川柳報告 - アニメ - 2023年7月頃~ - るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
戻る
第一話
- 心配は 要りませんよっ 僕はこれ
- あてのない 旅の剣客 でござるよ
- 今度こそ どうやらことが 生じてる
- こっちだー 賊はこっちに 居るぞーっ
- ござるよっ 相手は流儀 を名乗って
- この通り ばっとうさいの 名をおそれ
- 一刻も 早くっ奴の 凶行を
- 剣客の 大事な資質 次にやれ
- けいしちょう ばっとうたいの 一員と
- ところでっ この世を去って しまったっ
- 出している 父の残した 流儀がっ
- 風情にっ この悔しさは わからない
- だいいちっ かつじんけんを 志す
- すみました よっありがとう かおるさん
- あんなのに 気を許しては いけません
- 人生の らくごしゃですっ うんかおる
- わかってる わかっているわ こら暴れ
- るろうにっ 何したんです この人っ
- 道場の それには濡れ衣 だと言って
- 怒らずに ここは一つっ 穏便に
- この街に 居たのー何か 用事でも
- 人物は 浮かんできたわ 隣町
- 住み込みの 奉公人て とこかなー
- 道場を 売って静かに 暮らそうっ
- 素性はっ 聞いてないから 知らないっ
- いいじゃない 誰にだってー 語りたく
- そうでしょう だからるろうに してるんざ
- しょうようが あるゆえっまた 後日にっ
- ござるかー 人がせっかく 謝って
- それにして もっ用事って なんだろう
- とうもくっ ひるま先生 は今留守
- 知らないで 来たのかてめー いや拙者
- んーだから 道場たたむ 気は無いっ
- まとまって いるんですよー きへいあと
- 正体に 気付いてしまっ たからには
- 2ヶ月で この有様っ このへんの
- 面白い そいつで自分 を救って
- 目的は 暴力極意 は殺生
- ああなぶり 殺してしまえ おうお前
- るろうにっ 逃げてむやみに 怪我人を
- 一振りで 4人5人を いっぺんに
- 複数の 相手を同時 に仕留めて
- 神速の 殺人剣で ござるよっ
- けど今は あのとき叩い ておくべき
- お前はっ この程度では すませられ
- やれやれっ さくをろうする 者ほどっ
- かおるどの 拙者騙す気 も隠す気
- 本物の ばっとうさいが 居座って
- 厄介に なるでござるよ はーふふっ
- るろうにっ ひむらけんしん の来訪
第二話
- 騒動も 解決したっ ていうのに
- 離れたら そうやすやすと 戻るもの
- いや拙者 竹刀はどうも 苦手でー
- まあまあっ すられたものは 仕方ない
- からかって やっただけだっ 勘違い
- 居たのーっ まあ適当に ぶらぶらと
- なんでーっ るろうになんか してるんだ
- いいじゃない 誰にだってー 語りたく
- 2年前 までは大勢 差していた
- 警官も 多いんだから さかばとう
- お願いね お味噌とお塩 とお醤油
- この道で よろしいのかね あっああっ
- だそうだっ 急いでくれっ この街じゃ
- 期限だぜ 用意できてん だろーなー
- 通れんだ ろうがどかんと ぶった斬る
- ご苦労っ あとはわが隊 で引き受け
- だいいちっ 拙者は力 を誇示する
- けんしんっ あれはお前の 連れだなっ
- もう一度 言おう抜刀 したらどう
- 警官で ござるかああっ 帯剣を
- 適用っ 一人残らず しょっ引けっ
- 挑発に 乗ってくれたな やさおとこ
- そうかーっ 偽物だった かーええっ
- 打ち捨てて あったので誰 が捕らえた
- あばれもの ぞろいの上ー 隊長が
- ぞうちょうは やむを得んなっ でっ今度
- 剣客に なにっバカなっ 連中は
- 使い手で そうだったしか 左ほほ
- おのれーっ 多勢に無勢 と手加減
- もう二度と 横暴な真似 はしないと
- ござるよっ さすればそれで おしまいっ
- 探したぞ ヒゲを生やした んですねっ
- ほら散った 散ったっなんだ 横暴だ
- 何を言う 人を殺した といっても
- 戦った それを忘れて しまったら
- だがひむら 時代は変わっ たんだ今
- かんけんの 力なしでっ このめいじ
- くらいなら なんとか守れ るでござる
- 刀もっ しこみざやより 安全な
- 本物は 違いますなー すまないで
- ござるよー 拙者のせいで 台無しに
- けんしんが 家事にいそしん でくれれば
- 帰ったら 洗濯物も 取り込んで
- 相手なら 拙者がいたす くそうんっ
- 世が世なら 将来立派 なサムライ
- スリはもう やめたお前ら やくざもの
- 情けねー 真似に嫌気が 差しただけ
- ちょうどいい 機会だ誰が 飼い主か
第三話
- 情けねー まねに嫌気が 差しただけ
- ちょうどええ 機会だ誰が 飼い主か
- 持ち続け るからみるみる 落ちぶれて
- やひこーっ そんでいやしく 生きること
- たてついて ぶっ殺された 馬鹿者だ
- 殴り込み かーっ全員 出会えーっ
- 途中だっ しばらくそこで 黙ってい
- わかったっ 勝手に連れて いきなーっ
- 言ったよっ 俺は一人で も戦え
- 悔しいか わっぱちくしょう 強くなり
- 遅いわね まあけんしんの ことだから
- ことだから 大丈夫だと 思うけど
- 先生で ござるよえーっ ちょっと待て
- 存分に 強くなれよっ やひこおー
- とにかくっ まずは握って みなさいっ
- あのときっ みんなを返し てなければ
- それよりも 真にやる気の ある者を
- 小娘が 相手じゃ話 になんねー
- サボってー 口が悪くて ひねくれて
- くらいなら 我流のほうが マシだえー
- どうしたの その傷何が あったのっ
- そいつらを 取り押さえたん ですけどっ
- 多すぎる みんな道場 に入って
- ヤクザより しつこくてたち が悪いわ
- 思ったら あいつどこ行っ たんだーっ
- こいつらの 話信じて んのかよー
- フーハッハ ひしまん相手 に籠城
- 仕返しー たっぷりさせて もらうぜー
- バカだけど よーこいつらは それ以下の
- そいつらを かくまったんだ からよーっ
- 仕返しは 全部渡しが 引き受ける
- 私よっ 既に門下を 去っている
- とはいえっ 2人のぐけん の責任
- 懸命に かつじんけんを 人のため
- いくかよっ はちすけさんっ このガキが
- ぶっ殺す とは穏やかで はござらん
- 悪のりは ここまでにして バカな真似
- 切り捨てる もう一度言う バカな真似
- 帰ろうっ そうか拙者の 留守中に
- 稽古だっ されどしっかり と受け止め
第四話
- 使うなっ 俺には教え てくれない
- 心配が 無くなったのっ 押し入れを
- なるわーっ あーありがとう おじいちゃん
- おおくぼは だいさいごうに さえ容赦
- 運動の そうしのようで ござるなっ
- とりあえず 3人前で いいかしら
- 分際で 我々自由 民権の
- まあまあっ 酔っ払いとは なんやーっ
- そうしがっ こんな真似しちゃ いけねーな
- 我々に ケンカを売る気 かそうだな
- 吐きまくる 偽善者野郎 のいじめは
- すんてつは 元々隠し 武器だろう
- くじけてっ 自由民権 のそうしが
- なっちまう 指一本で 相手して
- 抜くつもり ならっ拙者も 容赦せん
- ござるなっ 勘定払っ てとっとと
- だろうなー わざとよけねー で大怪我
- あの人っ いい人なのか 悪い人
- そういえば 何か知ってる のたいさん
- あなたなら 始末できると 思います
- お前らー よく脱獄し てこれたな
- うんざりし てんだ強いっ なんだって
- 何年か ぶりに相棒 を使うに
- ざんざはっ そういう猛者を 探してい
- なかろうな 俺はケンカを 楽しめりゃ
- ケンカだよ ケンカっ別の ケンカです
- あのひむら ばっとうさいを 来客で
- カンジタで ござる全く 隠そうと
- 5年間 前半分は ひときりっ
- 有名な のはっこっちの 働きの
- 勝利した のちに失踪 そして今
- るろうにっ ひむらけんしん として生き
- 決まったで ござるかそこよ 問題は
- 剣術か とかっひじょうの ひときりが
- なあ兄貴 ざんざの奴ー 本当に
- 慌てるな ざんざは負ける だが奴も
- 一瞬を わしが仕留める よこはまで
- 弱い者 いじめを見るの もするのも
- なにゆえに 喧嘩屋なんて 理不尽な
- 背負ったり するっしょうねは まっすぐな
- ひときりを 俺は心底 ぶっ倒し
- わかったっ 受けて立とうっ けんしんっ
- ご名答 よくわかったな わかるさっ
- 漂って いるっ隠れて ないで出て
- いいかこの 喧嘩の売り手 はお前ら
- 立ち向かう にはっ相手の 3倍の
- お互いっ 自己紹介も まだだった
- 俺の名は さがらさのすけ 裏社会
- ざんばとう 戦国時代 以前にっ
- 切れ味は ねーに等しい だが叩き
- るろうにの ひむらけんしん この刀
- けんげきで もないせんてつ を眉間に
- 今までっ すべての敵を 一撃の
- 一撃が この男には 通用し
- 切り合いと 違って剣に つえーもの
- 最後まで 立っていられた ときに言う
第五話
- もしかして お前はほんと に頭が
- 転ぼうと ぜんざに勝ち目 は無いえー
- いいのかー 俺にあんたの 一撃は
- それよりっ おぬしもやいば を収める
- どうしても 攻撃の型 が限られ
- 第二幕 ではなくこれで 終幕で
- これ以上 おぬしに剣を 向けたくは
- 口にする 食事があると いうことだ
- 良かったと 思わないかっ そりゃあ俺
- いかんでっ それが1年 後になるか
- 取り押さえ ろとの命令 が下って
- つけるため 年貢半減 を約束
- 陥れ 全てを無かっ たことにし
- 本陣に 出頭しよう さのすけっ
- 幼いっ ここから先は 連れていく
- 正義ズラ しているいしん しじにはー
- 本当の あくいちもんじ は貴様の
- いしんしし さんよわかった けりをつけ
- 明け暮れた ケンカに興じ ているとき
- 来やがれっ ケンカの相手 が違うの
- 幸せを 必要とする 人々は
- 永遠に 維新の終わり は来ぬまま
- 人々の 償いになる と思って
- 戦った さがら隊長 とこいつは
- すんません さがら隊長 俺はこの
- らしいわよ 全身打撲 に出血
- いつまでも しょぼくれてんじゃ ねーよいや
- ないでしょう きっと機能で ざんざにも
- とってーっ 忘れられねー 過去だから
- 性格の 歪みもよわい 19に
- なんとでも 言えると思っ ちまうしな
- 見極めて やるぜっそれと もう一つ
第六話
- 嬢ちゃんっ ちゃんと料理の 修行もし
- お話が あって参った のですがあ
- いったいっ これは警察 の威信に
- 世直しの つもりかしらっ それもある
- 警察は 本腰を入れ て警護に
- 突き崩し どれだけ人を 斬れるかを
- 殺されっ 56人 が重傷
- 銃を抜く 前に全員 真っ先に
- にかいどう へいほうしんの いっぽうか
- 1匹っ 助っ人どころ か警察
- いっかいの しょちょうごときが 意見する
- 俺たちが ついてるからよ 警察の
- 頼むなぞ なんと誇りの ないっその
- 面目も ありませんがっ その通り
- 頃とはっ まるで別人 のようです
- あるぜーっ 有象無象の 護衛では
- 身に余る 光栄ですっ つーわけだ
- あと5分 しかしほんとに 来んのかね
- 来ないなら 来ないに越した ことは無い
- 好かぬよっ しかし放って おくわけに
- 一方っ くろがさ自身 も含めて
- おもしれー ケンカっ参加 しないわけ
- にかいどう へいほうしんの いっぽうと
- くろがさに 心当たりで もあるんじゃ
- いるんじゃっ 揚げ足取りは いいからっ
- 答えなっ 噂でござる よ噂っ
- 真ん中が 相場と決まっ てんだよー
- 居る居るっ 命知らずの 虫どもが
- しちゃってる まあけんしんの ことだから
- ところかっ 思ったよりは 少ないな
- くろがさか なるほどあの目 はヤバすぎ
- もらったー いやそれがしが いただくっ
- 感触っ いいねっ速い けんしんの
- またの名を いすくみのじゅつ まさかとは
- ふんそれは 願ってもない 申し出だ
- たにどのっ 気合を入れて 術を解け
- 変更っ 次の獲物は お前だっ
- それまでに さかばではない 本物の
- 本物の 刀を用意 して待って
- ひむらさん やられた者の 手当をっ
- かまわぬっ むしろかえって 好都合
- 最初から こうなることを 予測して
- 3名っ くろがさ事件 でこんなに
- にかいどう へいほうっての はなんなの
- いっぽうっ 圧倒的な 気を相手
- 使うかと 思っていたで ござるがー
- たしかにな けどこっちには 最強の
- 斬り殺す ことを自ら に禁じた
- 数ヶ月 ののち今度は 人斬りと
- 達人か 俺の出る幕 じゃねーかも
- なんだがっ 一つ頼まれ てほしいで
- 年頃の 娘がよだれ 垂らして寝
- お嬢ちゃん 起きなっおーい 起きなって
- けんしんは どこ行ったのっ とりあえず
- どこ行くっ 決まってるわっ けんしんを
- たまらない てかっわがまま な嬢ちゃん
- 仕方ねー さーっ相手は けんしんっ
- 寝るからー あとよろしくな けんしんに
- 降ったかっ 川が増水 しているっ
- 帰らない 一緒にここに 居るわあっ
- じんえいの ことは聞いたで ござろうっ
- 藍色の リボンけんしん に貸すわっ
- 貸すだけだ からねっちゃんと 返すのよ
- 道場で 待つでござるよ はーよしっ
- 立ち戻る 最強無比の 伝説の
第七話
- 貸すだけだ からねっちゃんと 返すのよ
- わかってる わよっけんしん の力を
- 怒りはっ 奴を往年 のひときり
- ホラ吹きっ まさかけんしん の強さを
- ばくまつの きょうとだったっ ひときりの
- これ以上 いしんのししを 斬るならっ
- だが今は 違ういっぱい 殺したっ
- ひときりに なれたひときり 同士がー
- 殺し合う これが一番 面白い
- いい目だー 怒っているな ああかおる
- 上等っ 言葉遣いが ばくまつの
- あとはその 刀のやいば を返せば
- 伝説の ひときり様の 復活だ
- いっぽうは 通用しない と言ったろ
- 昨晩の ように簡単 には解けん
- 無いんだぞ 言いたいことは その剣で
- けんせんは おろか体の こなしすら
- しっぽうを 解けっ俺では もう解けん
- 不可能だ 人間なんて 生き物は
- 思い込む ことは実際 に体に
- なるほどっ 自分自身に 強力な
- 使うのは しんせんぐみを 抜けるとき
- 構わんっ どんな技でも 好きなだけ
- 抜き放つ ことによってっ けんそくを
- 攻撃の 間を与えずに 斬り伏せる
- おのが死に 至るもろはの 危険技
- みねが来る さかばとうでは 十分な
- 伝説の ひときり様の きょうじんっ
- ざれごとの ほうがっ好きで ござるよっ
- 昨晩の 鳥頭なら いざしらず
- ふぬけだと いうんだ維新 だ明治だ
- 昨今じゃ かつてのような 単純な
- ひときりは 自分の意志で 人を斬る
- 死に方に なっちまったが まあいいっ
- お前はー もっといい目を していたぞ
- ひときりは しょせん死ぬまで ひときりっ
- 言ってられ るかっ地獄の ふちで見て
- ここからは 上の連中 の問題
- とりあえず お礼言っとく わっいやっ
- そういえば あいのリボンっ 返さなきゃ
- たまったで ござるなどうし てくれるの
- じんえいっ せめて地獄の ふちから見
- ひときりだ としても拙者 は一生
第八話
- お前はー もっといい目を していたぞ
- ひときりは 所詮死ぬまで ひときりっ
- じんえいっ せめて地獄の ふちから見
- あっまさか けんしんならー さのすけが
- さのすけが 連れてったぜー えっほんと
- お前ーっ ちょっと心配 性なんじゃ
- そこで今日 とばが開かれ るんだとさ
- ご法度で ござるよっ何 言ってんで
- 遊びだぜ しかしせっかく 来たんだー
- 手こずらせ やがって一人 で逃げ切れ
- あめうりの よいたはー今日 どうしてー
- 病気かっ それとも事故か あへんです
- おそろしい までの禁断 症状を
- その女 さっさと渡せ さもねーと
- イライラし てんだっ口の 効き方に
- 強めてな 今じゃ一大 私兵団
- 私兵って ことはあんたは かんりゅうの
- いう人の こともっ嘘は いけねーな
- いつの間に 部屋の中にっ 監視役
- かんりゅうの いろじゃないって のはほんと
- ヤバいぜー たけだかんりゅう の私兵を
- 強いねっ とくにけんかく さんのほう
- ことよりも まず説明が 先だろっ
- その包み よいたのとこに 転がって
- 大勝ちか 大負けだなー 大負けだ
- お帰りな ずいぶんしなび た家ねっ
- 大勝ちの ことってことか さのほんと
- けんしんっ それっ本当 なの下手に
- あーらーっ 私は帰る 気ないわよ
- けんしんっ ははーけんさん やるじゃない
- 立場なの かしらあんまり からかうん
- 離れたく ないっていうの は本当
- くれそうっ ひむらけんしん だっけーっ
- 執拗に 追うのかそして こいつーっ
- とりあえず 大丈夫っす それよりっ
- おえまいっ 奴らがここに 居るという
- いうことは はんにゃお前も 来てるなっ
- 奪回の 仕事お前も 手伝って
- 許さんぞ 肝に銘じて おきますっ
- 迅速に 排除しないと どうにもー
- さわやかな 気分になるん ですよねー
- かんりゅうっ 間違いねーっ けんしんっ
- 立っている 男っ奴は 何者で
- 違うわっ あれはおかしら 私兵団
- おんみつっ おにわばんしゅう を束ねる
- おかしらに なった天才 おんみつっ
- かんりゅうの 配下に入っ てるんでー
- 放り出す わけにもいかぬ でござるな
- だんまりで ござるか私 はあなたが
- 紛れてっ さらに遠くへ 逃げるのが
- 得策ね ではめぐみどの はそもそも
- そもそもっ 私のことは 答えない
- 大丈夫 だって嬢ちゃん の心配
- 居られない るろうにとして の性分
- 言えてるっ じゃあさのすけも そうなのっ
- ござるよっ 向こうにおにわ ばんしゅうが
- ほうがいい 油断はできぬ でござるよ
- ござるがっ この先ここで 騒動の
- わかったわ よっけどことが 済んだらっ
- ことよりっ 俺だけ仲間 はずれかよ
- 俺だって けんしんぐみの 一員だ
- 叩くなっ だいたい俺の ほうが先
- 渡しなー そうすりゃちっと は手加減
第九話
- ござるなっ てんかのおにわ ばんしゅうが
- それだけの 男かどうか かまわねー
- ありがたい ことよわざわざ 射程距離
- だがっその 足では次は かわせんぞ
- 来たものっ あいつに燃やせ ないものは
- 1本で 防ぎきれると 思うなよ
- けんしんは あなたのために 戦って
- 見てなくちゃ いけないはずよ けんかくの
- できてもっ 相手はおにわ ばんしゅうの
- たしかにっ ただのけんかく じゃないこの
- わかったっ 後は任せる でござるっ
- 大人しく 降参しなっ けひひバカ
- うてまいっ 炎のように 燃え盛る
- 割にはっ 満身創痍 でござるな
- どう見ても 楽勝だった だろうがー
- あっさりと やられやがって これじゃまった
- これじゃまた 失敗になっ ちゃうだろう
- 気をつけろ まだ何者か が潜んで
- 俺だって けんしんぐみの 一人なん
- そのガキは あと1時間 ともたねー
- やひこがー やひこってめー しっかりし
- 一刻も 早くおかしら に報告
- ことになる それまで勝負 はお預け
- けんしんっ やひこがやひこ どうでーっ
- よくないの よっ素人の 出る幕じゃ
- 氷屋へ 行って氷を ありったけ
- 安静に すればの話 じゃがなへへ
- ねーのかよ 毒と薬は 紙一重
- 書いたのは 西洋医学 の中でも
- 驚いた ただのしょうわる おんなだと
- ある医者の 助手をしていた 娘じゃっ
- 大丈夫 やひこはあれで なかなかの
- なかなかの ねづよい男 でござるよ
- 邪魔者と いうような意味 でござろう
- 本当の ことを聞かせて はくれぬで
- 有名な 家系じゃったよ たかに家は
- 理想じゃっ 中でもめぐみ さんの父
- 脱藩っ 一家総出で ながさきへ
- 特別に 許されあいづ に帰ると
- 生じたっ ぼしんせんそう 第4の
- 人々は こののち長い 年月に
- 残してっ みな戦場に 赴きっ
- もしかして 5年前はっ 人を見る
- かんりゅうと 組んでいたのよ かんりゅうが
- 特別な 精製法で 従来の
- したけどっ 医者は利益を 独占し
- 誤って 医者を殺して しまったっ
- 私がっ 無理矢理作ら される羽目
- 思ったわ けれど死にきれ なかったっ
- どこかでっ 離れ離れに なった母
- 人を死に 追いやる薬 を3年
- 生産を 抑えっせめて 犠牲者を
- 最小に しようとっその ざいあくを
- 許されて 自由になって もいい頃
- やすやすと 手を引くわけは ござらんっ
- 居たほうが いいでござるよ でもいいで
- いいわよっ 一人ぼっちの 辛さはっ
- ダメだから ねっその時は 容赦なく
- おかしらの 言った通りっ あの男
- 利用して 人体急所 の肝臓
- 艦長が お待ちですっと 言ってます
- かんりゅうっ アイムグラッド トゥシーユー
第十話
- 誰だって おいしく作れ るわよーっ
- いきいきし ているでござる いいことで
- まあまあっ めぐみどのもっ 気にするな
- どうすれば いいのかわから なくなった
- 貸本屋 ですが新本 がたくさん
- そうですか それはよかった お静かに
- お静かに 下手に騒ぐと これをそこ
- ご足労 願えますかっ 話って
- そうですか あなたが戻ら ないんなら
- 周辺の ヤクザ総勢 500人
- しませんか あなたがアヘン をせいせい
- 思うかっ あの女がっ そうでなく
- そうなれば ばっとうさいが 動くわけ
- かんりゅうの 追手も途絶え たようです
- かんりゅうの 奴が接触 して脅し
- ろくでなし だってそれがっ あの女
- 動かなきゃ なんねーわけが あるんだよ
- かんりゅうに 伝えなさいな たった今
- たった今 たかにめぐみが 戻ったっ
- けんしんっ 俺も行くぜっ 待ちなさい
- どうやって 攻める小数 での奇襲
- さのすけー 遅れをとるん じゃねーぞー
- めぐみさん 必ず帰る と思って
- 私はっ アヘンを作り に来たんじゃ
- これ以上 罪を重ねて 生きる気は
- 強すぎる 3人組だ バーローっ
- 違えどっ 己の理想 にじゅんじて
- よさそうだ 10年ぶりの いしんしし
- ひときりを 敵にするなん て危ない
- 50人 あまりを息も つかぬ間に
- しへいだん 50人分 の報酬
- 手放そう だが1時間 だけ時間
- ちょっと待て お人好しにも ほどがある
- かんけいは 火に油かっ なるほどっ
- おかしらっ おにわばんしゅう の配置を
- 勘違い するなよおにわ ばんしゅうを
- 愚弄する ことを許さん 練習は
- 3回の 展望室に 幽閉し
- 攻めてきた ウソっを言って どうなるっ
- 救済で はなくかんりゅう の拷問
- かんりゅうが 欲しがるアヘン やカネなど
第十一話
- 鉄鋼を はめてやがるっ それでこの
- 使えよっ もう使ってる でござるよ
- 瞬間っ 既に私の 術中に
- 始まった ようだなはんにゃ は手強い
- なるほどっ 術でござるか 厄介だ
- 資格すら なしっこの場で ぶち殺す
- 両腕に 施されたっ 横縞の
- 伸びるかの ように感じて しまいよけ
- 見たときっ 不審に思っ たのはその
- 表情を 隠しっ技の 出どころを
- バケモノか ふふっこれでも この顔は
- その顔は 自分で私 はみってい
- 知らないが 私の生まれ た地方に
- 子を殺す 裏の風習 が今でも
- わたしにっ えどじょうおにわ ばんしゅうと
- おかしらに おにわばんしゅう に全てを
- おにわばん みっていがたに 知らぬこと
- 知らぬこと など何一つ とて無いっ
- ダメだなっ そんな腕では あおし様
- はずなのに どうしてめぐみ どののこと
- 気がかりで ござるっ先を 急ごうっ
- いいでしょう カギはあおしに 取られてる
- 商才が あれば新薬 の開発
- 反省っ いやっ猛省 してるきみ
- 同じ罪 を背負うきみと 一緒にっ
- 悪いのは ただひたすらに お前だっ
- 任せてー お前は先を 急ぎなー
- さんしたで 我慢してやる のはお前
- さののこと だっ大丈夫 でござるよ
- ありそうな 奴だったがっ まあ相手
- なったぜー これで本気が 出せそうだ
- よしなって 俺の頭突きで 頭蓋骨
- にしてもっ 俺様の手を しびれさせ
- だってーっ もとをただせば さつまはん
- 決戦に 備ええどじょう たんさくの
- みっていだ おにわばんしゅう に伝わる
- 俺たちの 仲間になれっ そうすれば
- そうすれば お前は無敵 になれるっ
- 相当の つわものだなー おーうよし
- おかしらの ものになってい たはずだー
- てめーらは もちろんべしみ やひょっとこ
- それだけだ しのものあおし のまわりに
- 何がーっ 言いたいどいつ もこいつも
- るろうにっ たってあいつの まわりには
- それでもな 何が言いたい てんだーっ
- このカスが 誰が強さに 溺れてい
- 固くても 中身はそうは いかねーっ
- しきじょうっ てめーも縁が あったらー
- しかしーっ おにわばんしゅう てのはあと
第十二話
- 刃渡りの 長さ脇差 一本で
- あーいやー たくっどいつも こいつもっ
- 一口で いえば刀と 脇差の
- この男 はんにゃと同じ けんぽうか
- 戦闘の 型かはんにゃに けんぽうを
- かんりゅうの ために戦っ ているので
- ふるまいは 徳川最後 の将軍
- 戦って いればっ維新 の勝利は
- ししどもを 俺たちおにわ ばんしゅうが
- ばくぐんが 一気に叩き 潰すそれ
- 戦いに 身を投じたっ 敵対は
- この国の 未来を憂い 人々の
- 安息と 幸福のため に命を
- 分際で 私をこけに しやがって
- 2匹とも 始末できる手 は無いかっ
- 試運転 どうしましょうか それだーっ
- 一太刀も 浴びせられない なんてそれ
- やっとあの こだちを破る 手が見えて
- そんなこと を言う性格 ではないな
- 秘密はっ 相手の間合い を完全
- 達人の 域での勝負 になるほど
- 切れ味の 最も悪い つばもとは
- 静動の はっきり分かれ る剣術
- 最強と いわれるだけの ことはある
- けんしんっ かいてんけんぶ が来るぞっ
- りゅうすいの 動きたしかに 拙者には
- 拙者には 拙者の助け を待つ人
- 必要と する一撃を 放てばっ
- 敗北を 招き込んだで ござるよっ
- ささないっ 今の拙者は るろうにっ
- いのうぎに 長じた者っ しきじょうの
- しきじょうの ような寝返り をした者
- 無かったっ その部下たちを 見捨ててっ
- 裏切りは 俺はごめんだ よしのぶは
- それでもっ 俺はごめんだ うんうーん
- 人生を 見つけた者を 見送って
- 4人だっ ならばせめてっ 最強と
- この先っ 俺は何度で もお前を
- 省けたで ござる大した 自信です
- もたらした 最強へ行き 日本では
- うるせーな なんの音でー 上で何
- 負けたのだ 今更相手 のねくびを
- そんなこと よりあおし様 が心配
- ちげーねー 起きろしきじょう んっあーっ
- なるぜーっ たくっどいつも こいつもっ
- なんだデブ 今の轟音 聞こえたか
- 弾丸を 1分間に 200発
- 究極の 野望はこの世 で最も
- ガトリング ガンを目玉に その筋に
- シナリオっ 貴様そこまで して人の
- 無いのです 今からそれを 証明し
- 標的に えーいっまずは 動けない
第十三話
- この私 今からそれを 証明し
- 標的に えーいっまずは 動けない
- あんときっ あんたの言った 通りだっ
- かたまりっ 200連発 で粉々
- かかったな 腹がダメなら それ以外
- 15いや 10秒あれば 10秒か
- 考えて なかったわけで はないさっ
- もう少し しごきゃー使い 物になる
- ありがたく 思えっあんま おかしらに
- 笑ってい ましたか俺に はそう見え
- 手段だが 結局どいつ もこいつも
- よかったー 私バンザイ ガトリング
- よく見ろっ 1分間に 200発
- 弾切れっ 無駄死になんか ではないっ
- 一戦っ てめーの負った 傷のほう
- その傷っ ああっ少々 てこずって
- 巻き込んで おいてあげくに 危険な目
- 災いの 種はっすぐに 消えるから
- 一心で 未練がましく 生きてきた
- 仕方ない じゃないの私 のアヘンで
- 来やがった 早くズラから ねーとちっ
- けんさんっ かでんのちどめ ぐすりです
- とりあえず これで応急 処置してっ
- 密造は 死刑っそれを 知った上
- ガトリング ガンまで隠し 持っていた
- そいつこそ 新型アヘン の密造
- 優秀な 医者の卵で ござってな
- うるさいっ さっさとそいつ を連行
- 触れるにゃー それは私の ガトリング
- ガトリング ガンだ汚い 手でけがす
- ところでっ 殺した人が 蘇る
- 伝説の たかにの優れ た医学は
- ダチのこと 許してやろう そうすりゃー
- 長身の 男がここに 居ませんよ
- 通ったん だわっ探せっ まだ近く
- 殺される だけだおめーの せいじゃねー
- けんさんが ずっと狙われ ることにっ
- 用意して あるからさあっ 召し上がれ
- あんたらの ために作った のでしょうが
- 冗談で からかうなって あらこれで
- やかないっ あんたも男 を磨いて
- 思えばっ 全然だなっ バカねーっ
- どうなった んだー事件の 証人に
- 目的を 与えてやった のか傷を
- けんしんが 負けるなんてっ 絶対に
- そういえば さのっおぬしっ しきじょうと
- しきじょうと 何か話した でござるか
- かんりゅうの 屋敷でっあの 鳥頭
- ござったか 連中とはっ もう少し
- だがいずれ 必ずっ何 やってんだ
第十四話
- いそしんで いると思うで ござるなー
- 女だっ 食べ物ったら 食べ物よ
- してんだっ みっともねーっ 生意気っ
- 大丈夫 だよっ気にする ことじゃねー
- 食べ物よ 剣術修行 だと思う
- 一袋 持ってきてくれ おーつばめ
- みんなには 内緒で雇っ てくれって
- やひこちゃん ちゃんはよせって 言ってんだ
- 鍛錬も 剣術修行 の一つだ
- 隠したり するのよふーん ひょっとして
- それは無い そんなししょうな 性格じゃ
- えーしんど かおるの稽古 よりきつい
- どうだった どうだったって 聞いてんだ
- 店主がっ 自宅に運び ますからっ
- よし出せっ 言いつけ通り 取ってある
- なったらっ うちとあなたは もう赤の
- 世だねーっ 忠義も何も あったもの
- 10年を 過ぎたってのに まだそんな
- まだそんな 主従関係 にとらわれ
- やひこちゃん ちゃんはよせって 言ってんだ
- 不自然で ござるよでもっ 助けられ
- 戦いっ やひこが助け を求めて
- 鍵型を 渡しますから ふんおーい
- これからも 俺に尽くせよ ほんじゃあな
- 1日は かかる奴らの 決行は
- チンピラに 負けるようなら 俺はまだ
- 話せねー 話せばあいつ も共犯
- バカねーっ そんなの無駄よ あんだとー
- 囲い込み なんかの型で 複雑に
- 方法っ 急にどうした でござるー
- いかにして 1対1で 戦える
- 1本の 剣に自分と 守ろうと
- 命運が かかっているっ 敗北は
- だがそれが 命取りだっ 奴に逃げ
- 十字傷 たしかめっぽう 強いって
- わかったで ござるか誰に も言わずに
- するにゃーっ お前はバカな ほど人が
- 毎日の 稽古の成果 が着実
- くだらない 古いしきたり にとらわれ
- 居ないよー たくおせっかい な奴らだ
- かおるには 言うなよあいつ も笑うに
- けっこうー するでござるよ するのかー
第十五話
- 拙者はー 遠慮しておく でござるよ
- お願いっ お味噌とお塩 とお米と
- やっぱりー 行くでござるよ そうこなく
- ましたがっ だいたいわかり ましたよっ
- 一番の 使い手ですっ ふんそれと
- るろうにっ 大したことは ないでしょう
- かおるさん どうもっお待ち してました
- よく話し ているけんしん くんだなっ
- 手合わせに なるぞー負けた ほうは無事
- 稽古をっ いやー拙者は かおるどの
- 言えばまず 連れてこないと 思ってね
- 正しくは 戦わずして わしの負け
- いかがかな うちの道場 を見ていい
- 評判の けんじゅつこまち が稽古を
- もっともっ 一番情け ないのはっ
- ご自分を 卑下することは ござらんよ
- よかろうっ お相手いたす 通例に
- よろしいな まえかわどのっ わかってい
- 話にも ならんななにっ 先生っ
- ゆたろうっ 遅かったなっ 仕方ない
- 先生と 俺じゃっ歩幅 が全然
- これでもっ 全速力で 走ってき
- うるせーよ 何をするこの お子様が
- うるさいっ あいにくだがっ 吾輩は
- 貴様など 話にならん のだいかん
- はずれたん じゃない脳天 の一撃
- 肩口を 狙うこうりゅう けんじゅつの
- 敗北も 見えぬ愚物が 待ちなさい
- 一本っ 取るか取られる かであるっ
- そうかーっ 貴様が腕の 立つという
- さようかっ ゆたろうはいっ 道場の
- 看板を いかにしようと 吾輩の
- 看板は 燃やしてしまっ てもいいの
- わかったっ 拙者が相手 をいたそう
- 大丈夫 ああっなんとか 気をつけて
- 本当に そんなに強い のかなーっ
- 威力だっ それをやすやす とかわすと
- わからない がっ先生の ほうが上
- 実力の 半分も出し ちゃいねーっ
- やるからっ 首を洗って 待ってなよ
- 実力の 半分も出し てないだっ
- けんじゅつの それも相当 の使い手
- どころでは ないっこれはっ それ以上
- 出てきたか 面白くない あの男
- けんしんっ たしかにそうで ござるがっ
- 男がっ いったい何を 目的に
- でしょうかっ ひむらは拙者 でござるが
- 間違いじゃ ねーのかさあっ 私はっ
- つかやまっ ひょっとしてあの クソガキの
- 許さんぞ ふん申し訳 ありません
- 先生は 池のほとりに いらっしゃい
- ゆたろうっ お前はお連れ のかたがた
- かすづけと にばんちゃくらい はちそうし
- 刀剣の 輸出をやって いましてね
- 先生に 救われまして ゆたろうが
- いるんです 先生っでは ごゆっくり
- 大丈夫 構わねーよー あんな奴
- 剣術っ ごひゃくゆりゅうは を根絶
- その前に 無能なものを 取り除く
- 剣術っ なんてことをっ なるほどっ
- 貸すのだっ こりゅうけんじゅつ はじっせん
- 主流たる しないけんじゅつ のほうがっ
- さようかっ ならば拙者と お主はっ
- 未来なら ばっこちらから 願い下げ
- 本質を 否定はしない だがほかの
- 虐げっ かつじんけんを 潰そうと
- 全力を もってお主を 阻止するっ
第十六話
- かいそうっ まえかわくない とお見受け
- 何の用 でござる今の 剣術の
- 剣術っ ごひゃくよりゅうは を根絶
- こちらから 願い下げだっ そうかわが
- 先生っ 逃げてばかりで は吾輩
- 吾輩が 敵とみなした からにはっ
- お前らー 絶対許さ ないからな
- 道場に 来いっそしたら この俺が
- あのなーっ 今何時だと 思ってん
- おいかおる 審判頼む ぜーうーん
- つかじりを 握るんだけど おっ俺は
- 持ち方も 竹刀と同じ でござるよ
- なるほどな それで起きぬけ を狙って
- 先生は 今しんこりゅう をおこそう
- わがままを 言ってっ邪魔を するわけに
- しかたない わねっいいわっ せっかく来
- 素質ある わよっ嬉しい ですちょっと
- 休憩っ みんな朝から 何も食べ
- 子供なん だからやひこー なんだブス
- 戦国の 武将うえすぎ けんしんも
- 敵将に 塩を送った というしっ
- 遊びです からっ遊びは 面白い
- 先生の ような無敵の けんかくに
- けんかくに なってっ父を 見返すん
- あることを 誇りに思っ ているのは
- なりたいと 思う気持ちの 出どころは
- なるほどー それはいいかも しれないで
- 自分より 強くなるのを 恐れてい
- 良かろうっ へっありがとう ございます
- 経験を 積んでこいはい ありがとう
- 積んでこい はいありがとう ございます
- 先生と ひむらけんしん の対決
- 驚いた これは思って いたよりっ
- 素人の くせにっこんな 短期間
- ケンカして んだよっどこが 仲いいっ
- やっていけ そうだしやひこ と一緒に
- 本当に 強いけんかく だってこと
- 強くなる のはらいじゅうた 先生の
- 先生の もとがいいです 先生に
- ちょうどこの 地蔵の前っ 大勢の
- いいんだぜ つかやまさんっ もっともっ
- いくらでも 差し上げますっ ですからっ
- なにとぞっ 命だけはっ はっはっは
- 人助け ねーっなんだか 嘘みたい
- 先生と 戦うんだろ そのときは
- 今のはっ ただの挨拶 がわりだっ
- なかったっ そうですよねっ 先生っ
- 似たような もんだなどんな に威力が
- 倒せんか こちらは奥の 手だったが
- 吾輩が 本気でそんな こわっぱを
- おこすには 多額の資金 が欠かせぬ
- 子息ゆえ わずらわしいの を我慢し
- しゅっしゃをっ ここでなくすの は惜しいが
- 代わりなど いくらでも居る 先生っ
- 連れて行く 貴様の相手 はそれから
- よかろうっ やっと本気に なったかっ
- ゆたくんは いったい何で 切られたの
- そんなのっ 私にだって わかんない
- かわいそう じゃがっあの子は もう二度と
第十七話
- 不幸かっ けんしんくんの 右腕に
- 冗談じゃ ねーぞあいつは 剣術に
- 医者だろっ だったらなんと かしろよっ
- やひこくん 残念だけど 医者だって
- 動かない やっぱり夢じゃ ないんだっ
- 動いては いかん安静 にしている
- いっこくは とうに過ぎたっ あの男
- 逃げられる もんなら逃げた ほうが身の
- いざ知らず 喧嘩屋相手 に負けたと
- 戦って もらおう貴様 を倒しっ
- 断層に よって生じる 真空の
- 傷口は 開いていても 出血が
- 正体が わかったところ でいずなの
- 切っ先が 歪んで見える の夏場の
- 食らうのは 3流のやる ことだろう
- すげーから 受け止めること はできねー
- よけるのは 不可能じゃない ならばこれ
- 歳月を 費やして得た わが秘剣
- 堂々と 誇りはしない くーお前
- 知らないっ そしてお前の 浅はかで
- あったかっ まといいずなと とびいずな
- 右腕は 負傷している 左腕
- 虎の子の 抜刀術が 使えねー
- あったなー いくら貴様が 速くても
- これだけの 距離では貴様 は反撃
- いずなこそ 最高なのだ 死ねっだが
- このガキを 殺すと言って るんだぞっ
- 死んだって てめーなんぞに 屈しねー
- ござらんっ 奪った命 の重みで
- 本物の 殺人剣に 出くわして
- 出くわして 命を落とす 前になっ
- あーこれっ お見舞いですっ あーこれは
- ございます わたくしからも お願いし
- もう二度と 剣術は無理 と言われちゃ
- 急変の 中でっ何の つても無い
- 頼りにっ 刀剣商に なりました
- 人生は はたから見れば 成功で
- 養いっ 家を守って いくためと
- へつらいっ 武士の魂 たる刀
- したかった のでしょう私 のかわりに
- ようなので 拙者はこれで また近い
- ゆたろうを 連れてドイツに 行くことに
- ゆたろうも 剣術のこと をキッパリ
- らいじゅうた てのもけんしん が倒した
- 貴様ーっ 黙って聞いて いれば言い
- 左腕 一本でやっ てみせるっ
- なるほどっ 心配無用 でござるな
- 打ち込んで ようじんやひこ 帰ってき
- 考えて いたでござるっ 嫌な奴
- 才能は 確かだったっ だがなまじ
- 剣術を 開くこともっ できたかも
- 行く末に ついて語って おられたが
- そのときは 随分悲観 しておられ
- 見ていたら あまり心配 は無さそう
第十八話
- 同然で せきほうたいに 入隊っ
- 上京っ ざんざと呼ばれ る喧嘩屋
- 喧嘩屋と なり裏社会 で名を馳せ
- ですけどー それって人気 絵師のやつ
- ほしいとっ ええっお願い できません
- これだから ぷーたろうはよ まあいいか
- あっあのー いえっなんでも ないですっ
- そんじゃあっ すきおかすばん のいばはち
- ほんっとっ これで支払い さえちゃんと
- さのさんも カッコよかった よなーああ
- 本当は いつも満足 してねーっ
- にしきえっ 江戸の頃はっ 役者絵やs
- ひょっとして 美人画いんや ひょっとして
- おやじーっ つきおかつなん のいばはち
- カネ持って ねーやっ貸して くんねーか
- それかいっ 同じつなんの 絵でもそれ
- 描くんだよ にせかんぐんの 親玉だ
- 人嫌い だから行っても まず会えや
- かおるどの さのの様子が 尋常じゃ
- 昔から 器用だったな 難しい
- ことなんか 一度たりとも 無かったっ
- 体調の お導きかも しれんなっ
- さのすけっ 俺とお前で もう一度
- もう一度 せきほうたいを 組まないか
- 言われても せきほうたいの 目指すもの
- 手始めに そこの機能を 完全に
- 計画は 全て一人で 進めてき
- 一揆がっ 自然と多発 するように
- 考えて 返答をくれ 無理だなー
- 揺らぐほど 明治政府は やわじゃねー
- くっそもう 春だってのに 冷めた風
- 治ったっ ほらありがとう ございます
- 隊員を 呼べっ無断で 持ち出すな
- こっちでっ 頼もしいなっ だがっその
- 勉学っ ですか刀や 鉄砲の
- 来るのはっ 知恵と知識の 時代だっ
- 盾にして 助かろうとは 思わない
- さのすけと 一緒に互い を守れっ
- 新しい せきほうたいを お前たち
- 今はまだ 難しいかっ だが俺の
- 時代にも なじめなかった ですが見て
- そんなこと ないでござるよ なーかおる
- 思ってな 今夜道場 使わせて
- いいけどー パーッとやるっ ていっても
- あーそうだ たえと小さい 嬢ちゃんに
- さのすけっ どっか病気じゃ ないかしら
- 来てたんだ ごめんなさいっ 私いい
- 向いたらー 墓にまいって やってよっ
- いざという ときは頼りに なる男
- いたからだ さのさんだなー あっじゃあー
- 友人で ござるちょっとし たいざこざ
- 初めてだ 元でござるよ 今はただ
- できたあら のっぺらぼうっ 俺は見た
- さのさんっ ごちそうさまっ こーんどは
- 行くとする かーっ最後の 晩餐だ
- そうかーっ けっこう喋っ てたじゃねー
- お前らっ わかってくれと は言わねー
- けんしんっ 次にお前と 会うとした
第十九話
- 隊長の お導きかも しれんなー
- さのすけっ 俺とお前で もう一度
- もう一度 せきほうたいを 組まないか
- すまないな お前らわかっ てくれとは
- けんしんっ 次にお前と 会うとした
- うー寒い もう春なのに 冷えるなー
- 連発だ まだ犯人が 潜んでい
- 伝説の 人斬りだった 男だよ
- 油断した んじゃねーあいつ はかわした
- 警官が 来るっバカなっ 俺はまだ
- 思うなよ さてっとどうやっ て逃げるか
- すまねーな 手を煩わせ ちまってっ
- もし俺が このままこいつ に加勢し
- うるさいっ もうお前には 頼らんっ
- ひとむきは あろう連中 の眼の前
- なるはずだ いなしてみせる いい加減
- 職人で ござるなっ手間 かけるなー
- ただあとは おぬしの仕事 でござるっ
- おいこんな 夜更けにどこに 行く気だっ
- だー俺の どこが裏切り 者だって
- 知らねーよ あいつはあんな ふうに首
- やめとけよ ケンカで俺に 勝てるわけ
- 勝てるわけ ないだろこれは ケンカでは
- 10年っ お前は何を したケンカ
- いくつでも あっただろうな だいたいな
- 世の中を 作ってるって ことだよっ
- 必死でっ それでも笑い ながら生き
- メシ食った それが隊長 の目指した
- さのすけー ばっとうさいは どこだ奴
- 言ったろっ あいつはそんな んじゃねーっ
- 同様っ 今の政府の あり方を
- 一員と してー俺たち 以上かっ
- 暗躍し 殺しをはじめ として数
- そんなのを 臨んでやった はずはねー
- 今更っ けがすわけには いかねーよ
- 手段など 選ぶ必要 はないそう
- 本物の ニセ官軍に なっちまう
- やりかたで 俺はいかせて もらうぜっ
- カツヒロの 魚を勝手 に食ったと
- 食ったとか 食わないとかで まあいつも
- さのすけー 一気にしとめ ちまえーっ
- やり方で 戦え俺の やり方っ
- おーっとー そこ行くのはーこないだの
- 渡せって 頼まれたもの があってね
- 初めてー 政府の非道 をただすと
- せっかくの 人気絵師だっ たのになー
- 声明も 無くー悪質 なイタズラ
- だからなっ おかしな奴は 出てくるさ
- ないむしょう にっあり得ない カワジくん
- 禁物っ 調査を続け てくれよっ
第二十話
- 5年間 前(まえ)半分は 人斬りっ
- 有名な のはっこっちの 働きの
- 本物の ばっとうさいが 居座って
- もういいわ 行きたきゃ行きな さいよでも
- お茶っ葉を 買っちゃったのっ あらほんと
- 食い意地が 張ってんだよっ まっおかげ
- 飲んだのは 何年ぶりか 大げさね
- 落ち着けて 茶を飲むことも なくおーっ
- 教えてー 俺はスカッと 悪人を
- そうかーっ 無事に見えるで ござるかっ
- くるまやの だんきちえっと あんたはっ
- たしかにー 刀は刀 でござるが
- よこはまは すごいところで ござるなっ
- よこはまは みっかすんだら はまっこっ
- 信じられ るけど外人 さんはねー
- 調合が 必要でーす この人を
- 困らない だろうエルダー 先生は
- きょりゅうちで 外国人に 手を出すの
- そこまでっ 今は何より ご婦人の
- この俺の ギンギラギンの ドツが目に
- ドツが目に かっかっ刀 なんだそりゃ
- バッチリだ よっ母ちゃんと 娘っこ
- なるほどっ そういうつもり ならわしに
- どういたし まして至れり 尽くせりで
- ほうだよー るろうにさんっ 乗っていく
- おっなんか わからんけどー ごしょうばん
- それではー るろうにさんと の出会いを
- うまいほら るろうにさんも 遠慮して
- どうですか とてもいい茶葉 を使って
- 疲れなど 感じておらぬ のでござる
- よこはまも 大変だった んだよ何
- 文明の 開化っぷりじゃ とうきょうに
- きっとこの よこはまにはー 外国の
- おおともっ 本当にいい ところだぜ
- なんならっ 俺オススメの 見どころが
- あるからー 車でまわっ てやろうか
- 場合には こまけーことは 気にすんな
- 波よけの ために曲がって 作られた
- 浮世絵に 描かれるほど 評判に
- るろうには やめてあんたも はまっこに
- うちばきに 履き替えるので ござるかー
- 見えますー そういうもので ござるかー
- 各国の めいしや富豪 にこわれて
- なるほどっ それでわたくし どもにそれ
- 十字傷 があるサムライ 崩れだっ
- サムライと 戦いたいと 渇望し
- 仕事だっ エスピダールっ へー十字
- 海を超え その名を世界 に知らしめ
- サムライっ それは不敬な 敵を斬り
- 斬り殺し 身の潔白を 示すため
- この世から 消えたというっ だがかすか
- サムライと 戦うために 十字傷
第二十一話
- 我々の 抱えるてだれ の中でも
- 報酬は 高い払える かなふんっ
- 死に至る 病としてっ 恐れられ
- 高くとも 何の問題 もないまあ
- 品質の 悪い薬は 使い物
- 知っている 用心棒も 同じだっ
- 品質を 見極めさせて もらおうっ
- 棒切れで この俺様の 金棒に
- 西洋の 剣っどちらが 強いかっ
- それにして もー男性の 格好を
- 話しでは ありませんがっ 腕のよし
- 看護師や お手伝いさん のほうがっ
- 無難だな 難儀な話 でござるな
- いいんです 自分で選ん だ生き方
- 健やかに 暮らせる世界 があるんだ
- わかればっ 泊まるわけには いかないで
- 思うかっ 自分の汚れ たけっとう
- いってると 聞いたんすけど まあいいや
- 急患て わけじゃーないと 思います
- なんだありゃ なんのつもりだ どけどけー
- 来なくても あいつすげーじゃ ないですか
- どこだえっ あの十字傷 の男だ
- ことづてっ ホテルで和訳 してもらう
- サムライの 魂と聞く さあっその
- あの突きは 受けたらダメだ 回転し
- かわすとは さすが伝説 の人斬り
- なんだありゃ 体がねじれ まくってる
- 殺さない ための工夫を したっこの
- 決着は ついた私の 敗北に
- そうかはい 剣が滅びる 時代にっ
- 時代にっ 私は剣で 最強を
- しまったー ケガが治った ところでー
- すぎるとっ 道に迷って しまうもの
- ないでしょう 私が道に 迷ってい
- 目にはーっ とても安心 とは思え
- るろうにっ 旅の剣客 でござるっ
- 終わりゆく 剣の時代に 絶望し
- 考えた のだっそこでっ その剣は
- なるほどっ 昨日の敵は 今日の友
- 出国で ござるかああっ 達者でな
- お見送り 嬉しいですっ お見送り
- 気がしてっ 拙者だけでは ござらんよ
- デヤンから 居留地守っ てくれたん
- これからも ケガや病気に 苦しんで
- 一人でも 多くの人が 健やかに
- できたかの ようっ心と 体はっ
- あったのか わかりませんが それがその
- 環境に 身を置くのはっ 安らぎと
- 刀でっ この目にうつる 人々を
- 一人でも 多く守るで ござるうん
- サムライの 魂ならっ ノットキル
- あなたには その生き方が ふさわしい
- えーっとー たしかーかみや どうじょうに
- どうじょうに 厄介になる 5日ほど
- てっきりー もっと昔の 話かと
- けんしんっ このお茶とって もおいしい
- 医者として アドバイスをっ どんな傷
- 心身を いたわることが 大事です
- そのときは 一度歩みを 止めてみて
第二十二話
- ござるよっ しんせんぐみっ ていうとー
- 最強っ そして最後に なるだろう
- けんぽうを 最も得意 としたって
- 第一の 仕事でござる からねーっ
- 個人差も あるしっされど 幹部級
- 決着は つかずじまいで ござったっ
- 無かったっ 立場は違え ど互いに
- 親しみを 感じているか もしれんな
- ござるかな ううんっそんな ことないわ
- けんしんが ちょっと珍し かっただけ
- あの頃の 夢を見るのは 本当に
- 見ることが 無かったのにっ なんで今
- おいあんた はいっどうでも いいけどっ
- けんしんの 素性を知って やがるそれ
- 太平の 世での話っ 幕末の
- 元気無い わねーお腹で も痛いの
- 歩いてちゃ いけないわけー なんてねっ
- タダでぐう ねえヤヒコくん いいわよね
- かおるーっ ケチケチすんな よ裏切り
- うんなんか ほんとに元気 ありません
- 大丈夫 なんでもないで ござるよっ
- 何これっ いったい何が あったのよ
- いいのかな お好きなほうで どうぞそれ
- ほうもです くろがさじけん の黒幕
- まあ明治 政府も内部 で色々
- 色々と あるというわけ だよっその
- 私には 関係のない ことですっ
- 余生をっ おもしろおかし く暮らせれ
- その上っ 最初の仕事 が宿敵
- ここまでに して存分に 楽しもう
- けいしちょう ばっとうたいを 経て今は
- 傷口が よく見えないわ ろうそくで
- めぐみさん お風呂沸いたわ サノスケは
- ケンさんは また道場っええあっち
- 考えて みてもっヤツの しわざとし
- 目的が あるのかいずれ にせよヤツ
- おまちどう さまーっどうぞ ごゆっくり
- でしたよね 私になにか 用事です
- この仕事 共同作業 ということ
- 先日っ 私はいくつ か証拠を
- 舞い込めば 必ず誘い に乗ってき
- 安々と 譲るってのが 解せねーな
- 一番の つかいてはこの 俺だって
- けんしんー かおるが豆腐 買ってきて
- 狙われて 当然の身で ござるがっ
- 悪かった どうか勘弁 してくれー
- 仕方なく ザコかこんなの を仕掛けて
- 差し込んで 首がしまるの を防いだ
- 完全に 封じたそして 動きもな
- けんしんの 奴っ用事っ てなんだよ
第二十三話
- そうっでも なんか変よね うちのほか
- ねーだろう ごめんください んっこちら
- もらっても かまいませんか あっはいっ
- だとしたら 相手はかなり みさかいの
- 外よりは 安全だなっ そうねへー
- サーベルは もろくて頼り ないんでね
- おおかたっ くろがさじけん でてめーの
- しゅくせいを 目的とした 暗殺に
- かおるどの あーケガしてる じゃないのー
- 警察よ しょちょうさんがっ 部下の人
- 様子じゃあ アカマツごとき に相当
- お前はっ もはや拙者が サムライと
- おかしいさ 坊主っこれが 笑わずに
- アカマツが 噛ませ犬だと バカを言う
- 強さはっ 最も多く 戦った
- 明らかに 弱くしたんだ ケンシンが
- 守れるっ るろうにとして の強さが
- ケンシンっ るろうにとして の強さー
- アカマツに 苦戦している 間俺
- 思えばっ いつでもやれた というわけ
- ケンシンの ことを半端な 強さなど
- 言葉など 胸糞悪く なるだけだ
- けしかけて みたがお前の 言う通り
- 斬らずにっ どうして人を 守れるか
- だったはず 今のお前を これ以上
- サイトウっ お前がなんと 言おうとっ
- 戦いは サケられないで ござるでも
- 気がしてっ 来いっ挑んだ のはそっち
- つもりかっ バットウサイっ たいくうの
- 攻撃に 変換できる せんじゅつの
- ひらづきに 死角はないっ まして俺
- 巡り合う ことは極端 に少ない
- 絶対の 必殺技に まで昇華
- 幕末の 頃から今に 至るまで
- ケンシンっ 刀を狙っ た二撃目
- 人斬りの 頃の強さを 揺り起こし
- 通りだっ こいつは剣を ふるうごと
- ただ単に キレただけかっ 確かめる
- 確かめる にはっこれしか ないなーっ
- よこなぎの 第二攻撃 を完全
- 背後にっ いくらがとつが すごかろう
- サイトウっ 10年ぶりの 戦いの
- 決着が これではあっけ ないだろう
- いいだろう 気が変わったっ もう殺す
- 寝ぼけるな もう殺すのは 俺のほう
- ケンシンは いつも以上に キレてるぜ
- サノスケっ ケンシンたちは 今明治
- 戦いを 止められるのは 幕末の
- しれんがっ 馬車を急がせ てくれハッ
- 逃亡は しどうふかくご 命より
- そろそろっ 終わりにするか そうだなっ
- やめんかー 正気に戻れ サイトウっ
- はかるのが お前の任務 だったはず
- はずだろう 今いいところ なんだーっ
- 知っている だがっきみにも ヒムラにも
- ヒムラにも こんなところで 無駄死にし
- あんたかっ もとさつまはん いしんしし
第二十四話
- 黒幕は あんたかっもと さつまはん
- 言われたっ てーっ誰だか わかんねー
- 功績を 挙げたっいしん さんけつの
- 権力の 頂点に居る おだいじん
- 必要が あった話を 聞いてくれ
- 決着は 次の機会に あとまわし
- なのだがっ どうもみぶろの 考えて
- 寝ぼけるな この一件に 巻き込まれ
- ござらんっ 話はここに 居るみんな
- 完全に 影に徹した ゆえっその
- そうかーっ シシオは死んだ のではなく
- 漏らせぬー 裏の所業の 実行車
- 抱えたっ 危険人物 でもあった
- 実力と 存在を知ら しめるため
- 日本は シシオ一人の 手のひらで
- 全身を 炎に焼かれ ながらもっ
- 形成し きょうとを拠点 としてこの
- ケンシンに シシオマコトを 暗殺し
- 今までの 違法行為を 超法規
- 要するに 全ててめーら の卑劣な
- 難しい そういうことだ いい返事
- 逃げ場所が あるぞ地獄と いう場所が
- 自分たち だけでめいじを 築いたと
- 人生を かけたっ俺が 密偵と
- ハークション やだフジタさん 汚いっ
- どう出るっ バットウサイっ 拙者はー
- ござるから ねーっそれにー 居た居たー
- 今日よねっ 例の返事を する日気に
- オオクボの 屋敷はわかっ てるのかよ
- キオイザカ あたりに行けば 多分はち
- はちあうで ござるっじゃあっ 私たち
- なるからっ 一人がいいで ござるよっ
- ものだがっ しょせんは無駄な 悪あがき
- この国は 俺がいただく だそうです
- 俺たちの 前に誰がっ 既にもう
- 俺たちが 仕留めたんだっ シマダーっ
- なかったっ オオクボさんっ あなたもっ
- 維新後っ 10年を経た 何をなし
- といえばっ 恥ずかしながら 実績が
- 完成を 見るっネイション ステートっ
- 再びっ 流れ始める こんな夜
- 殺された ええ号外で 知ってるっ
- サイトウの ときも同じく そうだった
- ござるよっ ジンエのときは カオルどの
- 戻ったが サイトウのとき はただただ
- 引き止めて くれた私は 人の過去
- カオルどの たちを危険に 巻き込みっ
- るろうにっ また流れるで ござるたっ
- 漆黒の 闇の中へっ 一人消え
- おぬしがっ シシオマコトで ござるかっ
戻る