
- 冬場にっ その海藻を 食べること
- ないんです もしかしたらっ 南では
- ウナギには 本来毒が ありますが
- なりますっ この海藻の 場合はっ
- 場合はっ 石灰水に つけること
- 塩漬けを 持ってくるよう 提案し
- 習慣の 無い地方から 取り寄せれ
- これ以上 言う必要は 無いだろう
- ところでっ 自分が買った と白状
- 長男を 邪魔に思った からだそう
- どうやって 海藻の毒 を知ったん
- 食べられな かったーそれに しても何
- 干からびた 虫から伸びた 枯れ葉色
- やくしゅにし ようかがんやく にしようか
- ようですね 仕事が溜まっ てるんだが
- よいのにっ しじゅうを過ぎて さいたいも
- こうかんで 変人興味 のあるもの
- 案件の 判を押すのを 先延ばし
- 忘れよう 思い出しても ろくなこと
- はずですが 冬に花見は 難しい
- 理由はっ ロクショウカンに 縁のある
- 無いのかと 思っていたが どんなギジョ
- 負かすとは それは強かっ たのでしょう
- 金持ちが 2人っ競い 合うように
- 身を売らず それどころかっ 客を客
- 感覚が たまらないもの でしてーっ
- そのギジョを 諦めきれず 仕方なく
- 方法か 知りたいですか ここまで来
- その前に ちょっとー頼み たいことが
- 面白い ようでー妙に 謎解きが
- 3人の 子供が居てー 弟子にして
- いーや何 大したことで はないその
第16話
- 面倒な ことなんだがん いつもなら
- 伝えられ ていないものも あるという
- 簡単に 言ってのけるな さらになん
- 父親が 死んだあとはー そのうちの
- 茶会でも するといいっと 言い残し
- 意味なのか それとも別の 意味がある
- 詳しくは 聞いていないっ ただっもし
- 最初から こうなることを 読んでいた
- おやあれは たしかバセンと いったかっ
- 動くなよ わかりましたっ 前もそう
- バセン様 ですねお話 は聞いてい
- あーそれは 父のものです 妙なもの
- 作業小屋 ですかっはいっ ていっても
- いうことは 案内役が 末っ子と
- 配置だな 変わった家具の 配置だな
- それがこの タンスのことを 指すならっ
- 長男と いうことになる 窓の位置
- 外にある 大きな栗の 木のせいで
- はーっもう 聞いての通り ですよーっ
- この小屋だ 俺にはっこの タンスだね
- オヤジはっ なにを考え てんだかっ
- 一つしか ないし鍵穴 に入りや
- いいよなー さっさとカネに かえられる
- 関係は ずいぶんさめて いるみたい
- 末っ子は 自分の意見 も言えない
- 定位置が 決まっているん だろう窓
- もう少し 光が伸びた らタンスに
- ガオシュンに 似ているのだな はーそれで
- 開いたんだ がーっオヤジが 細工して
- 強引に 開けるわけにも いかないん
- タンスには 開かない鍵っ そしてみな
- もともとっ あそこの棚に 飾ってい
- ちょうどこの 絵柄がこちら に向くよう
- 栗の木の 影に入った ようですね
- 貧血や 腹痛などを 繰り返し
- そうですが ほかに吐き気や きうつなど
- 金属が 熱に溶けてっ その下の
- その下の 型に流れて 固まった
- 結晶は 玄関先に 飾られて
- イタズラに 振り回されて 終わりかよ
- 盗めとか 職人気質 の客人
- 薬草を 見よう見真似で 煎じてっ
- かたまりを 合わせることで 新しい
- 金属が できるとすれば どうだろう
- 大きさが 違う引き出し は配合
- 遺言だ 行くぞオヤジに 期待して
- 遺言を 残したんだっ あーだから
- 一緒にっ 俺たちとあー 表せん
- 特別に 可愛がられて たからなっ
- 冷静で 細かな作業 も性格
- 兄弟の ことをっ同じ ようにみて
- ありがとう ございましたっ だけどこれ
- はなまちの ろくしょうかんと いうたなに
- 面白い ことになったよ やはりあの
- 扱うと 言われています 長男と
- 今回の 件で職人 から足を
- 使うとー はえるでしょうな そうですね
- 男だっ 本来私 の立場に
- 才能を そのままにして おくのはー
- 目をかけて やるべきだろう とね一理
- もう時間 ですねっ長居 をするとっ
- にょかんたち にでもーあげて くだされー
- お疲れの ところ恐縮 ですがんっ
第17話
- くだらない 戦があるが その中の
- そうなるっ まったく何を 想像し
- 美しく するのではなく くすませる
- くすませる ほうか粘土を 乾かして
- 変えられる 薬があれば 便利なの
- 平民を 装いたいと いうことで
- してくれっ いったい何を する気やら
- 美しい のでしょう新手 の嫌味か
- 取り寄せた 最高級の 香木と
- 毒草を 見分けるためっ 鼻が効く
- 悪趣味な 香をいくつも 漂わせ
- できますか できれば匂い が残って
- 切れ端で ゆわなくてもっ 平民は
- 使っても かまわないけど 何をする
- おーはいっ スイレン様は こちらをっ
- ついている のはっなんとも 奇妙だな
- 日焼けした 肌を作って いきますっ
- 触っても 無駄に綺麗だ ヒゲどころ
- 大惨事 だったっおいっ どうしたん
- ありません 痛いぞ何が あったんだ
- おしろいで 顔にまだらを つけさらに
- 付け足しっ 眉は左右の 大きさを
- 持たないと 思っていたが 剣術か
- くだらない 質問をする 必要は
- ジンシ様 もっ途中まで 同じ道
- そうだなー お前が来れば 助かるん
- たしかにっ 地味な格好 の主人に
- そのような ことはっならっ シャオマオも
- かんざしっ 色々揃っ てるわよっ
- デザインも 仕立てもよくっ 古臭く
- 地図ですっ シャオマオにはっ お嬢様
- お嬢様 のことは私 にお任せ
- 言えないっ ジンシという名 もそうだが
- 知り合いと 待ち合わせをっ はーなんで
- 主人より 前に出るとは まだまだだ
- 間違った のかっ損得 勘定と
- なんですか なんで黙って いる別に
- 焼き鳥ー ちょっと待ってて くださいっ
- どうですか うーんやえいの ときのより
- うまそうに 食べるーあらっ ガオシュンっ
- 上機嫌 でしたっふふっ あなたにし
- 気に入った おもちゃがあれば ぼっちゃんは
- 許される 立場にありま せんからっ
- なんでしょう 早めに行った ほうがいい
- 大根と 鶏を買おうと 思ってい
- はなまちの 生活よりっ ずっといい
- 思うがっ 確かに悪く ないですね
- 有能な くすしのようだ なお前の
- 心得が ありますからっ 若い頃
- 留学は 国に選ばれ なければー
- 居るんです それはたいそう なごじんだ
- 薬屋を 運だけはない 人だから
- 滑ったの だろうかオヤジ はさいほう
- 立ち回る 奴であればっ どんな奴
- 下げるには どうすればいい 不愉快な
- ありますよ とくに上位の ギジョならば
- 良いものと そうでないもの にわけられ
- 客を取り 身を売ることに なりますっ
- 釣り上がり 上がったところ で露出を
- 手つかずの 花だからこそ 価値がある
- たおればっ それだけで価値 が半減
第18話
- 目的の 店はあれでは ないでしょう
- したのにっ 私が中に 入っては
- おはようっ オヤジっ今日は どうするん
- だったらっ ロクショウカンに 行ってくれ
- いいのかっ 休みもらえた から休み
- ついでにね それで来たわけ じゃないけど
- 寒いわー オババの小言 ばっかりで
- いつまでも 居座るからっ こっちがっ
- マオマオっ 来てたのかいっ さっきから
- もうそんな 元気もないか それともっ
- それともっ とうに言葉も 忘れたか
- 現れた 元カンガンの 男をっ
- いけないっ それがギロウの 掟だっ
- 広がった 以来女は 客の目の
- 寛容だ だいぶ匂いが こもってる
- あの変な メガネの人が 居るからっ
- いいってっ そうかわかった ここに居れ
- 顧客でっ 古いなじみの あの男
- よかったっ ねえちゃん今日は 具合良さ
- いたかもっ ほかからみたら またとない
- ババアなら 銀の重みで そんなもん
- 溜め込んで るからーしかた ないわよっ
- 年だしっ ちゃんと考え ないとねっ
- もう少し だけこの仕事 続けるわ
- 感情は 私にはよく わからない
- わからない 深く考え たくもない
- もしそれが 恋というもの だとしたら
- 懐かしい やってもらいな 明日から
- ハナマチの ような接待 をしていた
- 飲んでくれ テンジンからの みやげだっ
- シャオマオも 肉や魚を つままない
- 余ってる 部屋を使わせ てもらった
- ですからっ ここに居るのも 本当に
- 最初から 別のものだと 思わない
- 分けるのは もったいないわ そうですか
- お使いを 頼めるかしら 失礼し
- こらえろー 何やってるの あのときの
- そういえば 以前会ったの もグンブの
- したのはっ グンブに勤め ているから
- 要るものは 無いかっ特に ありません
- 芋の粉 かっジンシ様 の薬だ
- カンガンも サイシをやれる のだろうか
- カンガンに されてしまった のだろうか
- カンガンで イカンだそうだ 元イカン
- 先日の 話の続き をしましょう
- とんびには 言われたくない ですなーっ
- 出しましょう 昔と同じ 轍は踏み
- 指ほども 存在しない やはり俺
- 認めたく ないがラカンは マオマオの
- マオマオの 実の父親 だ娘に
- どんなかた ですか前から 話してい
- どうにかっ 断っておく ありがとう
- 見たくない あーっやっぱり 気付かれて
- この匂い 薬草畑 だここにも
- あなたなの いかんっこれは どう見ても
- 手の汚れ 今からとろう としてたと
- 畑だし ただっイカンも 知っている
- 抜いている たしかスイレイ と呼ばれて
- なさそうだ 何を植えてい るのですか
- 冗談よ 冗談あなた クスシって
- もう少し 先の話だ けどここに
第19話
- お考え かはっだいたい 想像が
- 乗じたと しかー考え られないっ
- ちょうど今 詳しい管理 者が居なく
- 管理者は 基本は把握 しているの
- 戻んなく てーっ仕事に 復帰でき
- 有名な おっさんだった のは覚え
- 知ってんだ よーっ色々 ありまして
- 重なりっ 一つ一つは 事故に見え
- 大切な ものかと思っ たのですが
- やるんだっ なんでも倉庫 番の奴
- いたらしい もしかするとっ あらかじめ
- あらかじめ 顔を隠して いたのかも
- からしてー お前じゃないの はわかって
- 憶測で ものを言っちゃっ いけないよ
- 不可解な ことはなかった でしょうかっ
- 調べたら 何かあるって わけか何
- しれません 何も無いかも しれません
- 偶然が 2つ重なる ことはよく
- なるほどー お前は見た目 によらずっ
- ブカンとは ずいぶん仲が いいようだ
- あったので 私に話 を聞きに来
- よろしいで しょうかっ妙な 繋がりが
- いうよりっ いくつか罠を 仕掛けてっ
- きれません んっ乗り気では ないのかっ
- 面白い ものが出ている と聞いてな
- もしかして それをくれると いうのかー
- 失礼し ましたやる気に なったよう
- レイブとは たしか教育 や外交
- 確実に 祭具を盗み 出すための
- 手をかけて 盗んだ祭具 が使われ
- していたっ 祭事に興味 があるなら
- あるならー ここにいいもの があるぞー
- 端にある ソウキュウダンて いってなー
- 天井に 大きな柱 をぶら下げ
- 来るまでは レイブでもっと ちゃんとした
- みたいでー 安心したよ 何のこと
- 心配で 強度について 進言し
- 無くなれば 必ず作り 直すはず
- 会場で 次に祭事が 行われ
- いつってー あーっちょうどー 今日だなー
- くださいっ ダメだ緊急 事態です
- もっともだ こちらはただの ゲジョでなん
- くださいっ お前が決める ことじゃない
- ありますっ ここで私を 中に入れ
- こうしてっ 私が危険を 説いてい
- なるほどー あなたは私 を邪魔して
- 小娘に あんな物言い をされたら
- 止まらない 大したことは ないっまだ
- くださいっ 偶然ネズミ が入った
- それならっ 飛ぶのは私 の首だけ
- 小娘の 言葉を信じ ろというの
- 殴るとは どういうことだ ろうねーっ
- 頼んでっ 全て終わった らゆっくり
- その前に 首をはねられ ないように
- ないだろう どうしたんだっ その顔は
第20話
- ビャクダンの こうジンシ様 の寝室
- 縫ったんだ からイキョクでー 寝かせるの
- 悪いけど 着替えられるっ 皆さんを
- あの場所に やって来たのか なぜ柱
- 落ちるのが わかったのかっ 説明し
- 偶然が 重なり合った 事故ですっ
- 偶然が 引き寄せられた ようでした
- 偶然は 去年レイブの こうかんで
- 2つ目に 倉庫でぼやが 起き同時
- おもわくで 起こされたとっ おそらくは
- もう一つ 重要なこと があります
- 吊り上げっ 床の金具に 固定して
- 当然っ 作り直した でしょうねっ
- 装飾を すると考え られますっ
- 職人か はい盗まれた 金具はっ
- なっていた としたらバカか 金属だ
- 亡くなった 彫金細工 師の秘伝
- 頼まれて しかし祭事で 事故が起き
- その前に 消してしまえば 依頼人
- 低温で 溶ける金属 の技術も
- 金属の 技術も闇に 葬られ
- 葬られ とても都合が 良かったで
- 言えるのは ここまでですっわかったっ
- にしてもっ まさかあの場に ジンシ様
- 人物っ 知ったところで 面倒な
- 面倒な だけはっもうっ 私には
- ときにはっ 毒をあおって 倒れてい
- どうなるの ですか明日に は棺に
- したことを 全部1人で とにかくっ
- スイレイは 自殺するよう な女だ
- だろうかっ 無気力な顔 投げやりな
- 口ぶりっ ここに朝顔 を植えるわ
- 憶測じゃ ダメだ断言 できないっ
- ジンシ様 お願いしたい ことがあり
- お話が したいのですっ 死体置き
- 笑ってっ へっ好奇心 に負けたっ
- 入らなく ても薬屋が 入るなら
- お待たせし てー申し訳 ありません
- されたのだ からっやつれも するだろう
- 朝顔の 花に似ている 断言は
- 何をする 黙って見てて くださいっ
- スイレイっ じゃないそんなー たしかにっ
- いいように 利用されたん ですねあっ
- スイレイも それを見越して いたお前
- 調べれば 何を使った かわかると
- いうことだ 遺体が違う というのは
- すり替えた のでしょうだがっ スイレイの
- おそらくっ 死んだスイレイ が入って
- 棺桶を 開ける頃にー 息を吹き
- 数々の 事件を事故に 見せかけた
- 代償に してまでみなを 騙そうと
- くたばって はっ面白く ないだろう
- スイレイの ことは秘密裏 に終わらせ
- 才能を 見抜きーようじょ に迎えた
- シャオマオを 送り届けて きましたっ
- ああしかし 心配なのは ケガだけで
- 見る限り 事情があるの だろうあす
- 同じです すなわち微妙 な味だと
- よろしいの にっ一応の けじめだっ
- された所作 天女の笑みっ はちみつの
- いますしっ 先日孫が もう1人
- もう1人 生まれましたっ 孫ってっ
- 孫ってっ 上の息子の ほうかはい
- 作ってっ こんな仕事を 終わらせろ
- 今日もまた 素敵な衣装 ですねーっ
- わからなく なりっ混乱 するそうだ
- 同じだっ さきの帝の 幼児趣味
- リーシュヒに 手を出すつもり は無さそう
- 出産を 終えたっだがっ アードゥーヒ
- 初めての みこも間もなく 亡くなった
- 妄想だ さっさと次の トウグウを
- いつからで しょうか今日から でも行ける
- だろうかっ どちらにせよっ また毒見
- 残念ね せっかく鍛え がいがある
- アードーヒ が去りかわりに じゅだいして
- 聞いたーっ えっさんひめの 一人がー
第21話
- 頼めばっ ほかに頼んで もし薬
- 不十分 だったことでっ 減給の
- キュウテイに 納めているっ 御用達
- 昔はっ 作れば作る ほど儲け
- 貿易も ダメになってー 私たち
- ものだよー さきだつものが 無くてーっ
- 行くなんて いうからかわり に私が
- カンガンの ほうがっ高く 売れたんだ
- 失礼し ますっ掃除の 続きをー
- 手紙でっ うちのかみがー 御用達
- いたのにっ たくさん作る というとー
- 出回って いる粗悪品 と違いー
- 砕かれて いてっ厚みに ムラがない
- 表面の 毛羽立ちとあっ 強度かっ
- 方法と ノリー作りに こだわって
- 水なんか もっこだわって いるんです
- だけだけど これ以上はー 秘密だよ
- ことまでは わからないよー そうですか
- 間違えて いるよ湯のみに はりついて
- 混ぜたらー ノリもどろどろ じゃなくなる
- ことってっ 察しの悪い ヤブだーっ
- 出さないと 今日は失礼 しますねっ
- スイレイの 件かと思っ て来たのに
- さんひめの 一人が身請け されるって
- 時価なので あくまで目安 ということ
- いくらだっ 難しいよな 身請け金
- 嬢ちゃんっ もしっパイリン ねえちゃんが
- 1人はっ交易商の おおだんな
- 生活を 考えるとー どちらもっ
- 特別な 体質だった ねえちゃんは
- 惚れている 多少だけんっ ぽいが根は
- 愛すべき バカなところもあ あるっ何
- ああ仮に 1万集め てきたとし
- 知っている のはっパイリン ねえちゃんの
- ねえちゃんの 好みの体 くらいです
- お前らっ いったい何を やっている
- やっている ごきげんようっ ジンシ様
- いたのだっ 美人は怒る と怖いな
- していたっ やましいことは ありません
- ありません じっくり見てい ただけです
- いたのかっ はいっ見ていた だけですっ
- 実物を 確認するの が一番
- 週間は 体に如実 に現れ
- 嫉妬して いるのかなんと いう男
- ありません 残念ながら ジンシ様
- しれないっ しかしっ今の 自分には
- 名はたしか ジンシだったか 皇帝の
- きみは今 意中の相手 が居るよう
- あの娘 話したのかっ ハッだから
- 身請けなど 笑い話に すぎないだ
- 肩代わり するといったら どうするっ
- どうするっ それはどういう 意味ですか
- なおかつー 姉に等しい 人間の
- いうのはー 苦労したので はないかっ
- 有望な カンと仲良く なっておき
- うけずして それで男と いえましょう
- なるほどっ それは失礼 したっえっ
- ジンシ様 ああっ心配 なかったな
- いったいっ どうすっかねー とりあえず
- わからない 女にふみを 送ろうっ
- でもいいっ それを信じて 日々の糧
- 現役よ それに私っ いつかどこ
- 待っている ものーっそんな 感じはし
- 1万も 必要ないっ あとは運
- あの人が 来てっ身請けの 話をし
第22話
- 妊娠は 確かなものと なったわい
- 不思議だな 赤子が居ると わかるのか
- 全力で 引き止められる だろうなー
- だろうなー 有能すぎる のも困り
- 毎日が 充実してる とやっぱり
- 美しく てねーっかつて 宮中に
- なりません かーあなたさま であればー
- 見てみたい 決まりですなー いやはやっ
- 話では 今はソウビの 季節では
- 少しなら 知識はあるが ギジョ相手
- 本当に 青いソウビを 見たとああ
- ジンシ様 無理だろうかっ はーっどの
- どのように すればよろしい のですかっ
- 来月の エンユウカイに 用意でき
- なんとかっ 断っておく んっジンシ
- グンシから 持ちかけられた のではんー
- いいのかっ できるかわかり ませんがっ
- モノクルを かち割ってやる ジンシ様
- もらったっ 今回それを お借りする
- ありがたく ちょうだいするわ ギロウから
- ギロウから 取り寄せておい てよかった
- ああ来たか 言われた通り 建てさせた
- 狂わせる んですソウビを 狂わせる
- 狂わせる どういう意味だ 薬屋っ
- 暖めた 部屋でソウビを 育てるん
- くれるかも しれませんそれ で狂わせ
- するなって さんざん言われ たもんなー
- できるだけ 早咲きのもの を選んだ
- 全部咲く かなそうなって ほしいけど
- 間違って 全て枯らして しまっては
- 晴れた日は 外に出してっ 日光を
- おやつまで もらえるなんて 最高だ
- 何したら いいっ新芽の 多い苗
- 寝てないの 寝たよ明け方 明け方っ
- 可愛いー 最近流行っ てるわよね
- 仕事かっ 毒見も終わり ましたので
- されるのー ローラン様の お披露目に
- お披露目に 席をお譲り する形
- 大丈夫 なのーどんどん やつれてい
- 数日ー 顔を出せずっ お互いっ
- ありません かなっなんでも おっしゃって
- 咲き誇る 姿に思い を馳せるの
- カンガンが 出しゃばるさまを 好むけど
- 式場は いいいくらでも 利用法
- 厄介な のはっラカンっ あの男
- すまないと いうんじゃないの だろうなっ
- 十分だ これはいったい どうしたん
- ソウビはっ もともと全て 白い花
- 作ってっ 白いつぼみに 吸わせたん
- あったのか はいっ葉っぱは どす黒く
- あらかじめ すべてむしって おきました
- 単純な 方法ですっ 実際っ
- 実際っ 骨が折れたの はソウビの
- たしかにっ 単純だなっ ですのでっ
- おきました 最初に秘密 を知るのが
- 見たという のはっ毎日 毎日っ
- なんでまた そんなことをっ さあ女
- ところでっ これでもまとも になったん
- いたものは ええっ言われた 通りにっ
- ございます これで舞台は 整った
- にしてもっ まさか挑発 が失敗
- 人間の 顔は碁石の ようにしか
- 白石(しろいし)っ グンブの部下の 人間で
- シャンチーの 駒だ多くの 者は兵
- 階級が 上がるほどにっ うまほうと
- だいたいの 戦は勝てる 難しい
第23話
- なかろうっ 可愛い娘 の頼みと
- ありません もらっておけば いいものを
- それよりっ 賭けのほうびを 決めません
- 身ですので ねんきがあけた 後になり
- 年頃の ギジュを片付け たがってい
- 匂いから してっきつめの 蒸留酒
- ものすごく 嫌な予感が するそれも
- あろうとも 試合を放棄 したら負け
- 揺さぶりで 心乱れる とは思え
- 思えない いったい何を 考えて
- 挑むのだ からっ多少は 心得が
- わからない 3戦目もっ 私から
- もし既に 飲んだ2杯が 毒入りだ
- あるのかい 一口飲めば 嫌な味
- 違えばっ 娘に毒が およばない
- 負けるとは やはり抜け目の ない男
- 必要が 無いということ 薬屋に
- 憎らしい からといってっ 本当に
- 百薬の 長といいます から酒っ
- ジン様っ 酔っているだけ のようです
- そういえば いつもジュースー ばかりでっ
- あきれーっ これでは役に 立たぬとっ
- 覚えるん だよお前なら シャンチーか
- 見えるよう になったオジキが 車(シャ)に見えた
- 弱くとも 部下を無駄なく 使えばっ
- 面白い ゲームに違い なかったっ
- 鮮やかに 輝いていた 女の名
- 人とはー こういう顔を しているの
- 繰り返す だけの逢瀬が 何年か
- 続いたっ ギロウで生まれ たホンシェン
- 居ませんっ 私を産んだ 女なら
- 対応が 万人向けで はないもの
- 釣り上がり みつきに一度 会うのがっ
- 同じでっ 成熟した実 に触れると
- ホンシェンの みうけばなしを 聞いたのは
- なかったっ たまには賭けを しませんか
- ふと悪い ことがっ頭 をよぎった
- コウキュウの イカンになった と思った
- 追放だ とっ一族の つえおしだ
- 留学っ 念のためだっ しかしーっ
- ある父に 逆らえるはず がなかった
- 戻れるだ ろうとーたかを くくってい
- 指切りっ そんな呪いが 流行ってい
- 無かったっ こんな簡単 な答えに
- もう居ない 今更何し に来たって
- メイメイっ どこぞのきじん の使いの
- 私とて こうなるつもり は無かった
- ホンシェンの もとでカムロを していたっ
- そういえば どうかーなさい ましたかっ
第24話
- それだけが 願いだったー 憎まれて
- 変えるもん じゃないとわかっ てんだろう
- それならば 良くしてくれた メイメイに
- 選ぶなら ちゃんと選んで くださいね
- メイメイっ 勝手に開ける んじゃないよ
- そうだなっ 選ばないとな 聞いてんの
- このギジョを みうけするよっ ホウセンカ
- くれたのは バセンだったっ 疲れたな
- ローランヒ えんゆうかいの 後こちら
- 青いねっ おいジンシ様 がお呼びだ
- 食べなさい ねーっまだまだ 持ってきて
- 本当の ことです何を 想像し
- あったから でしょうむしろっ 図られた
- ギジョならば 文を出してっ 訪問の
- いとわない ほどにそれでは 飽き足らず
- ジンシ様 あの男にー 執務室
- 執務室 以外で話し かけられた
- でもなぜか 私とヨウフ の顔だけ
- 顔だけは しっかりわかる みたいでっ
- するのもっ それが原因 のようです
- たねうまが いいところです あの男
- リョウメンの 娘になれた 点だけは
- 割にはっ 露骨な嫌い 方に見え
- 助けられ ましたおそらく なにか起き
- いたんです グンシどのかっ あのときは
- 恵まれた 才をわかって いないふん
- どうしたの ですかっいえっ 世の中に
- みうけされ るときはちゃんと 踊るのよ
- 受けたらっ 対処するしか なかろうっ
- えいへいが お前の顔を 知っていて
- なんですか いやっお前ー 踊れたん
- 出されたっ 10日は休む つもりでい
- 知らないが あのあんどんの 上がりよう
- 女はっ そんなに長く もつまいっ
- ちょっとした ことからもれて いくものだ
- 女がっ 誰であるのか あの悪夢
- 女のっ 母たる記憶 は無い今
- 私には 関係は無い リョウメンの
- 幸せに なったのだから ジンシ様
- 先ってっ 切っても伸びて くるのです
- 実験の せいかどうにも 痛覚が
- 申し訳 ないのですがっ ずっと言い
- ハッまさか 用意してない のですかー
- いらっしゃっ てるわよはーい ふふふふふ
- ところでっ 何かご用で しょうかいや
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